ジェネリック医薬品…聞いたことがあるとは思われますが、実際に「利用している」という方は、どれくらいいらっしゃるのでしょうか?

「医療費が安く済む」という、漠然としたイメージがあるのではないかと思いますが、私はその詳細をよく知りませんでした。

そんなわけで、今回、調べてみたいと思ったわけです。

まず、「医薬品とは何か?」という話から。

医薬品には、一般の薬局・薬店で販売されている「一般用医薬品」と、医師から処方される「医療用医薬品」があります。
そして、この「医療用医薬品」は、新薬(先発医薬品)とジェネリック医薬品に分けられます。

もともと、ジェネリック医薬品は欧米から広まりました。
医療先進国の欧米では、医師が処方せんに医薬品を指定するときには、一般的に有効成分名を記入しているそうです。
有効成分名で処方されると、多くの場合価格の安いジェネリック医薬品が選択され、"有効成分名=一般名generic name"であることから、ジェネリック医薬品と呼ばれています。

…以上が概念です。

「風邪をひいてしまったから、ちょっと病院に…」といった場合は、「1回だけだから」という感じで、特に薬の値段などは考えないかも知れません。

しかし、これが慢性的な疾患の場合は、そうはいきません。
たとえば、血糖値のコントロールをする糖尿病の薬などは、毎食ごとに飲まなければならない…ということになってしまうわけです。

そこで、ジェネリック医薬品の登場です。
ジェネリック医薬品を利用することで、薬にかかる費用が安く済むわけです。

ですが、「それを利用したい…」と思った場合、あなだったらどうしますか?

「担当医に相談する」と言うかも知れませんが、医師も薬の値段まで把握しているのでしょうか?また、急に言われても、すぐに対応できますでしょうか?

…と私は疑問に思ったわけです(まぁ、医師はそのニーズに応えるべきだとは思いますが、現実論として)。

…なので、患者さんの側から、「こういった薬を使いたいんですが、いかがでしょうか?」と訪ねてみてはいかがでしょうか?

現在、薬のことをしらべるサイトは、数多く存在します。
患者さんにわかりやすいサイトとしてはコチラ→かんじゃさんの薬箱
詳しくはジェネリック医薬品検索

また、現在では詳しい処方箋が手渡される病院が多くなっています。
一度、そういったものを見直して、どんな薬を飲んでいるのか、調べてみてはいかがでしょうか?

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