本当は怖い家庭の医学ザ!世界仰天ニュース(TV)/一般有名人の症例集2007〜08/2009〜生活の中の医学〜2009 / 2010〜

2012年01月17日

元アルゼンチン代表監督で、UAEのアルワスルを指揮するディエゴ・マラドーナ氏(51)が、腎臓の結石を取り除く手術を受けていたことが分かった。

クラブの発表によると、同監督は15日の朝に痛みを訴えて地元の病院に入院20+ 件。同日に受けた手術は成功し、16日に無事に退院したという。
(マラドーナ氏 腎臓の結石除去手術成功)

腎結石とは


尿路内,特に腎盂、腎杯にできた結石を腎結石といいます。尿中に溶解している物質が析出し、それがさらに凝集・成長し結石となります。砂状の小さな結石から、腎盂、腎杯に広がる珊瑚状結石まで大きさはさまざまで、数も単発から多発結石まであります。

生活習慣の欧米化に伴って増加傾向を示し、生涯罹患率が男性9%、女性4%となる一般的な疾患です(生涯罹患率は10人に1人に迫り、5年再発率は約40%とされている)。結石成分は、シュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムの各単独と混合結石(カルシウム含有結石)をあわせると85%を占めています。

腎結石の症状としては、軽度の腎部の鈍痛を訴え、時に肉眼的血尿となります。腎結石が嵌頓すると、腰背部が痛みます(尿管結石は腰背部から側腹部の疼痛と、陰嚢、大腿部に放散する痛みが特徴的)。この痛みは激烈で、悪心、嘔吐などの消化器症状と、顔面蒼白、冷汗、血圧低下などのショック様症状を伴うこともあります。Juanitaさんの場合、以前にもこうした症状があり、診断されたこともあったのかもしれません。その結果、「腎結石」と思ったようです。

こうした疝痛発作時には悪心やイレウスなどの消化器症状を伴うので、消化器疾患や婦人科疾患と誤診されることもあります。また、上部尿路結石であっても、側腹部痛や腰部の鈍痛程度のものから、なかには痛みを認めないものもあります。

移動がない結石は通常無痛性ですが(silent stone、尿管に下降すると激烈な疼痛発作をきたします。結石の長径が5 mm以下の小結石は下降速度もはやく、痛みが強いという特徴があります。逆に、10 mm以上の尿管結石は、疼痛が少ないが自然排石も期待しにくいです。さらに、感染を合併すると腎盂腎炎様症状が出現することもあります。結石が尿路を閉塞して乏尿や排尿困難をきたす場合があります。

検査としては、まず血尿があるかどうか、尿検査にて検査します。また、カルシウム結石はX線非透過性であり、単純X線写真上確認できます。超音波検査は結石を検出できるほか、腎盂、尿管の拡大などの検索もできるので非常に有用です。このように、疼痛部位と腎とが一致し、水腎症を認め、血尿があれば診断はより確実になります。

治療としては、以下のようなものがあります。続きを読む


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2012年01月03日

1月2日(月)、漫画原作者・小説家で、世界空手道連盟・真樹道場宗師の真樹日佐夫氏が急性肺炎のため、死去した。享年71歳。

関係者によると、真樹氏は2日の午後、神奈川県の逗子マリーナで自身が保有するヨットに乗船しようとした際に倒れて意識不明となり、そのまま県内の病院に搬送され、17時34分に息を引き取った。真樹氏は年末から体調を崩して声が枯れており、本人も周囲も風邪だと思っていたという。

真樹氏は故梶原一騎氏の実弟で知られる。漫画原作者として『ワル』を手がけ、作家として高森真士(たかもり しんじ)というペンネームで活動し、『凶器』で1968年にオール讀物新人賞を受賞。近年では『サンデージャポン』のサンジャポファミリーとしてVTR出演し、『作家生活50周年記念パーティー』には約1000人の関係者が参加した。
(訃報:真樹日佐夫氏が急性肺炎で死去)

肺炎とは


肺炎とは、肺胞や肺間質に生ずる炎症のことを指します。原因は種々の微生物や化学物質、物理的、免疫学的要因など、さまざまなものがあります。また、間質(肺胞壁)を病変の主座とする炎症性疾患を「間質性肺炎」と言います。こちらは一般的にいう「肺炎」とは、異なっています。

一般的には肺の急性感染症として理解され、細菌性肺炎が主だったものになります。
日本人の死亡率の第4位を占める疾患は肺炎であり、85歳以上の高齢者では肺炎が死亡率の第2位となり、治療薬として優れた抗菌薬を用いても高齢化社会が進むわが国では大きな問題となっています。

罹患場所によって市中肺炎(普通の生活のなかで発症した肺炎)や院内肺炎(病院で治療中の患者、他の疾患を持つ患者に発症した肺炎)と分けたり、他にも感染した細菌やウィルスなどで分類したりします。

起炎微生物の種類としては肺炎球菌とレジオネラの2菌種が重症肺炎の原因菌となり、注意する必要があります。市中肺炎で最も頻度の多い原因は、肺炎球菌です。特に、ウイルス感染や喫煙で気道の線毛運動によるクリアランス機構(細菌を排除する機能)が障害されると、細気管支や肺胞腔内に吸入されて、肺炎が起こってしまいます。

一方、院内肺炎は何らかの基礎疾患をもち入院中の患者に合併する肺炎で、入院後48時間以降に発症したものと定義されます。

市中肺炎と異なり、すべての患者が何らかの基礎疾患をもち、そのために易感染状態にある可能性が高いです。また、治療や検査に伴うさまざまな医療行為による感染防御機能の低下もしばしばみられるので、自らの生体常在菌や病院環境に特有の弱毒性耐性菌がその原因菌となることも少なくないです。

頻度の高い原因菌としては、MRSAを中心とする黄色ブドウ球菌、あるいは緑膿菌、肺炎桿菌、大腸菌などのグラム陰性桿菌群などであり、市中肺炎と同様の肺炎球菌や嫌気性菌群も重要な原因菌となります。

肺炎の治療


肺炎の治療としては、以下のようなものがあります。続きを読む


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2012年01月02日


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2006年02月27日より運営している医学系ニュースサイトです。
当初はレポートの掲載や医師国家試験の問題解説を行っていましたが、そちらは『医学生のレポートやっつけサイト』に移行しており、こちらは医学ニュースを取り扱うこととなりました。
国内の3大疾病である癌、脳卒中、心筋梗塞から稀な難病、最新の治験・治療法など、学んだことを記していきたいと思います。時には微笑ましいニュースから、社会的な関心事となっている医学の問題、感動的な闘病記など、幅広く取り扱っていきたいと思います。
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