2006年03月31日

Crohn病&潰瘍性大腸炎

炎症性腸疾患
※拡大してください


○Crohn病
・10〜20歳代に好発
・腹部を中心とした下腹部痛(回盲部痛)を呈し、しばしば下痢、発熱、低蛋白血症、 体重減少、難治性痔瘻を伴う。
・WBC↑、CRP(+)、赤沈↑、α1アンチトリプシン↑
・注腸造影や内視鏡検査で、回腸末端を中心に区域性病変(Skip lesion)、縦走潰瘍、 Cobblestone appearance、痔瘻、肛門病変が見られる。
・生検により、全層性炎症、非乾酪性肉芽腫性病変がみられる
→Crohn病と診断
・First Chiceは栄養療法で、必要に応じて薬物療法(ステロイド、サラゾピリン、  ペンタサが基本)

○潰瘍性大腸炎
・若年成人に好発
・発熱、腹痛、下痢、血便or粘血便を繰り返す。
・注腸造影、内視鏡検査では、直腸により始まる連続性病変を呈し、ハウストラの消  失(鉛管状)と偽ポリポーシス・陰窩膿瘍
→潰瘍性大腸炎を疑う
・軽症例には薬物療法(サラゾピリン、ペンタサが基本)がFirst Chice
 重症例にはステロイド
・外科的治療の適応は、
 絶対適応:大出血、狭窄、穿孔、改善しない中毒性巨大結腸症、癌化
 術式:結腸全摘+直腸粘膜抜去+回腸肛門吻合

[ゴロ合わせ]Crohn病の特徴的所見
「SCA GF(スカンジナビアのガールフレンド)」
Skip lesion(非連続性病変)          
Cobblestone appearance(敷石像)          
All layer lesion(全層病変)         
Granukoma(類上皮肉芽腫の存在)
Fissure(瘻孔、裂溝の存在)

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