米国救急医学会(ACEP)は8月26日、小児感染症に関する会議で「緊急の診断と治療を要する感染症は、紫斑、点状出血、紅皮症の発疹を伴う発熱が特徴。発疹の種類に細心の注意を払って、鑑別診断を迅速に絞りこむことが可能」と提言しています。

発熱+紫斑or点状出血→髄膜炎


発熱に紫斑または点状出血が伴えば、真っ先に髄膜炎菌血症を疑ってほしい、とのことです。適切な治療を施しても致死率は10-20%に上るもので、発症率が最も高いのは乳児と低年齢児。診断ラボと薬物感受性の結果が判明するまでの治療は経験的にバンコマイシン+セフトリアキソンですが、この組み合わせは小児に発熱と紫斑を招く他の深刻な感染症の原因にも有効とされています。

発熱+紅皮症+血圧低下/目や唇の充血/イチゴ舌


毒素ショック症候群を疑います。他にブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群や川崎病も、発熱に日焼け様発疹を呈する紅皮症を伴います。

さらに、スティーブンス・ジョンソン症候群などでは、薬物副作用が重要な原因となります。

このような発熱+発疹が現れる場合は、重篤な疾患が隠されていることがあります。
是非とも、受診が勧められます。