福原愛さん(19)が、20日まで行われていた全日本選手権中に、利き手である右の腕を肉離れしていたことが26日、分かった。幸い症状は軽かったものの、大会前に肉離れしていた右太ももに続き、満身創痍(い)で戦っていたことが明らかになった。
 
悲願の日本一を目指していた裏で、156センチの小さな体は悲鳴を上げていた。右腕の軽い肉離れは、トレーニング後のストレッチ不足などが原因とみられている。同じ経験をした関係者によると、放っておけば、まともに腕が振れなくなる恐れがあったという。

ダブルスの1冠で終わった全日本後、25日から練習を再開した。この日は都内で行われた、ANAの国際環境絵本コンクールの表彰式に出席し「絵本を読んだけど、可愛くて優しかった。機会があれば、私も海外の子どもたちに広めたい」と元気な姿を披露した。
(愛ちゃん 利き手の右腕を負傷していた)


肉離れとは、急激に筋肉が収縮した結果、筋膜や筋繊維の一部が損傷することを指します。捻挫(関節包や靭帯の軽度の損傷)や打撲、肉離れや骨折、靭帯損傷などは、スポーツによって急激に大きな力が働いて起こることが多いため、こうしたものをスポーツ外傷と呼ぶこともあります。

症状としては、痛みや腫れ、運動障害などがあります。肉離れの大半は下肢に起こることが多く、大腿四頭筋、ハムストリングス、腓腹筋などに多く発生します。

こむら返りとの違いとしては、一過性・可逆的な筋の痙攣がこむら返りであり、肉離れは損傷(筋肉の部分断裂など)を起こし、すぐには治らない、といった違いがあります。

ちなみに、「こむら」とは、腓腹筋(ふくらはぎ)を意味します。したがって、「こむら返り」とは腓腹筋の持続的収縮(筋肉の不随意的な持続的で、強直性の痛みを伴う収縮である筋の攣縮)を意味しますが、他の部位の筋における場合にも用いられます。たとえば、大腿、足底部、頸部、背部、腹筋、上肢にも生じることがあります。

肉離れの場合、「掬戞廖岫凝戞廖岫慧戞廚箸い辰申転錨拱類があり、慧戮箸發覆襪函筋や腱が損傷してしまい、剥離骨折を起こすこともあるそうです。また、軽症の場合、筋肉組織に大きな損傷が無く、痛みはありますが、気づかれないこともあり、徐々に損傷を大きくしてしまうこともあるようです。

治療としては、以下のようなものがあります。
肉離れが起こった後は、とにかく安静にすることが最も重要です。最初の2〜3日間はRICE処置(Rest:安静、Ice:冷却、Compression:圧迫、Elevation:挙上)といって、氷などでの冷却、副木やテーピング、ギプスなどで患部を固定するといったことも行います。慧戮瞭離れが起こっている場合などでは、手術適応となることもあるようです。


痛みに対しては、非ステロイド系抗炎症剤を使用することが多いようです。リハビリでは、損傷した筋線維の回復を促すために温熱療法を取り入れたり、ストレッチ、筋力強化訓練などを行うこともあります。

第一線で活躍なさっているスポーツ選手ともなれば、「安静に」とも言っていられないかと思われますが、放っておいて運動し続ければ、重篤な状態になることも考えられます。

長時間の収縮や疲労、不十分なウォーミングアップなども誘因となることがるようです。是非とも今後はお気をつけていただきたいと思われます。

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