チェックリストで外科手術後の合併症が減少、生存率が向上
声に出して読み上げる1ページのチェックリストを開発した。このリストは、「タイムアウト(timeouts)」と呼ばれる時間帯(麻酔開始前、最初の切開の前、患者を手術室から搬出する前)に、手術室の全スタッフに患者の重要な情報を確実に伝えるように作られたもの。
「ありえない」という単純なミスが、実際には起こりうるものなのでしょう。それを未然に防ぐことが、このリストによってできるようです。

肝炎治療の助成利用伸びず、受給要件を緩和 09年度から
来年度から所得などの要件を緩和することを決めた。
約1年間にわたって、月約7万円を自己負担する必要があったと考えると、かなり負担の軽減にはなると思われます。ぜひ治療を受けていただきたいと思います。

安全性高いiPS細胞、遺伝子を使わずに作製 米ハーバード大
山中伸弥教授らがiPS細胞を作るときに使った3つの遺伝子を置き換えられる複数の化合物を発見
遺伝子を使わないということで、癌化するリスクが低減できるのではないか、ということなのでしょう。再生医療の研究を、より加速してくれることが期待されます。

微量の薬で効果・副作用を予測 新薬開発に新たな手法
すでに承認された約20種の薬で、服用量の100分の1以下を飲んでもらい、放射性同位体や陽電子放射断層撮影(PET)などを用いて、体内での吸収や分布、代謝などを調べる。これで実際の効果や副作用をどの程度、予測できるかを検証する。
体内での代謝に近い形でトレースできるため、信憑性は高いのではないか、と考えられます。
出産後も働きたい! 女性医師への支援続々
女性医師は年々増えているが、出産後はフルタイム勤務が難しくなり、医療現場から離れる人が多い。
特に、産婦人科や小児科医の不足を考えると、こうしたパートタイムでの勤務医が増えてくれることが非常に大切であると考えられます。

研究目的の受精卵作製を容認 国の専門委
報告書では、
1)夫婦以外から別々に提供された精子と卵子を使うことも認めた。
2)精子や卵子は不妊治療などのために提供されたものに限る。
3)受精卵は個体としての発育が始まる14日以内に廃棄し、子宮内に戻さない。
4)提供者には十分な説明をし、保存と研究利用への同意を得ることが必要。
こうしたことが要件とされたようです。

インフルエンザ予防接種後の正しい行動って?
お風呂に入っていいのかどうか、注射した部位は揉んだ方が良いのかどうか、運動は控えた方が良いのかどうかなど、素朴な疑問が、実は結構深いものであると考えさせられました。