元モー娘。の後藤真希が体調不良により、休養するとが24日、Hello!Projectの公式サイトで明らかになった。

「モーニング娘。誕生10年記念隊」のメンバーである、後藤は23日夜、体調不良により、診察を受けた結果、「“表層性胃炎”で1週間の安静が必要」と診断された。

24日、25日の名古屋『御園座』、27日の『ZeppFukuoka』、29日の『ZeppSendai』の公演は休むことになる。
(ゴマキが体調不良で休養へ 表層性胃炎と診断)


慢性胃炎の一型として、胃粘膜表層の炎症所見をいいます。胃鏡(胃カメラ)の所見として、粘液の増量によって生じた付着粘液、発赤、浮腫がみられます。あくまでも内視鏡観察時における胃内の粘膜変化を表現している用語です。

ちなみに慢性胃炎とは、胃の粘膜が持続的に炎症を起こし、粘膜の性状が変質する病気です。内視鏡検査によって診断すると、「表層性胃炎」、「萎縮性胃炎」、「肥厚性胃炎」の3つに分けることができます。

・表層性胃炎
胃の粘膜の表面だけに軽い炎症が起こったもの。そのまま萎縮性胃炎に移行するものもあります。

・萎縮性胃炎
胃の粘膜が薄くなり、胃腺が働かなくなって粘膜が萎縮してきます。高齢になるほど萎縮性胃炎の人の割合が増えてきます。

・肥厚性胃炎
萎縮性胃炎と逆に胃の粘膜が厚くなります。胃液や、その中の胃酸の分泌が増加し、過酸症がみられることがあります。

慢性胃炎の症状としては、上腹部の不快感や胃もたれなどがあらわれることがありますが、慢性胃炎特有の症状といったものはありません。また、長期にわたって自覚症状がない場合もあります。

疼痛は40〜85%にみられ、鈍痛のことが多いようです。また、膨満感、あるいは胃の存在を自覚するという訴えが20〜70%にみられます。その他、食欲不振、胸やけ、げっぷなどもしばしば認められます。

原因は一概には言えませんが、ストレスやアルコール、コーヒー、香辛料、冷たいもの、熱いものなど刺激物の過量摂取、アスピリンや抗生物質、非ステロイド性抗炎症剤、副腎皮質ステロイド剤など薬の副作用などがあることがあります。また、ヘリコバクターピロリが原因となることもあります。

治療としては、ガスターなどのH2ブロッカーの服用を行い、それで改善する人が多いようです。ピロリ菌の除菌を行うこともあります。

暑い日が続き、体調を崩してしまったのかも知れません。しっかりと休んで、また元気な姿をみせていただきたいと思います。

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