歌手の吉田拓郎(61)が22日、体調不良を理由にコンサートツアー計19公演の中止を発表した。中止となるのは、23日の徳島文化センターからツアー最終公演の来年1月23日の岸和田市立浪切ホールまで。

吉田は今回のツアーで、8月24日から気管支炎を理由に計8公演を延期したばかり。中止された中には延期分の振り替え公演も含まれている。

9月30日の熊本市民会館からツアーを再開したが、所属レコード会社によると、今月17日の瀬戸市文化センターでのコンサートを終えてから体調不良を訴え、都内で医師の診察を受けた。その際「慢性気管支炎」と「胸膜炎」を併発しており、約3カ月の加療を要するとの診断を受けたという。風邪をこじらせたのが原因とみられ、現在は自宅療養中。
(吉田拓郎また体調不良でツアー中止)

コメントFAX全文
本当に申し訳ありません。
今年は何やら体のバイオリズムのようなものが
最悪のようであります。ライブを楽しみにしていてくれた皆さんには
心から謝らせてください。僕自身も今回のカントリーは初めての街が多く
新鮮な構成など、とても楽しみにしていただけに残念でなりません。
志なかばで矢折れてしまいました事を無念に思います。
この際あせらずに40年に及ぶ蓄積された悪玉達を追い出す
日常を送ろうと決心いたしました。わがままな吉田をどうぞ
お許しください。我が街の空より皆様の健康と幸せをお祈りいたしております。


吉田拓郎さんがコンサートツアーを中止・延期するのは、これで今年2回目です。前回は、せきが止まらず、歌うのが難しい状態で、医師に「喘息性気管支炎のため、約3週間の安静加療を要する」との診断を受けたといいます。

8月21日に全国ツアーをスタートさせましたが、2公演目に扁桃炎となり、その後28日の公演も延期していました。

こうした体調の変化以上に、気になることがあります。以下のようなことです。
実は、今年に入って、深刻な「うつ状態」に陥っていたことを綴った告白文を一時、公式ホームページ上に掲載していました(現在は削除されています)。

「ご無沙汰の極致でありました」で始まる文面では、今年1月ハワイ旅行に向かう機上で失神状態になったことを告白。
「ハショッテ言いますと…更年期障害、ストレス、うつ病への入り口 職業病などなど…肩こりなど無縁だったのに強烈に痛む、食事もビールも美味しいが吐き気も突然おいでになる、明るい性格で悩まない人だったのにウツだなんて…」など、ざっくばらんな口調ながら、苦悩の日々が綴られていました。

もしかしたら、続けていく気力がなくなってしまったのか、などと推測されてしまいます。もしそうならば、今はゆっくりお休みになられて、十分に復帰までのインターバルをとったほうがいいかと思われます。

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