医療情報サービス(Minds)は9月3日、「科学的根拠に基づく抗血栓療法患者の抜歯に関するガイドライン2010年版」をウェブ上で公開しています。

・ワーファリン継続下の抜歯は可能か
・抗血小板薬継続下でどの程度の侵襲を伴う処置が可能か
・止血シーネの除去タイミング
・伝達麻酔の可否

など、23項目のクリニカルクエスチョンを掲載しています。

ワーファリン継続下の抜歯


ワルファリン服用患者で、原疾患が安定し、INR が治療域にコントロールされている患者では、ワルファリンを継続投与のまま抜歯を行っても重篤な出血性合併症は起こらない。

抗血小板薬継続下でどの程度の侵襲を伴う処置が可能か


医科主治医より原疾患が十分コントロールされていることが確認されれば、抗血小板薬継続下、普通抜歯,難抜歯は可能である(エビデンスレベル供法2椎修僻柑本数についての明確な報告はないが少数の抜歯で重篤な術中出血,術後出血は報告されていない。

止血シーネの除去タイミング


止血シーネは術直後の圧迫止血の目的であれば 1 〜 2 日の使用で十分であろうが、創部の保護も目的にするのであれば、遅発性出血の頻度が下がる術後7 日目程度まで使用すべきである。

伝達麻酔の可否


抗血栓薬を継続して抜歯を行う際に伝達麻酔を施行する場合、出血や血腫を形成する可能性は否定できないので、原則的には伝達麻酔を施行すべきではない。