2007年04月
2007年04月30日
光感受性発作−映画「バベル」を観るときは注意して
映画では、開始から約1時間20分後に菊地凛子さんが演じる高校生がクラブで踊る場面で、クラブの照明が1分程度、速い点滅を繰り返す。同館が配布した文書は「このシーンになりましたら、スクリーンから適度に目をそらされるか、直視し続けないことをお薦めします」としている。
同館では28日に女性5人、29日には男性1人が体調不良を訴えた。配給会社に問い合わせたところ、「対応は劇場に任せる」との返答があったといい、同館は29日から上映前に文書の配布を始めた。
また、四日市市の「109シネマズ四日市」でも28日、夫婦で見に来ていた年配の男性が上映中に体調不良を訴えた。
バベルは、菊地さんが米アカデミー賞助演女優賞にノミネートされるなど話題を呼んでいた。
(映画「バベル」鑑賞し体調不良 映像点滅で吐き気など)
光感受性発作とは、1997年12月16日にテレビ東京系列で放送されたテレビアニメ『ポケットモンスター』第38話「でんのうせんしポリゴン」の映像によって、大勢の子どもたちがけいれんなどの発作を起こした事件で記憶に新しいと思います。
光感受性発作は、光などの視覚刺激によって誘発される発作で、めまいや吐き気、頭痛、全身のけいれんなどの症状が見られます。
視覚刺激によって発作を起こす光感受性発作の患者は約4000人に1人の割合ですが、健常者でも9歳から15歳の子供の約10%は光感受性の素質を持っていると言われています。テレビ映像のなかでは、1秒間に10回から30回で点滅する光、特に赤い色の点滅やコントラストの強い画面の反転、規則的なパターン模様が発作を引き起こしやすいと言われています。
同様のことが、「バベル」の鑑賞中に起こったようです。クラブの照明が1分程度、速い点滅を繰り返すシーンでは、見続けないほうが良い、とのこと。暗い映画館の中ですのでは、起こる可能性が高まりそうなので、是非ともご注意を。
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友人の卵子を体外受精へ−西日本で不妊治療団体が容認
西日本の不妊クリニックが、友人から提供を受けた卵子を使う不妊治療を計画していることが29日、わかった。日本産科婦人科学会が会告(指針)で禁じている方法だが、この施設を含む20の不妊治療施設で作る「日本生殖補助医療標準化機関」の倫理委員会が先月、実施を認めたという。
厚生労働省の審議会部会が2003年にまとめた報告書では、匿名を条件に他人からの卵子提供を認めるとし、同学会の倫理審議会も同様の答申を出している。だが、今回のケースは、友人からの提供のため匿名性は守れない。
同機関理事長で「広島HARTクリニック」院長の高橋克彦医師によると、卵子の提供を受けないと妊娠できない女性がいることを、学会や厚生労働省に改めて認識してもらうことが目的だという。
同様の不妊治療では、1998年に諏訪マタニティークリニック(長野県)の根津八紘院長が、妹から卵子提供を受けた体外受精の実施を公表。同学会は、指針に違反したとして根津院長を除名処分にした。
高橋医師は「国や学会が結論を出さないまま時間だけが経過している。待ち望む患者に意識を向けてもらいたい」としている。
(友人の卵子を体外受精へ−西日本で不妊治療団体が容認)
日本産科婦人科学会、政府、そして医療機関…とさまざまな"方針"が存在している現状。はたして、どれが不妊に悩む人々、生まれてくる子供達にとって最良な指針なのか、ますます混迷としてきます。
ですが、このような状況は「日本産科婦人科学会の指針に対する疑問・不信」が存在しているということを暗に示しているようにも思います。こうした"草の根からの医療機関が発する声"が、いつか届けば、と願わずにはいられません。
少なくとも、体外受精に関する問題は、お偉方の「鶴の一声」だけで、決定されてしまうような議題ではありません。現場での不妊に悩む夫婦に対して、どれだけ耳を傾けているのか、といったことが問われているのではないでしょうか。
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1カ月で2万部 「聴診器ブック」が売れたワケ
聴診器は国内で50%近い市場シェアを持つ、最大手メーカーのケンツメディコ(埼玉県本庄市)が製造を担当。看護師が業務で使っているものと同等の性能を持つという。価格は2,415円。
