妻の出産を助け、無事に男の赤ちゃんを取り上げたミシガン州在住の男性が、「妻が妊娠しているなんて知らなかった」と話している。

グランド・ラピッズ・プレス紙によると、木曜日、産気づいた妻に驚いた男性は911に通報、通信係に妻の妊娠を知らなかったと話し、「最近夫婦でタバコをやめたのです。妻の体重が増えたのはそれが原因だと思っていました」と説明したという。

夫婦にとって3人目の子供が無事生まれ、通信係は誕生直後にするべき事まで男性に指示、赤ちゃんは病院に搬送された。
(産気づいた妻に夫びっくり、「妻が妊娠していたなんて!」)


妊娠とは、受精卵が母体内に存在し、かつ相互に器質的結合を有する状態を指します。具体的には、受精卵の着床から胎児(または胎芽)およびその付属物(胎盤など)の排出までの期間をいいます。

妊娠時期は、最終月経から算出する方法と受精してから算出する方法(胎齢)があります。最終月経から算出する方法は、産科で使用され最終正常月経第1日より起算して、満の日数あるいは満の週数で表します。一方、胎齢は発生学で用いられます。

臨床的には、妊娠時期は最終月経から算出します。ですが、月経不順や不明の場合、基礎体温が測定してあればそれで算出し、なければ超音波断層法で修正しあmす。妊娠12週までは、頭殿長でそれ以後は児大横径を用いて修正していきます。

産科では妊娠8週未満を胎芽、8週以後を胎児と呼びます。妊娠持続日数は臨床的には最終月経の初日から計算して280日(40週)とされ、これを10等分して28日(4週間)をもって妊娠1か月とし、正常妊娠の持続期間を10か月としています。

ちなみに、一つの区切りとして
・妊娠前期:妊娠20週(5か月)まで
・妊娠後期:妊娠20週以後
と呼びます。また、さらに
・妊娠初期:妊娠16週(4か月)まで
・妊娠中期:妊娠16週(4か月)から妊娠28週(7か月)まで
・妊娠末期:妊娠28週(8か月)から妊娠40週(10か月)まで
と呼んだりします。
出産の時期については、妊娠22週より37週未満の分娩を早期産、37週以後42週未満を正期産、妊娠42週以後を過期産と呼んだりします。

出産に関しては、以下のような説明が出来ると思われます。
分娩開始は、日本産科婦人科学会の規約で「陣痛周期10分以内、あるいは陣痛頻度1時間6回以上の陣痛開始時期をもって臨床的な分娩開始時期とする」と定められています。

最終月経の開始日の第1日を妊娠0日とし、以後の妊娠週数は満で算定して、妊娠40週0日をもって分娩予定日としています。区分けとして、妊娠37週0日〜42週未満の分娩を正期産、22週0日〜37週未満を早産、42週0日以後は過期産といいます。

全分娩経過は、第1期〜第3期、ときに第4期までに分けられます。
‖1期(開口期):分娩開始から子宮口全開大に至るまでで、破水はこの時期の末期あるいは経過中に起こる。
第2期(娩出期):子宮口が全開大してから児娩出に至るまでをいう。
B3期(後産期):胎児娩出から胎盤娩出までをいう。
ぢ4期:胎盤娩出後1〜2時間を指し、後出血の測定、急性変化の発見に役立つ。
全分娩所要時間(第1〜3期)は初産婦約15時間、経産婦約8時間ですが、初産婦で30時間、経産婦で15時間以上経過しても児娩出とならないものは遷延分娩とされており、分娩進行上、何らかの異常の存在が推定されます。

第3期では、児娩出に続いてただちに新生児介助と、胎盤娩出を行う必要があります(10〜30分で終了)。子宮内の胎盤が剥離すると、子宮底が上昇し、陰裂から脱出している臍帯の脱出部が延長する、などの胎盤剥離の徴候がみられます。

胎盤が娩出されたら、両手に受け、卵膜の遺残が起こらないようにゆっくり回転させながら胎盤を娩出させます(自然に胎盤娩出が起きなければ、胎盤剥離徴候が認められてから臍帯を弱く引いて、胎盤娩出を促す)。

第4期は、第3期終了後1〜2時間を指し、分娩後の母体の急変などの観察を行います。第3期終了後2時間は、子宮体部からの弛緩出血や、軟産道の裂傷からの出血がみられることが多く、そのため、分娩室での観察が必要となります。

この頃の管理としては、会陰裂傷の処理、清拭、安静、悪露の測定、導尿、バイタルサイン測定などがあり、この時期に異常がなければ分娩台からベッドに戻ることになります。

国内でも、飛び込み出産などが問題化しております。上記のケースでは、もしかしたら定期受診を行っていたのかもしれませんが、緊急で出産となれば多くのリスクを伴います。是非とも、定期受診を行っていただければ、と思われます。

【関連記事】
妊娠検査を受けずに出産間際になって…「飛び込み出産」の問題

出産後、2年を経過しても月経が再開しない30歳女性

「卵巣年齢」で出産計画を早めた女性