2009年07月09日放送の「ナイナイのANN」にて、よゐこ・有野晋哉 が首のホクロ除去手術を受けていたことが明らかにされていた。

「あいつさ、俺らも昨日(水曜日)知ったんだけど、いつのまにやら首のホクロをとっていた。いつのまにか無くなっていた」と話していた。どうやら、有野はホクロ除去手術を受けていたらしい。

「濱口もしらなかったみたい。こっそり、徐々にホクロをとっていた」と、明かされていた。さらに、それに気づいた経緯については、「最近、あんまりホクロをイジっていなかった。だから、久しぶりにイジったれ、と思って、『お前の死にボクロ…えっ!』と、驚いた。いつのまにか、ホクロが無くなっていた」と岡村は話していた。

「『ホクロどうしたんだよ!』って訊いたら、『実は、とった…バレたか』と有野は話していた。ビックリしたよ」と岡村は話していた。「それで、スタッフにマッキーを借りて、首に塗ったんですよ。ホクロを戻すために。とったら、イカンよ」と岡村は語っていた。
(よゐこ・有野 首のホクロ除去手術を受けていた)


いわゆるホクロとは、「後天性色素細胞性母斑」と呼ばれます。
通常、生体に最も多く認められる黒褐色調の色素斑または結節を指します。色素細胞の良性腫瘍で、径6mm程度までの黒褐色病変としてみられます。形状、色調に不規則性は目立たないものです。

出生時から存在する先天性色素性母斑(俗名:黒あざ)と、出生時にはなく生後6〜12ヶ月ごろから発生が始まり、しだいに数を増す小型の後天性色素性母斑(俗名:ほくろ)とに分けられます。

Ackerman医師(皮膚病理学)によりUnna、Miescher、Spitz、Clark母斑の4型に分けられています。

ごく小型のものを含めれば1人に10〜30個存在し、顔面をはじめ全身にみられます。円形〜類円形で淡褐色〜黒色調を呈します。半球状に隆起したり(Miescher型)、表面が乳頭状を呈します(Unna型)。

Spitz母斑は、小児例では顔面に好発し、紅色でドーム状に隆起するします。成人例では四肢に発症し褐色の色素沈着を伴う傾向にあります。Clark母斑は、ごくありふれた病変で、特に躯幹に好発します(類円形で径10mm程度までの黒褐色の斑ないし軽度隆起する局面状皮疹。中央部が濃く、辺縁部がやや淡い)。

ほくろ自体は良性なので放置するか、審美的な理由で除去希望のある場合は、完全に取り残さず切除することが大切です。安易に非医療機関などで除去したりすることは避けるべきであると思われます。いじったり刺激せず、紫外線曝露を避けることも重要です。

治療(除去手術)としては、以下のようなものがあります。
治療としては、切除縫縮術またはくり抜き術、レーザー療法などがあります。皮膚科領域のレーザー治療としては、
ダイレーザー治療:ポートワイン母斑、苺状血管腫などの血管腫に対して行われる。
ルビーレーザーまたはアレキサンドライトレーザー治療:太田母斑、異所性蒙古斑、扁平母斑などのメラニン色素増殖性疾患に対して使用される。
CO2レーザー治療:表皮母斑、尋常性疣贅などの疣状隆起性病変に対して行われる。
などがあります。

ホクロなどを除去する場合、CO2(炭酸ガス)レーザー治療などが選択されます。従来の電気焼灼に比べより周辺組織に対する侵襲が少ないという利点があります。その一方で、残存や再発もしやすいので再照射が必要なことも多いです。キシロカインなど局所麻酔薬の局所注射が事前に必要となります。

レーザー治療後は、軽い熱傷の状態となるため、軟膏を塗布し、ガーゼで覆うなどします。また、直接濡らさないよう注意します。また、レーザー治療後の日焼けは照射部位の色素沈着をきたすおそれがあるので、遮光を心がけてもらうことも重要です。

レーザー治療行うのに際し、その合併症も十分に説明する必要がありますが、それ以上に本当に"ホクロ"かどうか、その鑑別も重要です。安易にレーザー治療を行ってしまい、実は悪性腫瘍であった、という可能性もあるると考えられます。是非とも専門機関で診断の上、しっかりと適切な治療を受けていただきたいと思われます。

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