森永乳業は21日、祖父母を対象とした育児電話相談「孫育てホットライン」を10月1日〜31日の期間限定で開設すると発表した。

女性の社会参加が進み、孫の育児にかかわる祖父母が増加しているため。1975年に開設した子育て電話相談「森永乳業エンゼル110番」にも、祖父母から相談が寄せられるようになったという。同社は「祖父母と両親、子どもの3世代がコミュニケーションを深めるきっけけになれば」(広報IR部)として、10月21日が日本百貨店協会の指定する「孫の日」であることにちなみホットライン開設を決めた。

受付は月〜土曜の午前10時〜午後2時。期間中は通常の育児相談も受け付けている。東京(電)03・3405・0110 大阪(電)06・6365・0110
(森永乳業が来月限定開設「孫の育児電話相談」)


江角マキコさん主演の「地獄の沙汰もヨメ次第」などを観ていると、世代によって子育て像もかなり異なっているように思われます。もちろん、母親が抱える問題は共通点として多いかも知れませんが、ライフスタイルも大分変化してきている今、こうした「孫の育児相談」というのはニーズがあるのではないでしょうか。

特に、「二人目を出産」ということで、上の子を祖父母に預けるケースというのは多いのではないでしょうか。もしくは保育園や幼稚園が休みで、その間、仕事を休めないのでお願いする、といったケースがあると思われます。そうしたとき、かなり時間の空白がある子育てを思い出す切っ掛けになってくれるのではないでしょうか。

また、以前イギリスの話ですが、遊びに行きたいという祖母が9歳の孫にジンを2杯飲ませた、なんて事件がありました。そんな"事件"起こる前に、不平や不満を聞いてもらえる、という場所としても存在価値がありそうです。

期間限定のサービスのようですが、お困りの方は一度電話されてみてはいかがでしょうか。

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