林野庁は6日、花粉症対策を強化するため「花粉発生源対策プロジェクトチーム」を設置した。大都市圏に届くスギ花粉の発生源地域を特定したうえで、花粉が少ない品種に植え替えるなどの対策を優先的に講じる。5〜10年後を目標年次とした「実行プログラム」を8月までに作成する予定だ。
(発生源対策プロジェクトチーム設置…林野庁)
今や国民病ともいえる花粉症。その切り札的対策として、2005年の時点で、東京都は今後十年間で多摩地区のスギ林約千二百ヘクタールを伐採する計画をぶち上げた。その年、初めて花粉症に見舞われた石原慎太郎都知事肝いりの政策で、花粉症患者から「英断」の声も上がっていた。
しかし、プロジェクトは数十年単位という長いもの。
「今ツライのを何とかしてくれ」という声には答えられそうになかった。しかし、今回の「花粉発生源対策プロジェクトチーム」は、発生源を特定し、局地的に植え替えるというもの。目標が5〜10年ということなので、だいぶ近くなってきた。
そもそも杉が日本にこれだけ多いのは、戦後の国策のなせる業によるもの。そのツケを今になって返している、ということを考えると、ちょっと切なくなってくる。
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(発生源対策プロジェクトチーム設置…林野庁)

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