加山雄三(76)が60年代に結成したグループ・サウンズのバンド、ザ・ランチャーズのメンバーで、レコード会社ポニーキャニオンの元常務取締役の渡辺有三さんが2日、虫垂がんで死去した。64歳だった。

ザ・ランチャーズ
ザ・ランチャーズ

渡辺さんは、同バンドのベーシストとして活躍。67年に「真冬の帰り道」でデビューし、71年にはポニーキャニオンの前身キャニオン・レコードに入社した。その後は、制作ディレクターとして、多くのアーティストを輩出した。

特に、おニャン子クラブのうしろ髪ひかれ隊、岡田有希子、岩崎良美、井森美幸、西田ひかる、堀ちえみら80年代アイドルを多く売り出した。また、森光子や中島みゆきらも手掛けた。近年は、上戸彩やw−inds.らも育てた。
(ザ・ランチャーズの渡辺有三氏が死去)

虫垂癌とは


原発性虫垂癌は比較的稀な疾患であり、1882年に初めて報告されたそうです。虫垂癌の頻度は、切除大腸癌中 0.5-1.4%とされ、比較的珍しい疾患です。また、虫垂炎手術における虫垂癌の発生頻度は、0.03-0.5%とされています。好発年齢は50〜70歳で、男性にやや多い傾向にあります。

病理組織学的分類は
1) カルチノイド型
2) 粘液嚢胞腺癌
3) 腺癌
の3型に分類されていましたが、最近では粘液嚢胞腺癌、腺癌その他の癌とい
う分類が一般的となっています。粘液嚢胞腺癌は,組織学的には高分化型乳頭状腺癌で、嚢腫状に拡張した虫垂内に多量の粘液を含み、破裂により腹膜偽粘液腫をきたします。

一方、腺癌は通常の結腸癌と同様に、連続性、血行性、リンパ行性に発育するとされています。早期虫垂癌に腺癌が多いのは、腺癌が早期よリ虫垂を閉塞するため右下腹部痛が早期に出現し、虫垂炎として開腹されるのに対し、粘液嚢胞腺癌は腫瘤として触知されるまで発見され難いためとされています。
外科治療としては、虫垂は組織学的に筋層が薄いため癌が漿膜に浸潤しやすく、かつリンパ組織に富んでいるためリンパ節転移をきたしやすいとされています。そのため、進行癌の治療は結腸右半切除術が標準術式とされています。

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