世界チャンピオン戦での亀田トラブルで、度々姿を見せる協栄ボクシングジムの金平会長。目の下のクマ以外にも、激ヤセした姿が目立ち、一説には「亀田ストレス」による激ヤセとも報じられている。会長は、一体どうしたのだろうか? 単なる病気か、はたまたストレスか?

金平会長によると、昨年夏から現在までに87キロあった体重が、現在では65キロと、1年余りで22キロ体重が落ちてしまったという。その始まりは胃潰瘍で、胃の痛みを和らげる為に飲酒→過度の飲酒で肝臓を壊し、現在に至るのだそう。

時折耳にするが、どうして人はストレスで痩せてしまうのか?
看護師の資格も持つ、ダイエットコーチの内藤さんに聞いてみると、「常に頭から離れない悩みから、食欲が出ない、食欲を感じない。といった症状が起きる事があります。人によっては、空腹でないのに、食べたい衝動が止まらず、急激に太ってしまう事も。いずれも、悩み(ストレス)が原因で、脳の満腹中枢が正常に働かなくなり、普通の摂食行動が出来なくなった状態ですが、長引くと本格的な摂食障害を招いて治療が必要になることもあります」とのこと。

適度なストレスは、やる気を引き起こすが、ストレスが強すぎると、胃酸が過剰に出ることで、胃壁を侵食し、痛みや潰瘍を起こす。胃の痛みが強すぎると、金平会長のように、食事を取ることが難しい状態になることも。ストレスによる体調の変化は、精神的負担により、身体のバランスが保てなくなった状態。と言われている。
(亀田ストレスで激ヤセ?!)


ストレスとは、生体内のひずみの状態をいうそうです。つまり、体外から加えられた有害因子(ストレス作因)と、それによって生じた防御反応の両方をさしています。

ストレスの要因としては、物理的(寒冷,放射線,騒音),化学的(薬物,ビタミン不足,O2欠乏),生物的(細菌感染)なもの以外に、精神的(受験,手術,試合)なもの、いわゆる情動ストレスも含まれています。

生体にストレス作因が加わると、下垂体から副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が分泌され、その作用によって副腎皮質ホルモンが分泌され、これが全身に働いて一連の反応(全身適応症候群)が起こります。

全身適応症候群では、以下のような反応が起こってきます。
その第1期は警告反応期です。ストレスにさらされた際の受身の傷害あるいはショックの徴候と、これに対する積極的な防御の症候があります。つまり、ショック相と反ショック相に分けられます。

第2期は抵抗期です。副腎皮質の重量を増し、ストレス作因に対する抵抗力は最も強く安定した状態になります。しかし、他のストレス作因に対する抵抗力はかえって減少しています。

第3期は疲憊期である。ストレス作因が強く長く続くと、ついには生体の能力が疲れ切って適応力を失うってしまいます。

こうした反応により、本来はストレスに対する処理系統であるはずですが、一方で上手く対処できずに身体的な問題が起こってきてしまいます。たとえば、胃潰瘍や免疫力低下、精神的にもうつ病となる成因となってしまうこともあります。

うつ病患者では、抑うつ感、将来への不安、焦燥などのために自殺することを望んだり、実際に実行してしまうことがあります。抑うつ感などによる苦痛の強い場合、不安・焦燥の強い場合、極端に自己評価の低い場合、罪責感の強い場合、妄想の見られる場合などは自殺のリスクが高いと考えられるため、より注意が必要です。

生涯のうちにうつ病にかかる可能性については、近年の研究では15%程度と報告されています。日本で2002年に行われた1600人の一般人口に対する面接調査によれば、時点有病率2%、生涯有病率6.5%と報告されています。

ストレスのない生活を送るのは不可能にしても、上手く付き合っていくことができるように工夫をする必要があると思われます。そのためには、打ち込める趣味があったり、相談できる相手をさがすことが重要であると思われます。せっぱ詰まってしまったら、精神科の扉を開けてはいかがでしょうか。

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