JTB関東(さいたま市)は山梨県の清里高原で禁煙を目指す1泊2日の旅行商品を発売した。禁煙セラピーを手がけるハートエイド(東京・港、島田美帆社長)との共同企画商品で、晴天であれば屋外で「禁煙セラピー」を施す。早朝のヨガや温泉入浴などもそろえ、ゆったりと取り組めるようにした。
 
まずは6月16日出発のみ。東京・新宿から貸し切りバスで移動する。料金は1人6万8000円で、1人1室利用の場合は7万2000円。15―25人の利用者を見込む。
(JTB関東が禁煙ツアー)


たばこ依存はニコチンによる薬物依存症です。禁煙によりそこから離脱する際にはさまざまな心理的、生理的な症状が現れます。これらの症状を離脱症状といいます。

ニコチン離脱症状
・ニコチンへの渇望・落ち着きの無さ・集中困難・欲求不満・怒り
・抑うつ、不快・食欲亢進または体重増加・不安・不眠・徐脈

こうしたものが現れるため、また喫煙してしまう、ということです。

そもそもニコチンは、主に中枢神経および末梢に存在するニコチン性アセチルコリン受容体 (nAChR) に作用することで薬理作用を表すと考えられています。中枢神経において nAChR は広範囲に分布しているため、ニコチンは脳の広い範囲に影響を与えます。そのうち、特に依存性の形成に関与する部位として中脳辺縁系のドパミン神経系が挙げられます。

中脳の腹側被蓋野、側座核などの nAChR にニコチンが結合すると、直接的あるいはグルタミン酸の放出を介してドパミン系神経細胞の興奮を起こします。このドパミン神経系は「報酬系回路」として知られており、快の感覚を個体に与えるため、強化行動をひき起こします。

この離脱症状を抑えるため、旅行して気分転換、というのも良いかもしれませんね。ですが、ちょっと気になるのが1泊2日という期間の短さ。

果たして、帰ってきてからも禁煙を続けられるのでしょうか?

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