厚生労働省は26日、都道府県別の死亡率をまとめた05年の「年齢調整死亡率」を発表した。全国の10万人当たりの死亡率は男593.2(前回比41ポイント減)女298.6(同25.3ポイント減)で、ともに5年前の調査より低下した。

死亡率が最も低かったのは男が長野県、女は島根県だった。
(死亡率が最も低い県は?)


都道府県別に、死亡数を人口で除したものが、「粗死亡率」です。

この「粗死亡率」を比較すると、各都道府県の年齢構成に差があるため、高齢者の多い都道府県では高くなり、若年者の多い都道府県では低くなってしまいます。
このような年齢構成の異なる地域間で死亡状況の比較ができるように年齢構成を調整した死亡率が年齢調整死亡率(人口10万対)です。
この年齢調整死亡率を用いることによって、年齢構成の異なる集団について、年齢構成の相違を気にすることなく、より正確に地域比較や年次比較をすることができます。

その求め方は、
年齢調整死亡率= {観察集団の各年齢(年齢階級)の死亡率×基準となる人口集団の各年齢(年齢階級)の人口}の総和/基準になる人口集団の総人口 
です。

この年齢調整死亡率は、当然、粗死亡率と乖離するものであり、実際の死亡数に繋がらず、一つの統計単独ではなく相対比較のための指標です。

男性では長野県、女性では島根県…それぞれの土地での女性、男性での結果はどうなのか知りたいところです。案外、男性では長寿でも女性では短命…なんていうこともあるのかも知れません。

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