人気バンド「スピッツ」のギタリスト・三輪テツヤ(41)が、肺がんの手術を受けていたことが26日、分かった。

この日までに発行した9月末のファンクラブ会報に、直筆メッセージを寄せて告白。2006年春に初めての人間ドックで肺に早期の腫瘍が見つかり、ボーカルの草野マサムネ(40)などメンバーや関係者にも打ち明けた上、すぐに手術を受けたという。復帰後、現在も定期的に通院しながら精力的に活動を続けている。

また、三輪は全国ツアー中だった今年2月、父を同じ肺がんで亡くしていたことも明かした。関係者は「がんの早期発見の大切さなど、自分の経験をもって少しでもファンに伝えたかったのでは」と心境を察した。

スピッツとしては、来年1月17、18日にさいたまスーパーアリーナ、同24、25日に大阪城ホールと初のアリーナ公演を発表したばかり。公式サイトで三輪は「結成21年目を迎え、新たなチャレンジとして今はアリーナでのライヴを楽しみにしています。これからもスピッツは試行錯誤を繰り返しながらも、よりよい音楽をみんなと分かち合っていきたいと思っているのでよろしく」と前向きにつづっている。

28日にさいたま市文化センターで全国ツアーを再開させ、11月5日には新曲「若葉」を発売。4人で優しいメロディーを奏でる。
(スピッツギタリスト・三輪 肺がん手術を告白)


肺癌とは、気管支および肺実質から発生した上皮性悪性腫瘍で、一般にその生物学的特徴から、小細胞癌と非小細胞癌に分けられます。非小細胞癌とは、主に腺癌、扁平上皮癌、大細胞癌からなります。

肺癌は非小細胞癌(腺癌、扁平上皮癌、大細胞癌)が約85%、小細胞癌が15%を占めます。病因は喫煙による影響が最も強く、発症危険率は喫煙本数と比例するといわれています。喫煙指数(1日に吸う本数 × 年数)が800を超えると肺癌の危険が高くなるといわれています。

肺癌の場所による分類としては、区域気管支より中枢側に発生したものを中枢型、末梢側に発生したものを末梢型といいます。中枢型には扁平上皮癌と小細胞癌が目立ち、男性例が多く、喫煙との関連が高いです。一方、末梢型では腺癌が目立ち、女性が比較的多く、喫煙との関連は低いといわれています。

腺癌は、肺癌全体の約40%を占め、最も頻度の高い組織型です。女性肺癌の80%は腺癌であり、非喫煙者が多いといわれています。扁平上皮癌は、腺癌に次いで発生頻度の高い癌で、約35%を占めます。多くは重喫煙者で男性に多いといわれています。

扁平上皮癌は、腺癌に次いで発生頻度の高い癌で約35%を占めます。多くは重喫煙者で男性に多いです。発症部位は肺門部の主気管支や葉気管支に多く、気管支上皮を癌組織で置換しながら進展し、気管支内腔の狭窄や閉塞をきたします。特徴としては腫瘍の中心部は壊死を起こしやすく、空洞を形成することも多いです。

小細胞癌は、原発性肺癌の15%を占め、きわめて悪性度が高く、発見時にすでに遠隔臓器への転移や肺門縦隔リンパ節転移をみることが多いといわれています。重喫煙者で男性に多いです。化学療法や放射線療法に対する感受性が、他の組織型と比較して高いなど、非小細胞癌との相違点があるため、区別されます。

日本の臓器別癌死亡率の1位(肺癌は男性で第1位、女性で第2位)であり、罹患率・死亡率は男性のほうが女性より高く、女性の3倍から4倍になります。年齢別にみた肺癌の罹患率・死亡率は、ともに40歳代後半から増加し始め、高齢ほど高くなります。肺癌は喫煙と深い関係があり、40歳以上のヘビースモーカーで血痰を訴えた場合は原発性肺癌を疑います。

肺癌の症状としては、他の癌腫と同様に早期では無症状のことが多く、進行期になると多彩な症状を呈することになります。肺門型(気管が肺に入る入口付近)の肺癌では咳・痰などの症状が出やすく、肺野型(肺門から離れたところにできた癌)では無症状・健診発見が多いと言われています。

胸郭内隣接臓器への浸潤、転移によるものとしては、胸痛や胸水貯留(原発巣の胸膜直接浸潤、癌性リンパ管症による胸膜リンパ流のうっ滞)、Horner症候群(交感神経圧迫による顔面の発汗、瞼の下垂、神経損傷のある側の瞳孔縮小などがみられる)、患側上肢や胸部の激痛、運動麻痺(Pancoast腫瘍)、横隔膜麻痺、不整脈、心タンポナーデ、上大静脈症候群(頭頸部や上肢の浮腫、表在静脈の拡張が起こる。上大静脈への浸潤による)などが起こります。

胸郭外他臓器転移に伴うものとしては、脳や脊髄転移で悪心・嘔吐、構音障害、小脳失調、片麻痺、痙攣などが起こります。腹部臓器転移としては腹痛、脊髄転移では下半身の知覚運動障害、疼痛、失禁などが起こりえます。骨転移では疼痛が生じ、ペインコントロールが重要となります。

治療としては、以下のようなものがあります。
肺癌の治療法としては、主に3種類のものがあります。外科療法、放射線療法、抗癌剤による化学療法です。治療法の選択は、癌組織型、進展度(staging)、performance status(一般全身状態)、肺肝腎などの主要臓器機能、合併症の有無、により左右されます。

小細胞肺癌は、早期に転移をみることが多く、放射線治療の観点から一照射野か否かの基準として、「限局型」(limited disease; LD)、「進展型」(extensive disease; ED)の分類が用いられることが多いです。化学療法と放射線療法が基本となります。

非小細胞肺癌の場合、通常はI期からA期の一部が手術の対象となります(N2 症例に対する手術単独の治療成績は不良であり、集学的治療の対象)。B期症例に対しては、プラチナ製剤を含む化学療法と胸部放射線治療の併用療法が標準であり、鹸は化学療法などが用いられます(ただし、治療意義は生存期間の延長と癌に伴う症状の緩和)。

非小細胞癌に対して用いられる主な抗癌剤は、シスプラチン、カルボプラチン、ネダプラチン、マイトマイシンC、ビノレルビン、イリノテカン、パクリタキセル、ドセタキセル、ゲムシタビン、ゲフィチニブなどがあります。これらの抗癌剤は単独で用いる場合もありますが(単剤療法)、2種類以上の抗癌剤を組み合わせて用いる場合が多い(併用療法)です。

非小細胞肺癌に対しては、上皮成長因子受容体(EGFR)チロシンキナーゼ阻害薬であるゲフィチニブ(イレッサ)が用いられるケースもあります。特に、
―性、肺腺癌、ヘビースモーカーでない人、ち歓半態のよい症例
に約30〜40%の奏効率が得られています。2,3週間で腫瘍縮小効果がみられることもありますが、重症に至る急性肺障害や急性間質性肺炎などの合併症が約5%発生することも指摘されています。

上記のケースでは早期発見がなされ、手術により治療可能であったようです。再発の可能性というのも否定はできないでしょうが、まずは早期発見・治療ができて非常に喜ばしいことと思われます。

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