「『新しいライフスタイルの提案を読者にしたい』と、2年近く前に相澤先生から提案をいただいた」と、日本実業出版社の大西啓之(ひろし)企画戦略室長は明かす。初めて手がける商品で、メーカー選定や価格設定を慎重に進めたため、発売までに時間がかかった。
大西室長によると、購入者はメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)などに悩む中高年の男性やその妻、小さい子供を持つ親など。ここ数年の健康志向の高まりが追い風となっている。
ケンツメディコによると、聴診器の市場規模は年間20〜30万台で、購入者のほとんどは医者や看護師。それとは別に、宝の山があったわけだ。
意外な購入者もいるようだ。それはペットの飼い主。「愛犬や愛猫の鼓動を聞いてみたいという人が多いようです」と大西室長。ネットのブログでは、犬や猫の鼓動を聞いた飼い主の書き込みが増えている。
販売方法を工夫したことも売り上げに寄与した。特殊な商品のため、販路を大手の書店やインターネット書店に限定。代わりに専用コーナーを設けるなど、目立つ場所に置いてもらった。
東京駅前にあり、ビジネスマンが多く立ち寄る丸善丸の内本店(東京都千代田区)は、1階の総合書籍売り場などで販売。3月29日の週にはノンフィクション部門の週間ランキングで2位に食い込み、4月16日の週でも6位にとどまる健闘をみせている。
日本実業出版社では、すでに第3刷の増刷を決めたほか、聴診器以外の健康チェック器具についても検討しており、年内にも発売したい意向だ。「これからどれだけ売れるか全く予想がつかないが、個人的には10万部台をねらっている」。大西室長は高ぶる動悸をおさえつつ話した。
(「聴診器ブック」売れてます!1カ月で2万部)
聴診器は、胎音を聴きたいという夫婦にも人気があるようです。
それ以外に、「自分の体調はどうだろうか?」と思い、手軽に調べることができる聴診器の使用法を調べたい、という方々もいらっしゃるということですね。
医学生がよく使っているリットマンなどの聴診器は、1万五千円程度ですので、「お遊びで使うのにその値段では…」ということで、一般の方々は、なかなか手が出ないようです。
ですが、上記で挙げられている聴診器は、3,000円しないということで、手軽に購入できるもののようです。
ちょっとしたコスプレ感覚で、聴診器で遊んでみるのはいかがでしょうか。
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守秘義務はどこへ? 死亡妊婦カルテがネット流出
高崎さんは昨年8月、頭痛を訴え意識不明になったが、主治医はけいれんと判断。死因は脳内出血だった。遺族らによると、同年10月に高崎さんの死亡が報道された直後から、医師免許を持つ人しか利用できない「国内最大級」をうたう掲示板で議論が始まった。
同月中に、ある仮名の利用者が「カルテのコピーを見ました。コピーはもう返却しました」などとして、高崎さんが8月7日に入院するまでの記録や診療の詳細など、遺族も知らない内容を書き込んだ。
遺族は「女性にとって大切な情報がいとも簡単に流された。医師のモラルとしてあってはならないこと」と憤っている。ネット上で流出情報を基に遺族らへの中傷も相次ぎ、掲示板では「医師に責任はなかった」とする意見が多いという。
(死亡妊婦カルテがネット流出 医師掲示板から)
医師の守秘義務は、医師法ではなく、刑法(刑法第 134 条 秘密漏示)に定められています。
医師、薬剤師、薬種商、産婆、弁護士、弁護人、公証人又ハ此等ノ職ニ在リシ者、故ナク其業務上取扱ヒタルコトニ付キ知得タル人ノ秘密ヲ漏泄シタルトキハ六月以下ノ懲役又ハ百円以下ノ罰金ニ処ス
もちろん、個人を特定できるような情報を、掲示板に掲載するなどは出来るはずがありません。しかも、"ネット上で流出情報を基に遺族らへの中傷も相次ぎ"なんて状況は、あってはならぬものです。
単に倫理的な問題を含む事柄ではなく、「秘密漏示」は"刑法"に触れている行為です。モラル云々という問題以上のことです。医師専用の掲示板とのことで、気がゆるんだのかも知れませんが、今後はこのようなことが起こらぬよう、規約や対処法を考える必要があるようです。
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