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クリステン・ジョンストンさん、ループス脊髄炎と診断される

映画『ラブソングができるまで』『フリントストーン2/ビバ・ロック・ベガス』などで知られる女優のクリステン・ジョンストンが、珍しい自己免疫疾患と診断されていたことをFacebookで明らかにした。

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それによると、4月から全身疲労のため動くこともままならず、階段の上り下りはもちろん、座っている状態でも首にギブスを付けていないと頭を持ち上げていられなかったという。できる限り仕事を続けたクリステンは、11月に難病患者が訪れることで知られるメイヨー・クリニックに数週間検査入院をしたところ、ループス脊髄炎を患っていることがわかったそうだ。

きちんと診断されたことで治療方法も決まり、あとは回復を待つだけとのこと。彼女は自分が病気であることを宣伝したかったわけではないと念を押し、現在、出演中のテレビドラマ「ザ・エクシズ(原題) / The Exes」から数エピソード消える理由を事前に説明しておきたかったそうだ。ドラマの方は、姉妹役でレア・レミニが登場し、ストーリーをつなげることになっているという。
(『ラブソングができるまで』のクリステン・ジョンストン 自己免疫疾患で動くことも困難に)

ループス脊髄炎とは


ループス脊髄炎は、全身性エリテマトーデス(SLE)にともなう疾患です。全身性エリテマトーデス(SLE)は、原因不明の多臓器を障害する慢性の全身炎症性疾患です。膠原病を代表する疾患であるとともに、多彩な免疫異常を基盤とする代表的な自己免疫疾患でもあります。

ループスlupusとはラテン語で 「狼」 の意であり、もともとは皮膚結核の一種である尋常性狼瘡lupus vulgarisを指す言葉でした(狼が皮膚を食い荒すように進行することからこの名前で呼ばれる)。SLEの頬部紅斑の分布が尋常性狼瘡に類似することからlupusの名称が当てられるようになりました。現在では、ループスといえばSLEのことを指すようになっています。

SLEの場合、鼻梁から両頬部に広がる蝶形紅斑は半数に認められ、特徴的な皮疹となっています。その他の皮膚・粘膜症状として,手掌や爪周囲の紅斑、皮膚血管炎による爪周囲や指尖部の梗塞、上下肢の網状青色皮斑、頭髪の大量脱毛、口腔鼻咽頭の無痛性潰瘍などが認められることもあります。

これらの皮疹は日光・紫外線への曝露によって増悪することが多いです。また長時間の日光被曝により、皮膚の水疱形成など異常な皮膚反応や全身症状、活動性の増悪をみることがあり、光線過敏症と呼ばれることもあります。続きを読む

今季もインフルエンザが流行中、昨年より1週間遅れ

都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数によると、第51週(12月16日から22日)の全国の定点当たり届出数が1.39人となり、流行の目安とされる「1人」を超え、流行入りしています。全国的な流行入りは、昨シーズン(第50週)より1週遅れとなりました。

東京都も1.11人と全域で流行入りし、埼玉県が2.30人、栃木県が1.43人、千葉県が1.35人、茨城県が1.04人、神奈川県が1.03人となっています。

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山口大病院の腎臓摘出手術でミスが起きたワケ

山口大医学部付属病院で24日、腎臓癌の50代女性患者から左腎臓を摘出する手術で、腎動脈と誤認して別の動脈を切断するなどし、女性が肝不全などを起こして死亡したと発表しています。



病院によると、10日に腹腔鏡手術を実施し、40代の執刀医が腎動脈と誤認し、上腸間膜動脈と腹腔動脈を切断、さらに右腎動脈に誤って止血クリップをかけてしまった、とのこと。手術後、血便があったことなどから、誤切断の可能性があると判断し、11日未明に緊急手術を行ったが、女性は12日夜に死亡したそうです。
 
詳しくは山口大医学部附属病院のHP「本院における医療事故の発生について」に記載されています。

さて、この手術は医師の間でも非常に注目を集めているようで、医師の情報共有掲示板m3.comの中でも話題のスレッドになっています。そこで議論が行われておりますが、手術ミスがどうして起きてしまったのかについても多くの意見が寄せられていました。その中で的を射ていると考えられる発言内容をご紹介させていただこうと思います。続きを読む

ナイナイ・岡村、男性型脱毛症の治療薬を内服していた

2013年12月26日放送のニッポン放送系のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木 25:00 - 27:00)にて、お笑い芸人の出川哲朗がゲスト出演していた。そこで、出川哲朗に暴露される形で、お笑いコンビ・ナインティナイン・岡村隆史が、男性型脱毛症(AGA)の治療薬を内服中であると告白していた。

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岡村隆史:非常に良いにくい話なんですけども…。この2013年、出川さんが仰ってたように、薄毛を気になり始めていました。

矢部浩之:それは言うてたやん。

岡村隆史:はい…。「ハゲるなら、ハゲ上がれ!」と言ってきましたが、ハゲたくありません!

矢部浩之:ふふ(笑)どうしたの?

岡村隆史:その一心で、病院に駆け込んでしまいました!

