自宅トイレで産んだ新生児を窓から落として骨折させたとして、新潟県警秋葉署は5日、殺人未遂の疑いで、新潟市秋葉区朝日、無職、久保美千代容疑者(27)を逮捕した。
調べでは、久保容疑者は9月22日午後11時半ごろ、自宅1階トイレで女児を出産した後、トイレの高窓から女児を約1.9メートル下の地面に落とし、頭部骨折などの重傷を負わせた疑い。
久保容疑者は独身で、祖父母、両親との5人暮らし。家族は妊娠には気づいていなかったという。トイレで出産後、久保容疑者が出血しているのに母親が気づき、119番。搬送先の病院で出産したことが判明し、祖父が屋外で新生児を発見して110番した。女児は入院中だが、生命には別条はないという。
(自宅トイレで産んだ新生児、トイレ窓から落とす)
今年の06月16日に、生後間もない女の赤ちゃんが駅の駐輪場に置き去りにされていた事件が発生しました。和歌山県警東署は15日、和歌山市内の飲食店アルバイトの女性(22)が母親と分かったと発表し、「急に赤ちゃんが出てきてパニックになり、その場を離れた」と話していたそうです。
また、同じ月に新潟県長岡市の県立高校で、3年の女子生徒(18)が学校内で男児を出産し、男児は死亡していたことが分かっています。調べでは、女子生徒は5日午後4時ごろ、トイレに駆け込み、午後5時ごろにトイレ個室内で出産したとみられます。その直後、処置に困って友人の同級生に携帯電話で助けを求めたそうです。事情を聴いて5時半ごろには教諭らも駆け付け、洋式トイレの便器内に赤ちゃんが産み落とされているのを発見した、とのこと。
これらの事件を見ていると、「不安な妊娠・出産」「その後にどうしたらいいか分からなくなり、突発的に新生児を手放したい衝動にかられる」「周囲の大人達や友人に相談することができなかった」といった共通点があるように思います。
あまりにも妊娠・出産の重大さや責任が希薄で、赤ちゃんのことを思うと、いたたまれません。問題を先送りにし続けた結果、こうした重大な事件になってしまうと思われます。相談できる機関や病院施設などの拡充が望まれます。
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「急に出てきた」22歳女性が赤ちゃん放置
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久保容疑者は独身で、祖父母、両親との5人暮らし。家族は妊娠には気づいていなかったという。トイレで出産後、久保容疑者が出血しているのに母親が気づき、119番。搬送先の病院で出産したことが判明し、祖父が屋外で新生児を発見して110番した。女児は入院中だが、生命には別条はないという。
(自宅トイレで産んだ新生児、トイレ窓から落とす)
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これらの事件を見ていると、「不安な妊娠・出産」「その後にどうしたらいいか分からなくなり、突発的に新生児を手放したい衝動にかられる」「周囲の大人達や友人に相談することができなかった」といった共通点があるように思います。
あまりにも妊娠・出産の重大さや責任が希薄で、赤ちゃんのことを思うと、いたたまれません。問題を先送りにし続けた結果、こうした重大な事件になってしまうと思われます。相談できる機関や病院施設などの拡充が望まれます。
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