米国小児科学会が、「FIRST MEASLES VACCINE DOSE MAY BE MORE EFFECTIVE AT AGE 15 MONTHS」という論文を掲載しています。



この研究結果によると、「麻疹、流行性耳下腺炎、風疹(MMR)ワクチンの1回目の接種を月齢15ヶ月以降とした方が免疫付与しやすい」とのことです。

MMRの初回接種の推奨時期は、
・アメリカ:月齢12−15ヶ月
・カナダ:月齢12ヶ月
となっています。

カナダの高校における麻疹流行では、月齢12-13ヶ月でMMRワクチンの初回接種を受けた小児の方が月齢15ヶ月以降に初回接種を受けた小児よりも麻疹の罹患率が高かったそうです。
ちなみに、新三種混合ワクチンとは、麻疹、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)、風疹の三種の生ワクチンが混合されたワクチンで、MMRワクチンとも呼ばれます。MMRとは、麻疹(measles)、流行性耳下腺炎(mumps)、風疹(rubella)の頭文字です。

日本では、1988年から1993年まで実施されていましたが、ムンプスワクチンによる無菌性髄膜炎発生率が高いことが問題となって中止となり、現在では、個別接種が行なわれています。

ですが、麻疹や風疹の流行がみられるようになり、問題化しております。妊娠時にも問題となるため、やはり接種が望まれると考えられます。

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