今日の一問(問題)
色素性母斑は真皮メラノサイトから生じる。



(答え)×

(解説)色素性母斑とは、母斑細胞母斑ともいう(というか、診断名では母斑細胞母斑を使うべき)。母斑細胞の増殖による母斑であり、小さなものはいわゆる"ほくろ"である。
 
神経堤由来の母斑細胞が異常増殖することにより、黒褐色の色素斑が皮膚に生じる。神経堤由来の細胞にはメラノサイトとSchwann細胞があるが、このどちらにも分化しきれずに中途半端のままになっているものが母斑細胞である。一般的に遺伝性を認めない。

[補足]ダーモスコピー所見で陽性のものは経過観察します。手のひらや足の下など、刺激の加わりやすい所に出来ているもの、美容上大きな問題があるもの(つまり見た目が悪いもの)は、外科的切除やレーザー治療を行います。

…私も、脚にできた大きなほくろを手術でとりました。やっぱり、見た目が悪いですからね。悩んでいる方は、一度病院(皮膚科)でご相談してはいかがでしょうか?
 
ちなみに、真皮メラノサイトから生じるのは青色母斑、太田母斑、後天性真皮メラノサイトーシスなどがあります。また、蒙古斑も胎生期の真皮メラノサイトーシス由来です(ご存じの通り、自然消失します)。