本当は怖い家庭の医学ザ!世界仰天ニュース(TV)/一般有名人の症例集2007〜08/2009〜生活の中の医学〜2009 / 2010〜

2007年10月26日

“割礼大国”の米国では1980年以降、手術を受ける男児が減少。しかし、近年、「性感染症などの予防に有効」とメリットを強調する研究が発表され、割礼の是非を問う議論が白熱している。
 
米国立病院によると、30年前、米国で割礼の手術を受けた新生児は90%に達していたが、99年には約60%まで減少。ちなみに、世界では15%の男性が割礼をしているという。

米小児科学会は「割礼は健康上、有益である可能性もあるが、必ずしも必要ではない」と中立の立場をとっている。このため、16州ではメディケイド(低所得者と身体障害者向けの医療扶助制度)の対象から、割礼の手術を除いている。

しかし、割礼をした男性は性感染症のリスクが半分になるという研究も『小児科学』に掲載されている。

一方、割礼反対派は「痛みが強く、心理的、性的トラウマになる」と主張。マーク・D・レイス医師は「両親といえども、子供のためにならない手術を受けさせる権利はない」と話す。
(オチンチン「割礼」賛否めぐり米国で議論沸騰)


陰茎の発生過程において、亀頭と包皮は表皮が繋がっていて、発育と共に亀頭と包皮は分離してきます。分離がすべて終わって、包皮を反転し亀頭を全露出することが可能になる時期は、誕生期から思春期の終わりまで頃です。このころにいわゆる"剥けた"状態になるわけです。

ですので、だいたいの人はこの時期に問題なく剥けるようになるわけで、それ以前に包茎手術を受けさせるかどうか、というのは難しい問題になってきます。

しかしながら、手術を受けさせた方がいいものもあり、包皮先端が狭小で外尿道口が不明であり、かつ包皮を反転することができないものを真性包茎といいます。この場合、手術の絶対的適応になっています。また、包茎があると、汚染や感染を生じたり、早漏の原因となり、また嵌頓包茎を惹起することもあるので、包皮口の狭い場合は、手術をすることが望ましいとされています。

手術の方法としては、以下のようなものがあります。

包茎手術には、環状切開術、背面切開法、根部環状切除術、亀頭直下埋没法、亀頭下環状切開術、根部環状切除術、前部環状切開法などがあります。

環状切開術とは、広く一般的な手術で、環状切開術は陰茎を最大限に伸ばした状態で、余分な包皮を環状に切除します。

(包皮)背面切開法とは、亀頭と包皮が癒着している場合はそれを剥がし、包皮の先の狭い開口部を縦に切開し、剥けやすい状態に広げてから縫合する手術です。主に真性包茎などに適応となります。

根部環状切除術とは、根元の包皮を切除して縫合する手術です。メリットとして、傷跡が目立ちにくいという点があります。

他にも、P.Pレーザー治療法と呼ばれる方法もあり、メスの代わりにレーザーを使って、亀頭のすぐ下の余分な包皮を環状に切除して縫い合わせる包茎手術です(出血などが少なくて済む)。また、ナチュラルピーリング法といって、剥いた状態の皮を美容外科用の細い糸で数ヶ所縫って、剥けるクセをつける方法などがあります。

最近、「美容外科クリニックで包茎手術を受けたら100万円以上も請求された」などという相談が生活消費センターに多くなっているそうです。

一般的な手術費は10万円程度。病院選びはしっかりとしてください。

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