以下は、ザ!世界仰天ニュースで扱われていた内容です。

1975年、アメリカ・ニューヨーク郊外住む14歳のヘレナの悩みは、中学生にして100cm・Iカップの胸。あまりに大きすぎるこの胸は、年頃の男子の注目を集めてしまい、ヘレナにとってコンプレックス。

学校で一番嫌いな時間が体育。それはゆれる胸に男子が大喜びするから。とうとうついたあだ名は「ヘレナ・ウォーターメロン」つまり、「スイカ」。やがてヘレナは引きこもりがちになり、食べる事でストレスを解消する日々。すると当然体重は増えるのだが、増えた分のほとんどが胸になり、サイズはどんどん大きくなる一方。ヘレナがOLになってからも、胸のせいでセクハラ上司に悩まされ、毎日が憂鬱。

そんな彼女の人生を劇的に変化させたのは、兄のマークだった。34歳の若さでニューヨーク医科大学の教授も勤めていた天才医師の兄が、奇跡のプレゼント。ヘレンを悩ます超巨乳を、8時間に渡る手術で縮小。ヘレナの胸からは4.5Kgの脂肪が取り除かれた。ヘレナの「スイカ」と呼ばれた胸は、バスト111僂ら90cmに。その結果、ヘレナの生活の全てが変わった。もう人からジロジロと見られる事もなくなり、ヘレナは自信を取り戻した。

さらにヘレナは顔の整形手術も希望し、マークはあっさりとOK。ヘレナは鼻をスッキリとさせ、目を大きくし、ほほ骨を削り、脂肪吸引をして小顔に…などなど全部で1,000万円相当の手術を受け、美人になった。そして現在、47歳のヘレナは「スイカ」と呼ばれた暗い時代を整形で乗り越え、優しい夫とも結ばれ、今は明るく自信を持って生きている。


乳房縮小術とは、乳房肥大症、あるいは乳房切除後の乳房形成術を行う際に大きすぎる対側乳房を手術的に小さくして理想的な大きさと形に形成する手術を指します。また、下垂した乳房を矯正する手術の一環として行われることもあります。

乳房肥大症とは、乳房が異常に大きくなった状態を指します。上記のヘレナさんもこうした疾患に入るのではないか、と考えられます。欧米では多く、日本でも近年体型の変化に伴い増加しているといわれています。乳房肥大症の原因は肥満、ホルモン、遺伝などがいわれています(詳しい原因は不明)。

豊胸術を受けたいと思っている人からすれば、贅沢な悩みかと思われますが、その一方でこうして「乳房縮小術を受けようか…」と悩んでいる人もいるわけです。ちなみに、豊胸術とは、乳房の発育不全、左右の非対称、乳房下垂などの改善目的で乳房の増大を計る手術です。自家組織を用いる方法と、生理食塩水バッグを乳腺下または大胸筋下に挿入する方法があります。

乳房肥大症では、乳房下垂を伴うことが多く、症状としては肩こり、円背(猫背)、乳房下面の間擦疹、運動障害を訴えることがあります。

こうした乳房肥大症に対しては、治療として乳房縮小術が行われます。主な内容としては、以下のようなものです。
主立った手術の内容としては、下半分の乳房切除と乳頭・乳輪組織の上方への移動を行います。

具体的には、乳輪に沿って皮膚切開を加え、周囲の皮下剥離を行い、乳頭および乳輪を乳頭下部の乳腺組織とともに乳房上部の適当な位置に移動させ、下部の過剰乳腺を切除します。代表的な手術法としてストレームベック(Strombeck)法およびマッキソック(McKissock)法などがあります。

ちなみに、乳房下垂といって、出産、肥満、老化などに伴い乳房が弛緩、乳房組織が下垂して乳頭が乳房下溝より下にある状態にある場合、軽度のものは豊胸術もしくは乳腺組織を切除しないで下垂乳房を提挙する乳房固定術を行いますが、高度に下垂している場合は、乳腺組織を切除し乳房を小さくして、乳頭・乳輪を挙上する乳房縮小術が必要となります。

美容整形は、やはり心の問題も大きなウェートを占めると思われます。「美しい顔・体」というのは実は個人のとらえ方の問題でもあり、一概に言えるものや決められるものではないと考えられます。

「整形をすれば人生も変わる。悩みもなくなる」といった一種の思いこみによって、次々に繰り返してしまうことは、やはり問題であり、そうした状態に陥ることがないように心のケアを十分に行うことも必要であると考えられます。

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