大人世代の男性の3人に1人が悩んでいるという男性型脱毛症「AGA」。額の生え際や頭頂部の毛髪が薄くなり、抜け毛が増えるのが特徴で、発症は体質的な要因によるとされてきた。この「AGA」に、最近、画期的な治療薬「プロペシア」が登場、注目を集めている。医師が処方する内服薬で、臨床試験では服用した半数以上の人の状態が1年で改善されたというから心強い。

だが、「プロペシア」を服用する「AGA」治療は、保険外診療。薬代は病院や医院によって異なる。

東京メモリアルクリニック・平山の場合は、「薬代は1錠250円。消費税を含めると1カ月で約7880円」(佐藤院長)。初診料3000円、再診料1300円が必要だが、「3カ月処方ができるので、1カ月の平均負担は、8200円程度です」と同院長。

3年経過後は2日に1回や3日に1回の服用でも髪を維持できることが多く、「平均負担は1カ月3000〜4000円に減る。1カ月維持費用が約2万7000円といわれるカツラに比べ、経済的な負担も少なくてすみます」
(AGAに髪の助け 飲む育毛剤「プロペシア」)


プロペシアは、「5αリダクターゼ阻害薬」というものです。
「5αリダクターゼ阻害薬」は、薄毛の原因である男性ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)が作られるのを阻害します。

毛髪が生え変わるヘアサイクルは、成長期(2〜6年)→退行期(2週間)→休止期(3〜4カ月)→成長期…となっています。ところが、AGAになってしまうと、成長期が始まったかと思うと、すぐに退行期に突入。毛髪が太く長く成長せずに、細く短いうぶ毛のような状態のまま抜けてしまうそうです。

このヘアサイクルの短縮をふせぐことが、治療には重要で、プロペシア内服などが必要になるようです。一ヶ月7,000円〜8,000円とのことで、ちょっと高めかも知れませんが、「ヤバイかも」と思い始めている男性は、病院で相談されてみてはいかがでしょうか。

【関連記事】
「薄毛と闘うSNS」が誕生

唐辛子と大豆で育毛効果 名古屋市立大教授ら実証