米国睡眠学会(American Academy of Sleep Medicine)に「Caffeine Effects on Sleep Taken 0, 3, or 6 Hours before Going to Bed」という論文が寄せられていました。

ホットコーヒー ローソク
ホットコーヒー ローソク

この論文によると、「就寝6時間前に摂取したカフェインは、1時間以上の睡眠妨害を起こす」ことが明らかになったとのことです。

研究方法としては、健康な睡眠を取っている参加者総勢12人を対象に、睡眠日記をつけてもらい、参加者自身の主観的な評価で行われています。摂取したカフェインは400mg(コーヒーに換算してカップ2-3杯)で、試験の参加者は睡眠障害を感じていたようです。

就寝6時間前では、仕事から家に帰る途中のコーヒーでも影響が出てしまうということになりますね。
もし眠れない、という方がおられたら、お茶やコーヒーなど、カフェイン入りの飲料を飲む時間帯をチェックされてはいかがでしょうか。

【関連記事】
退薬症状により不眠を生じるようになった78歳男性