医師向け情報サービスのケアネットは医薬品の副作用情報を提供するサイトを開設した。米系の医薬品情報コンサルティング会社、アイ・エム・エス・ジャパン(東京・港、佐伯達之社長)と業務提携し、約2万種の医薬品の副作用など安全情報をデータベースにする。会員登録した医師・薬剤師は医薬品と副作用症状の関連性などを調べることができる。
 
製薬企業や国が持つ安全情報を一括して検索できるサイトは初めて。複数の医薬品を処方されている患者が副作用の恐れがある症状を訴えた場合でも、医師は原因となる医薬品を素早く特定できるようになるという。
(薬の副作用情報、医者向けにサイトで提供・ケアネット)


ケアネットにて、「安心処方infobox」という薬の安全性情報に特化したサイトが登場しました。副作用サーチから利用できます。会員登録(無料)が必要ですが、「器官から検索」など、感覚的に使いやすいインターフェイスです。

また、緊急安全性情報を即日に掲載していたり、メールにて知らせるなど、登録しておいて損はないサイトです。こうしたuptodateされた情報があれば、患者さんにも注意喚起しやすいかと思われます。

また、今さら人に聞けないくすりの基礎知識というコーナーもあり、薬剤師さんによる投薬方法のレクチャーが掲載されています。

膨大な数の薬の中で、副作用についての欲しい情報が必要十分に得られるサイトのようです。

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