日立製作所は24日、減量を長く続けるのに有効なソフトウエアを開発したと発表した。毎日の行動や体重変化をパソコンに記録、インターネットを通じて保健師から激励やアドバイスを受け取れる。対話型なので長続きしやすく、生活習慣病の原因となるメタボリック症候群の克服につながるとみている。社員の健康管理を進める企業などを対象に、来年度にも製品化する。
 
身長や体重などの基本情報を入力すると、減量に必要な削減カロリーをソフトが自動的に計算。算出したカロリーは「1日30分歩く」「間食を3分の1する」など具体的な達成目標に換算して表示する。
(日立、減量に有効なソフトを開発・ネットを通じ保健師が激励)


最近、何かとよく聞く"メタボリックシンドローム"とは、内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に高血糖・高血圧・高脂血症のうち2つ以上を合併した状態です。

WHO、アメリカ合衆国、日本では診断基準が異なりますが、要は生活習慣病の三大要素(高血圧・糖代謝異常・脂質代謝異常)と内臓脂肪蓄積型肥満(いわゆるリンゴ型肥満)に密接な相関があり、特に内臓脂肪が「主犯」であるという考えで、WHOが『代謝症候群』という名称と、その診断基準を発表したことにより一般に知られるようになったようです。

日本の診断基準としては、以下のようになっています。
・内臓脂肪型肥満:臍レベル腹部断面での内臓脂肪面積100cm²以上とする(腹部CT撮影等により内臓脂肪面積を求める)。
ただし内臓脂肪面積を直接測定することは健康診断や日常臨床の場では容易ではないため、腹囲の測定により代用し、男性85cm以上、女性90cm以上を内臓脂肪型肥満と診断する。

この項目に加えて、以下の項目の中から2つ以上当てはまるものがメタボリックシンドロームである。

・高血糖:空腹時血糖110mg/dL以上

・高血圧:収縮時血圧130mmHg以上か拡張期血圧85mmHg以上のいずれか、又はいずれも満たすもの

・高脂血症:血清中性脂肪150mg/dL以上か、血清HDLコレステロール値40mg/dL未満

治療としては、進行防止・解消を目的に食事療法による摂取カロリーの適正化と、脂肪燃焼を促す目的での運動療法が基本となります。

一人では難しいことや面倒くさいということでなかなか続かないことでも、誰かに評価されていることやグラフで毎日の経過が追えたりすれば、少しは長く続けることが出来るのではないでしょうか。

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