番組収録中に左足を骨折して都内の病院に入院中のオードリー・春日俊彰(30)が22日、レギュラーを務めるフジテレビ・関西系「笑っていいとも!」に電話出演し、21日に足にボルトを入れる手術を受けたことを明かした。

番組では、オープニングで司会のタモリ(64)が春日の欠席を報告。その直後、病室の春日と電話がつながり「みなさん、ゴメンね。どうもスミマセン。大丈夫です。昨日、手術を受けまして、足にボルトが入ってる状態です」と元気な声で病状を説明した。

相方の若林正恭(31)から「春日さんがいなくても、金曜日、大丈夫ですかね」と番組の様子を問われ「ちょっと盛り上がりに欠けると思います」と変わらぬ強気な態度を見せた。次週29日は生出演予定という。
(オードリー春日、手術していた)

脛骨(すね)、踝部(くるぶし)骨折


春日さんは、脛骨(すね)と踝部(くるぶし)骨折の骨折をしてしまったそうです。

脛骨(すね)は、下腿の2つの骨のうち内側にある大きい骨のことを指します。上端で大腿骨との間に膝関節をつくり、上下の2か所で腓骨と関節し、下端で距骨(かかとの部分)との間に距腿関節をつくります。脛骨の前縁は下腿の皮下にむこうずねとして触れます。

下腿は直達外力を受けやすく、またスキーなどによる介達外力による受傷も多く、四肢長管骨骨折のなかで脛骨骨幹部骨折は最も頻度が高いです。

さらに、脛骨はほぼ全長が皮下にあるため開放骨折(骨折部が周囲の軟部組織の創を通じて外界と交通している骨折)も多いです。脛骨の骨折は、青壮年者に好発することが多いです。そのため、機能回復と早期の社会復帰を目ざして、最も効率的で経済的負担を少なくし、侵襲の少ない治療法を選択する必要があります。

原因としては、交通事故などによる直達外力が多く、強大な外力が加わり、開放骨折や多発外傷となることも稀ではありません。この場合、横骨折や粉砕骨折の形態をとることが多いです。またスポーツ中や転倒などで足部が固定された状態で介達外力が働くと、螺旋骨折や斜骨折を生じることもあります。

踝(くるぶし)は「外果」と呼ばれ、内くるぶしとともに、足関節の安定性を獲得しています。内外側の半径が異なるためにスベリ運動とコロガリ運動の両者が行われています。

外果は足関節の安定性に強く関与し、力学的に安定した解剖学的整復が必要となります。両果骨折の場合、整復固定は外果より行います。

骨折の治療について


治療としては、以下のようなものがあります。
春日さんのケースでは、ボルトを入れる手術を行っていたそうです。
脛骨(すね)骨折において、転位がない例ではギプスシーネ固定を行い、転位があれば鋼線牽引にて整復し、腫脹が消失する1〜2週間後にPTB(patella tendon bearing)ギプス包帯を巻くといった保存的な治療が行われることもあります。その後3〜4週で着脱可能なPTB装具に変更します。

当初は週1回のX線撮影を行い、短縮や再転位がみられれば観血的治療への変更を考慮します。

手術治療としては、髄内釘固定、Ender釘固定、プレート固定などがあります。おそらく春日さんも、髄内釘固定の手術を受けたのではないか、と考えられます。

髄内釘固定とは、骨髄腔内へ金属製の釘を挿入し、骨髄腔内より骨折部を固定する方法です。上腕骨、脛腓骨、大腿骨などの長管骨の骨幹部骨折に対し適応となります。

現在では骨折部を外科的に展開せず挿入する閉鎖性髄内釘固定法が一般的であり、骨折した骨の近位部より釘を挿入する順行性髄内釘固定法と遠位部より挿入する逆行性髄内釘固定法があります。

収録ロケで頑張りすぎたことが原因、とのことですが、ぜひともこうした事故が起こらないよう、再発防止につとめて頂きたいと思われます。

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