岡村隆史:前髪を上げた写真と、脳天の写真を撮られてやなぁ。

岡村隆史:「これから診断しますんで」って言われとんねん、こっちは(笑)

矢部浩之:先生に色々言われたこと教えてよ。説明、受けるんでしょ?(笑)

岡村隆史:「これは考え方です」と。「岡村さんの今のままでも、僕はハゲではないと思います」と。

矢部浩之:なるほど(笑)

岡村隆史:「歳相応の髪型だと思います」と。

岡村隆史:「もっと若くしてハゲる人はいますけど…岡村さんが考えられる43歳の髪型は、どこにありますか?」って訊かれて。

矢部浩之:なるほど。

岡村隆史:「僕が思ってる43歳よりかは、少なめではないか、と思います」って。「ならば、しょうがないですね。地道にやっていきましょう」って。シャンプーやら、頭に塗る育毛剤を支給されて。普通にしてたら、人間、年を重ねると抜けてきます、と。

岡村隆史:抜け始めた人の資料があって。「治療し始めた方の写真です」っていうて、「1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月…」って経過で、結構、フサフサってなってたから、「先生…僕もこうなりたいです」っていうふうに、お答えしたんです。
(ナイナイ・岡村「薄毛治療薬を内服中」と告白)

男性型脱毛症とは


脱毛症とは、毛髪が異常に脱落する状態だけでなく、毛は抜けないが毛の質や太さ、色調などが変化し、毛がまばらに見える状態も含まれます。分類としては、先天性か後天性か、誰にでも起こるものか病的なものか、他病の一症状かどうかなどによって分けられます。代表的なものには、円形脱毛症や男性型(壮年性)脱毛症があります。

特に、男性型脱毛症で悩まれている方は多いようで、成人男性(5013万人)のうち推定薄毛人口は1342万人で、薄毛率は26.78%であり、1982年の第1回調査に比べ722万人増、薄毛率は1.72倍になっているそうです。

中でも、男性型脱毛症(androgenic alopecia;AGA)とは、いわゆる男性ホルモンが関与する脱毛症です。思春期過ぎより、遺伝的基盤をもつ男性の頭頂部から前頭部の毛が薄くなってくる状態を指します。

男性ホルモン作用により、太く長い終毛が細く短い軟毛に変化し禿げたようにみえる状態(硬毛の軟毛化)であり、初期には毛の数は変わらないが後に減少します。

原因としては、毛周期において成長期が短縮し、休止期毛の割合が増加してくることが考えられます。毛周期とは、毛髪の生え変わる様子を説明したもので、毛器官の周期的な組織変化(生えてから抜け落ち、また生えるまでなど)を指します。

具体的には、「成長期(2〜6年)→退行期(2週間)→休止期(3〜4カ月)→成長期…」となっています。毛髪を産生する時期を成長期といい、一定期間続くと毛母を含む毛球は萎縮して退行期に移行します。退行期の毛根部は、アポトーシスにより次第に退縮して休止期毛器官となります。

平均的な頭髪の本数を10万本とすると、1日50〜80本程度の抜け毛は生理的脱毛の範囲ということになります。ですが、男性型脱毛症(AGA)になってしまうと、成長期が始まったかと思うと、すぐに退行期に突入。毛髪が太く長く成長せずに、細く短いうぶ毛のような状態(軟毛)のまま抜けてしまいます。続きを読む

手術中、患者の肝臓に「焼印」をした医師、停職処分

英国の医師が、手術した患者の肝臓の表面に自分のイニシャルの「焼き印」を入れた疑いが浮上し、停職処分を受けた。英メディアが24日、報じた。



英各紙によるとイングランド中部バーミンガム(Birmingham)にあるクイーン・エリザベス病院(Queen Elizabeth Hospital)の医師が患者を手術した際、肝臓に「SB」というイニシャルがあるのを見つけて問題が発覚。病院は、以前この患者の手術を執刀したサイモン・ブラムホール(Simon Bramhall)医師を内部調査が終わるまで停職処分にすることを決めた。

英紙デーリー・メール(Daily Mail)は、ブラムホール医師はアルゴンガスで自分のイニシャルを肝臓に焼き付けたと報じている。
(患者の肝臓にイニシャルを「焼き印」、英医師に停職処分)

「アルゴンガスで自分のイニシャルを肝臓に焼き付けた」という記載がわかりにくいかと存じますので、補足を致します。これはつまり、電気メスの一種で肝臓を焼いてイニシャルを書いた、ということです。

ABC凝固(アルゴンガスコアギュレーター)というものがあり、これはアルゴンガスを媒介として使用し、直接組織に接触することなく高周波エネルギーを目的の部位に当て、凝固止血を行う装置です。
 
「電気メス」というと、これは高周波電流を用い、電気凝固を行うものです。
一方、ABC凝固(アルゴンガスコアギュレーター)は、先端からアルゴンガスを噴出し、目的とする組織との間にアルゴンガスの流れができて、ここに高周波電流が流れるため、アルゴン分子がイオン化され、放電が安定化し、高周波電流により生じた熱で凝固がおこります。また、このガスの流束は、組織表面の血液を排除するため、組織の止血を効果的に行うことが出来るといった利点があるそうです。
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2006年02月27日より運営している医学系ニュースサイトです。
当初はレポートの掲載や医師国家試験の問題解説を行っていましたが、そちらは『医学生のレポートやっつけサイト』に移行しており、こちらは医学ニュースを取り扱うこととなりました。
国内の3大疾病である癌、脳卒中、心筋梗塞から稀な難病、最新の治験・治療法など、学んだことを記していきたいと思います。時には微笑ましいニュースから、社会的な関心事となっている医学の問題、感動的な闘病記など、幅広く取り扱っていきたいと思います。ブログパーツ
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