不倫関係にあった福岡市中央区の開業医(52)に復讐するため薬物を売っている、などと虚偽の内容を投書したなどとして、福岡県警早良署は26日、同市博多区住吉、無職、塩田美佳(40)ら男女3人を虚偽告訴の疑いで逮捕したと発表した。塩田容疑者は昨秋にインターネットにいわゆる「復讐サイト」を立ち上げ、金田容疑者はサイトを通じて知り合ったという。

他に逮捕されたのは福岡市城南区荒江団地、会社員、田中幸治容疑者(40)。
調べでは、塩田容疑者と金田容疑者は共謀し、昨年12月と今年5月に開業医について「医院内で薬物を売っている」などとする投書を県警本部へ送った疑い。また、金田容疑者と塩田容疑者は捜査を促す電話を県警本部にかけた疑い。塩田容疑者は田中容疑者とともに3月「(開業医の)医院の待合室の椅子から発見した」として、実際に薬物を同署へ持参していた。
(不倫相手の開業医に復讐、40歳女ら逮捕)


『医院の待合室の椅子から発見した』…というのは、何とも嘘っぽい(実際、嘘でしたが)。ですが、一歩間違って本当に捕まってしまったら、と考えると背筋の寒くなる話です。

ちなみに、医師に重大な法律違反や刑事事件等で罰金以上の有罪判決がある場合は、医道審議会の審議、答申を経て、国の判断により、医師免許の取消処分等の処分が実施されます(なので、逮捕→即取り消しということにはなりません。医療過誤で問題となり、患者さんやご家族が厚労省に陳情するケースもあるようです)。

近年、医療事故・医療過誤として報告される事例が増加の一途をたどっているため、医師免許の更新制度導入が主張されています。2005年3月、政府の規制改革・民間開放推進会議は、医師免許更新制の導入について2005年度中に検討し結論を出すとの答申を予定したそうです。結局、政府判断により実際の答申からは外されることになりましたが、規制改革会議側は引き続き議論する考えを示したようです。

今回のケースでは、先生は全くの潔白だったようです。全く災難でしたね、としか言いようがありません。ですが、命を預かる職業である以上、信用が第一。身辺は綺麗にしておかなければなりませんね。

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