歌手、アグネス・チャン(51)が乳がんの摘出手術を受けていたことが3日、分かった。所属事務所が発表したもので、9月に右胸にしこりを発見、精密検査で初期ガンであることが判明したため、1日に東京都中央区の聖路加国際病院で摘出した。

報道各社に送られたファクスによると、アグネスは5日に退院予定で、3日間の自宅療養後、9日には職場に復帰する予定。

またオフィシャルサイトでは「本人の強い希望もあり、早期の仕事復帰を望んでおりますが、この間、止むを得ず皆様にはご迷惑をおかけすることもあるかと存じます」としている。
(アグネス・チャン、乳がんで手術 9日に復帰予定)


日本人女性の25人に1人がかかるとされる乳がんの早期発見、早期治療を訴える「ピンクリボンフェスティバル2007」が始まり、運動をPRするため東京都庁がピンク色にライトアップされています。

乳癌患者のうち、乳房のエックス線(マンモグラフィ)などを使った検診で癌が見つかったのは2割に過ぎず、4人に3人は、検診を受けずに自分でしこりなどの異常に初めて気づいて病院を受診したことが、日本乳癌学会の大規模調査で判明しました。

これは、多くの女性が乳癌に最初に気づくのは、ほとんどが自分で「しこり」に気づいたため、との結果のようです。検診にて発見されるのは、たった2割でしかない、とのことです。

「胸を触る自己診断で見つかる乳がんの大きさは平均約2センチで、自然に気づく場合は3cm以上が多い」とのことです。ちなみに、乳癌発症年齢は20代から認められ、45歳がピークとされます。特に40〜50歳代の方は、是非とも乳癌検診を受けられることが望まれます。

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