医師の問いかけに応じ、体の具合の悪い個所を動かしながら答える“患者ロボット”を岐阜大大学院医学系研究科の研究チームが開発した。

珍しい症例をロボットの動きを通して医学生に診断させることが目的。症状のある部分を動かして見せる教材用ロボットは、世界で初めてという。

ロボットは成人女性がモデルで、人のように滑らかに動く。筋肉に力が入らなくなる重症筋無力症の症例では、ロボットが「まぶたが重たい」と話しながら顔の表情を変え、ゆっくり肩などを動かしながら背中を丸めて見せる。

開発チームの高橋優三教授(58)は「肩の関節や肩甲骨の動きを人間らしく表現するのが難しかった。今後は多くの症状をプログラムし、臨場感あふれる教材にしたい」と話しており、早ければ来年度のカリキュラムに登場する。
(「体動かし症状を答える」患者ロボ、岐阜大大学院で開発)


今後、「この患者の病名と治療法を答えよ」といった試験が行われるのでしょうか。特に、OSCEなどの"模擬患者"は、学生たちが演じていましたが、今後はこうしたロボが登場し、全国的に均一化したテストが行われることになるかもしれません。

ですが、やっぱりロボットと実際の患者さんでは、かなり違います。
気管内挿管を人形で練習したりしますが、人形では緊張もしません。ですが、実際に患者さんともなれば、「失敗できない」「傷つけてしまったら…」といったプレッシャーを感じてしまい、上手くいかないかも知れません。

やっぱり、臨床実習で実際に問診し、診察させていただくのが一番勉強になるように思います。

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