インターネット依存症への対策を進めている中国で15日、男性が3日連続でインターネットでゲームをした後に急死する事件が発生した。新京報が17日報じた。

同紙が地元当局者の話として伝えたところによると、30歳前後と見られる広東省広州出身の男性が、インターネットカフェから病院に搬送された後に死亡した。

警察はこの男性の死因について、自殺の可能性はなく、疲労であるとの見方を示した。男性が遊んでいたゲームについては明らかにしなかったという。

中国政府はことし、ネット上で政治上好ましくない内容が掲載されたウェブサイトなどが普及していることを憂慮し、新たなインターネットカフェの設置を禁止。ユーザーがネットを利用できる時間を制限する命令を出していた。
(中国人男性、3日続けてネット利用した後に急死)


米医療情報学会(AMA)が、今年の6月にビデオゲーム中毒を精神障害に分類することを提言していたことが話題となりました。

AMAは最近公表した報告書の中で、ビデオゲームの過度の利用には、「ほかの嗜癖障害に似た社会的機能障害・混乱のパターンが見られる」、「依存症状が未成年にも起こり得る」、「対象への没頭、家庭生活や学校生活の崩壊が起きる」ことを指摘しています。

こうした依存症とは、精神に作用する化学物質の摂取や、ある種の快感や高揚感を伴う特定の行為を繰り返し行った結果、精神的、肉体的にそれらの刺激なしにはいられなくなった状態のことです。お酒やギャンブル、薬物使用などへの依存があります。

現に、WHOの国際傷害疾病分類第10版(ICD-10)において、たばこの使用は「精神作用物質による精神及び行動の障害」に分類されており、他にも病的賭博(ギャンブル依存症)などの項目が存在しています。

疲労困憊するまでのめり込むと成れば、やはり病的であるといわざるをえないでしょう。再発防止のためには、ネットカフェ側も、連続でブースに籠もるお客には、何らかの注意を行う、といったことが必要なのかも知れませんね。

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