窃盗事件が発生した家を捜査していた4人の警察官が、思わぬ敵に襲われた。ノミの群れだ。

事件があったのはサウスベンドにある一軒の空き家。ノミの群れに襲われた4人は、予定の勤務時間を前に自宅へ帰る羽目になった。

現場で被害にあった警察官の1人、ケン・スチュワート氏は「ノミだらけですよ。靴下やズボンの中にまで入ってきました。最悪な状況でしたよ」とコメントしている。

4人は署内でノミ・シラミ駆除専用のシャンプーや石けんを使用してシャワーを浴び、中には妻が着替えをわざわざ持ってきた警官もいた。

この状況を見たチャック・ストークス巡査部長は、「みんなとても怒っていました。とにかくノミをなんとかしようと必死でしたよ。勤務シフトもめちゃくちゃになりました」と話している。

ストークス氏によると、事件があった家の住民は最近立ち退きさせられたが、裏庭で飼育している犬に餌を与えるため、この家を定期的に訪れていた。しかし、犬をゴミだらけの自宅内に入れ、自由に走り回れるようにしていたという。
(警察官、捜査中にノミの群れに襲われ撤退)


ノミとは、節足動物門昆虫綱ノミ目(隠翅目)に属する"昆虫"の総称です。
哺乳類など恒温動物の体表に棲み、吸血して生活しています。ヒトに寄生するのはヒトノミで、日本では衛生状態の向上によって滅多に見られなくなりましたが、犬や猫などヒト以外の哺乳類や鳥類などには、多くのノミが寄生を続けており、これらヒト以外に寄生する種類のノミも一時的にはヒトの血を吸うことがあります。

ノミによる被害としては、まず吸血による皮膚炎が挙げられます。虫に刺されたためにかゆみが生じ、膨疹や赤い丘疹ができます。症状がひどい場合には刺された部位が赤く腫れ上がります。ノミに刺されると、非常に強い掻痒感(かゆみ)が生じます。また、ノミに対してアレルギーを持っている場合には、刺された部位だけではなく全身に痒みが生じる場合もあり、重篤な症状を呈することがあります。

また、伝染病の媒介をすることでも悪名高いです。ノミによって媒介される疾患として、ペストが有名です。

治療としては、抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬を含むかゆみ止めや、必要に応じて副腎皮質ホルモン薬を外用します。また、上記ニュースの通り、ノミ駆除剤の投与やシャンプーを用います。

それにしても災難としか言いようがありません。犬を飼うのも良いですが、ノミなどの処置は忘れないようにしたいですね。

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