「芸能人は歯が命」というフレーズで有名なCMがありましたけど、ボクたちビジネスマンだって歯は大切! 歯をピカピカにしていたら、得意先への印象がよくなるかもしれないし。憧れの白い歯はどうやったら作れるの?

虫歯を治すだけじゃない
カウンセリング&予防のために歯科で「お口エステ」してみたら? (2007年8月23日号)
「予防歯科では、定期的にカウセリングと口内クリーニングなどを行い、まず虫歯を作らないようにします。歯が白くなり、歯ぐきも健康的なピンク色になりますから、笑顔の印象も良くなりますよ」(デンタルクリニック大山・歯科衛生士・渡会幸恵さん)

“予防歯科”とは虫歯予防専門歯科のこと。歯医者なんて虫歯になった時しか行ったことなかったけど、予防のためにも通った方がいいのですね。口内クリーニングをやると、歯垢や歯石を取り除いて、歯ぐきやアゴをマッサージしてもらえるそうですよ。

予防歯科に定期的に通うことも大切ですが、やはり普段のお手入れもきちんとしないと本末転倒。時間をかけて磨けば、その分キレイになるものなの? 正しい歯磨きの仕方が知りたい!
毎日2時間? 毎回15分? それとも…
歯医者さんに直撃、正しい歯みがき最新事情!! (2005年6月2日号)
「口のなかの細菌の数は、夜眠ってる間、唾液の分泌が低下してる時に爆発的に増加するんですよ。起きている間は、食後に口をゆすいだり、ガムを噛む程度でもかなり細菌を抑えられる。だから、忙しいときは1日1回、就寝前に特に念入りにみがくようにしています」(かかりつけの歯医者さん)

つまるところ、歯磨きは「何分磨いたら完了」というように、時間ではかれるものではなく、効率よく歯垢を取り除くことが大切なんだとか。また、唾液の量や質、歯の状態も異なるので、個人によって適した磨き方が変わってくるみたい。

まずは、寝る前の念入りな歯磨きと定期的な歯医者での検診。これさえ押さえておけば歯の健康は維持できそう。
(初対面の印象がよくなる白い歯の作り方を知りたい!)


う蝕(虫歯)の発生は、う蝕原因菌、砂糖、歯質、時間の4つの因子が関与しているといわれています。要は、Streptococcus mutans などの細菌感染症と、それに関連するバイオフィルム形成により引き起こされると考えられています。

バイオフィルムとは、ショ糖を基質として菌体外多糖が合成され、結果として水不溶性グルカンを形成し、細菌の歯面への付着と凝集を促進する物質のことです。こうしたバイオフィルムが存在すると、細菌が歯に付着しやすく、う蝕が起こりやすいと考えられます。結果、増殖したう蝕原因菌より産生した酸が、歯を脱灰させてう蝕が進行します。

こうしたことを防ぐためには、適切なブラッシングが必要です。適切なブラッシングでは、
〇ブラシは軽く持つ
¬喟茲鮖に垂直に当てる
2に1本ずつ細かく磨く
といったことが重要になります。強く磨きすぎることは、かえって逆効果です。歯の外側のエナメル質は硬いため、歯磨き程度では、簡単には削られません。しかし、間違ったブラッシングを続けると、次第に歯茎に炎症が起き、歯茎が下がり始めてしまうことになります。その結果、歯と歯茎の境目の象牙質がむき出しになってしまうことにもなりかねません。

象牙質の露出が起こると、知覚過敏になってしまいます。また、歯の表面のエナメル質に比べ、象牙質は柔らかい組織であるため、歯磨きで削りとられてしまいます。

間違ったブラッシングで歯の象牙質が削られると、歯髄に刺激がより伝わりやすくなってしまい、炎症が発生します。そうすると、さらに歯髄炎を発症する可能性もあります。あまり強く磨きすぎないことも注意するべき点であると思われます。

また、上記では触れられていませんが、「ホワイトニング」という方法もあります。具体的には、以下のようなものがあります。
歯科におけるホワイトニングは、広義の意味では"歯を白くすること"全般を指すことができると思われます。

具体的には、歯のクリーニング、ブリーチング(歯牙漂白のことであり、狭義の意味ではこれにあたると思われる)、マニキュア、ダイレクトボンディング(削った歯の表面に直接樹脂を塗り重ねる)、ラミネートベニヤ(いわばつけ爪のような方法であり、0.5ミリ程削った歯の表面に、セラミック板を貼りつけて白く見せる)、セラミッククラウン(削って成型した歯にセラミックの冠[クラウン]をかぶせる方法)などがあるようです。

代表的なブリーチングでは、過酸化水素または過酸化尿素(こちらも過酸化水素に分解されて作用)を漂白剤として用います。過酸化水素は、活性酸素を発生させ、色素などの着色物を酸化・分解させて脱色します。

方法としては、歯科医院で行うものと、自宅で行うものがあるようです。ホワイトニング剤の活性化を行うため、ハロゲンライトやプラズマライト、レーザーなどを照射する歯科医院もあるようです。

ブリーチングのデメリットとしては、ホワイトニング剤の刺激により歯がしみる知覚過敏の症状がおこる可能性があったり、虫歯や歯周病があるなどの場合には、治療後に行う必要がある、といったことがあります。

まずは正しいブラッシングでケアを行い、さらに定期的な歯科受診を行うことも重要です。その上で、ホワイトニングといった治療を選択されてはいかがでしょうか。

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