今日の一問各論3 「皮膚・頭頸部疾患」
(問題)
汗孔角化症はPUVA療法の適応疾患である。



(答え)×

(解説)
PUVA療法の適応は以下の疾患。
1.乾癬
2.尋常性白斑
3.菌状息肉症
4.円形脱毛症
5.掌蹠膿胞症

汗孔角化症とは、四肢や体幹、顔面に散在する、辺縁が縁取り上に隆起した円形かつ褐色の常染色体優性遺伝の慢性進行性角化性病変である。

自覚症状はないが、慢性に進行し、稀に有棘性細胞癌などに移行する。コロノイド層板cornoi lamellaと呼ばれる不全角化細胞の柱が特徴的な病理所見である。治療は、外科的切除やエトチレナート内服である。

[補足]
播種状表在性光線角化症は、成人女子に多く日光露出部に発生するが、他病型(Mibelli型,掌蹠角化型)は男子に多く、小児期発症である。Mibelli型は四肢,顔頚部,外陰に好発し、小さな角化性丘疹が周辺に拡大し、中央は陥凹・萎縮,辺縁では堤防状に角質増殖をみる。