
下半身が結合した双生児の分離手術はこれまでにも例はあるが、同病院は「心臓と肝臓を分離する手術の成功例は世界で初めて」としている。
双生児はタイ人のパンタワンちゃんとパンワーちゃんの姉妹で昨年6月17日に誕生した。手術は生後8カ月が経過した今年2月20日に行われたが、姉妹の心臓は心室部分が結合し一部の血管もつながった状態で、約60人の医師と看護婦が加わり12時間を要した難手術だった。
(結合双生児の分離手術成功 タイ、心臓と肝臓が癒着)
「爆笑問題プレゼンツ世界のゴールデンタイム」という番組で、結合双生児の姉妹が取り上げられていました。ふたりを初めて見た母親は、すぐさま「このままのふたりを育てる」と宣言したそうです。その通り、ふたりは成長し、ともに学校生活や果ては自動車の運転までこなしていました。また、周囲の友人も、彼らをそのまま普通に認めている様子でした。この番組を観る限りでは、「結合したまま」という選択肢もあっていいのではないか、と思わされました。
ですが、結合双生児は臓器を共有していたりするため、どうしても生存年数が短くなってしまうといったことや、「自由になりたい」と望む双生児もいるという。また、手術もリスクが高い。
今回、難手術が成功したということで非常に喜ばしいニュースだと思われます。心臓の共有部もあったとのことで、非常に骨の折れる手術だったとのこと。無事に退院し、元気に生活することを祈っております。