米国皮膚科学会(AAD)が、「DERMATOLOGISTS SHARE HOME REMEDIES FOR DRY SKIN」という記事を掲載し、乾燥肌ケアについて皮膚科専門医のアドバイスを紹介しています。

冬場は、乾燥肌に悩む人が多いですよね。皮膚のかゆみ、ひび割れ、出血などが起きてしまう原因となる乾燥肌。ですが、生活習慣を少し変えるだけで症状を軽減できる、ということだそうです。

そのアドバイスとは…
1) シャワーやお風呂はぬるめのお湯で短めに済ませる。
2) 入浴後には軟膏やクリームタイプの保湿剤を使う。
3) デオドラント成分や香料など肌に刺激のある成分を含まないスキンケア製品を使う。
4) 加湿器で部屋の乾燥を防ぐ。
5) 通気性のよい柔らかな素材の服を着る。
6) 細菌やウィルスの感染防止のために手洗いは欠かせないが、手洗い後にはハンドクリームを塗る。
7) 症状が重い場合は寝る前にワセリンを塗ると効果的。

とのことです。
 ただ、症状が重い場合は処方薬が必要であったり、湿疹などの病状が隠れている場合もあるため、ケアを行っても症状が改善されない場合は、皮膚科専門医を受診した方がいいそうです。

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