人気グループ、関ジャニ∞の大倉忠義(28)が来年1月スタートのTBS系「Dr.DMAT(ディーマット)」(木曜後9・0)で民放連ドラで初主演することが4日、分かった。

Dr.DMAT〜瓦礫の下のヒポクラテス〜 1
Dr.DMAT〜瓦礫の下のヒポクラテス〜 1 (ジャンプコミックスデラックス)

月2回刊漫画誌「グランドジャンプ」(集英社)で連載される人気作のドラマ化で、大倉は実在する東京消防庁管轄の災害派遣医療チーム、通称「DMAT」の一員で内科医、八雲響を演じる。

初の医師役で、1カ月前から本物の医師に縫合や器官挿入、心臓マッサージのやり方などを教わっているといい、「(主人公として)責任感を持って前に立たせていただくことを学びたい。医療用語や(治療の)手つきもしっかり覚えたい」と意気込む。

DMATは、主に大災害や大事故の現場で活動することから、「血まみれ、泥まみれになることは全然、問題ない。関ジャニ∞は、ずっと泥まみれで活動してきましたから」と、今月下旬の撮入に向け、体当たり演技を誓った。共演は加藤あい(30)、瀧本美織(22)ら。
(関ジャニ大倉、民放連ドラで初主演「血まみれ覚悟」)

医療ドラマがまた始まるようですね。
DMATとは、Disaster Medical Assistance Team の頭字語を合わせたものです。日本語では、災害派遣医療チームといいます。

医師、看護師、業務調整員(救急救命士、薬剤師、コメディカル、事務員)らで構成され、地域の救急医療体制だけでは対応出来ないほどの大規模災害や事故などの現場で活躍する医療チームです。
都道府県DMATと、日本DMATがあります。都道府県DMATは2004年に、日本DMATは2005年4月に、厚生労働省によって発足されました。

消防の判断によりDMAT出動要請が出され、DMAT隊員は連携隊の専用車両で発災現場か負傷者受け入れの病院に出動します。最近は、ドクターカーやドクターヘリなどで出動する場合もあるようです。

大規模災害の発生が現実のものとなっているため、今後はDMATの拡充が必要となっていくでしょう。その最中、このようなドラマが出て、その存在を広く知らしめていただけることは良いことなのではないか、と思われます。