脳動脈瘤のため入院、休養していたタレント光浦靖子(36)が、23日の文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(後1・0)でレギュラー復帰する。同番組で毎週木曜にレギュラー出演していた光浦は、先月20日に手術のため入院したが、10日ほどで退院。術後の経過は良好で、今月21日からテレビ収録などに参加している。
(頭部手術の光浦、ラジオでレギュラー復帰)


手術について、「麻酔が切れた時はびっくりするくらい痛かった」と振り返った。今でも興奮すると患部が痛むとあって、患部を氷のうで冷やしながらの生放送となったそうです。「テンションが上がると傷口が痛むんです。私を怒らせないでください」と明るく冗談交じりに話していた、とのこと。

どうやら、動脈瘤クリッピングによる手術をおこなったようです。これは、全身麻酔をかけ、手術で頭を開いて脳動脈瘤を露出させ、脳動脈瘤の根本に脳動脈瘤用の特殊なクリップをかけて、はさみつぶす方法です。

一方、血管内コイル塞栓術は、足の付け根から細いカテーテルを脳動脈瘤の中まで誘導し、ここからプラチナ製のコイルを脳動脈瘤の内部に何本も詰めていく方法で、「脳動脈瘤塞栓術」と呼ばれます。こちらのほうは、開頭せずに行います。

7月19日に入院し、今日、仕事に復帰することができたようです。
動脈瘤の血管壁は中膜を欠いているために破綻しやすく、多くの脳動脈瘤はクモ膜下腔に存在するので、クモ膜下出血の最大の原因となります。その予防的な意味で、手術を行ったと考えられます。

まだ無理はできないでしょうが、いつかは氷水へのダイブもいとわない、芸人魂を復活させて欲しいと思います。

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