子供が大好きというカップルの間で、「野球やサッカーのチームを作れるくらい子供が欲しい」という言葉がたまに聞かれるが、それを実現させてしまいそうなのが、ご存知ブランジェリーナ・ファミリー。しかしそのようなアンジェリーナ・ジョリーに対し、産婦人科の医学博士がしばらく妊娠しないよう警告を発したようだ。

確かに痩せてはいるが、まだ33歳で元気に世界を飛び回り育児に励むアンジェリーナ・ジョリーは、パートナー、ブラッド・ピット(45)が無類の子供好きということもあり、勢いで次々と子供を産んでしまいそうな感じがある。

だが米芸能誌『OK!』はこの度、アンジェリーナ・ジョリーに対して「もう妊娠はやめなさい」という産婦人科の医学博士の警告をトップで載せた。

同誌とのインタビューに応じたラリアン・ギレスピー医師は、自分はアンジーの妊娠出産には関わってはいないとしながらも、「彼女は妊娠によって脳卒中や心臓発作のリスクがあるように思います」と、ただならぬ言葉を用いた。

ギレスピー医師は、「彼女は今回の双子の妊娠中に、妊娠性の糖尿病を発症しました。次に妊娠したら、高率でまた糖尿病になるでしょう。彼女もそう医師から言われているはずです。少なくとも産後1年は間隔を開けなければ危ないのですが、彼女の場合、より安全を優先するのであれば、もうこれ以上妊娠出産を考えない方が無難でしょう」と語った。

また同誌は、最初の妊娠(シャイローちゃん)において、アンジーが自然分娩を望んだにもかかわらず、軽い合併症があるため、リスクを避けたいという医師の判断により帝王切開に切り替えられたことにも触れ、同氏の警告が根拠のないものではないことを強調した。

失礼かも知れないが、アンジーや工藤静香さんのような極端に細い女性でも妊娠出産を2度も無事に終えている様子に、ただただ我々は感服し、女性の力は体型では決められないものだと驚いたものである。

だが両者とも、産後さらに細くイタイタしくなってしまったのも事実。アンジーには、どうかこれ以上無理をしないでもらいたいと思う。
(産婦人科医、アンジェリーナ・ジョリーに「しばらく子作りはダメ」と警告)


双子の妊娠中に、彼女は妊娠糖尿病と診断されていました。妊娠時の糖尿病は、すでに糖尿病が診断されている患者の妊娠(糖尿病合併妊娠)と妊娠中に発症、または初めて診断された糖尿病(妊娠糖尿病)に分類されます。

日本産科婦人科学会周産期委員会の定義では、「妊娠糖尿病とは妊娠中に発生したか、または初めて認識された耐糖能低下をいう」としています。なお、妊娠糖尿病と診断された場合には、分娩後に改めて糖負荷試験を行い、病型の分類を行うとしています。

ちなみに、上記の定義では、妊娠する以前には糖尿病とは診断されていない、という点で一致していますが、細かく分類すればこの中には、
^柄阿ら未発見の糖尿病があり、妊娠中の検査で初めて発見されたもの
以前から軽度の耐糖能異常があり,妊娠して初めて糖尿病型を示したもの
Gタ叡罎謀尿病型よりも軽い糖代謝異常が初めて出現したもの
が含まれています。

妊娠時にはインスリン抵抗性が増大し、糖尿病を発症しやすくなるといわれています。糖尿病には、1型糖尿病と2型糖尿病があります。1型糖尿病は、自己免疫的機序により、膵臓のインスリン産生を行っているβ細胞の傷害によって起こると考えられます。

一方、2型糖尿病とは、生活習慣が大きく関わっており、慢性的な高血糖状態やインスリン抵抗性(インスリンが多く分泌されていても、効かない状態)により、相対的なインスリン不足状態を指します(分泌自体はあっても、作用が追いつかない状態)。妊娠糖尿病では、2型糖尿病が多いですが、妊娠中に1型糖尿病を発症することもあります。

また、劇症1型糖尿病といって、発症直後から著明な高血糖とインスリン分泌の枯渇を認め、約1週間以内にケトアシドーシスに陥ることもあります。劇症1型糖尿病は、急性発症1型糖尿病の約20%を占め、妊娠中または分娩後2週間以内の発症が多いと報告されています。

診断基準は、
75g糖負荷試験にて、
・静脈血漿グルコース濃度が負荷前値100mg/dL以上
・負荷後1時間値180mg/dL以上
・負荷後2時間値150mg/dL以上
のうち、2つ以上を満たせば妊娠糖尿病と診断されます。妊娠前にすでに糖尿病を合併している場合では、血糖コントロールはHbA1c6%以下を目標とし、7%以下を妊娠許可の条件とするようです。

妊娠糖尿病の合併症としては、以下のようなものがあります。
妊娠中の糖代謝異常は、母体や胎児に重大な影響を与えうるため、特別な管理が必要となります。妊娠初期の高血糖と、先天奇形および流産のリスクは正相関し、特に妊娠7週までの高血糖が奇形の発生に大きな影響を与えるといわれています。

また、妊娠による耐糖能の悪化は巨大児や児の低血糖など、周産期合併症を引き起こすといわれています。そのため、しっかりと血糖値のコントロールをする必要があるわけです。

妊娠中に母体の糖尿病合併症としては、糖尿病ケトアシドーシス、糖尿病網膜症の悪化、糖尿病性腎症の悪化、低血糖(インスリン使用時)などがあります。また、流産や早産症、妊娠高血圧症、羊水過多、巨大時に基づく難産などがあります。

特に網膜症が急速に増悪することがあるため、前増殖網膜症以上の場合は光凝固術を行い、網膜症が落ち着いた状態で妊娠を許可します。腎症は、クレアチニンクリアランス70mL/分以上、尿蛋白1g/日以下であることが望ましいようです。

経口血糖治療薬に関しては、完全に安全が確保されているとは言い切れないため、薬物療法が必要な場合は、インスリン治療に切り替えることもあります。妊娠糖尿病では、周産期合併症を減少させることを目的とし、糖尿病とはまた別な診断基準が設定され、妊娠中はより厳格な血糖コントロールが要求されます。

もちろん次の子供を望むのなら、主治医と一緒に相談の上、血糖コントロールを行いながら妊娠出産を行うものと思われます。あまり無理のないようにプランを考えていただければ、と思われます。

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