Yahoo!知恵袋に、「インフルエンザの潜伏期間ってどれくらい」という質問が寄せられていました。

この質問に対するベストアンサーは、以下の様なものでした。
インフルエンザの潜伏期間は通常1〜2日と言われています。その後に症状が現れるわけです。また、長いインフルエンザの潜伏期間は4〜5日後に症状が出ると言われており、短いインフルエンザ潜伏期間では24時間後に症状が出ると言われています。

インフルエンザ潜期間後の症状は、風邪と似ていますが、比較的に急速に出現する悪寒や発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛を特徴としており、咽頭痛、鼻汁、鼻閉、咳、痰などの気道炎症状を伴います。また、腹痛、嘔吐、下痢といった胃腸症状を伴う場合もあります。合併症として肺炎とインフルエンザ脳症があります。発熱は通常3〜7日間続き、約1 週間の経過で軽快するのが典型的なインフルエンザの症状で、風邪に比べて全身症状が強いのが特徴です。
日本内科学会雑誌の招請講演の「新型インフルエンザ(パンデミックH1N1 2009)の現状」によると、
潜伏期間は、季節性インフルエンザで 1〜3日間であるが、新型インフルエンザはこれよりやや長めになるといわれている。
と記載されています。

感染症学雑誌の他の論文にも、「小児病棟における, インフルエンザ接触者へのオセルタミビル予防内服効果」では、
最大潜伏期(3〜4 日)程度で

とあるので、やはり1〜4日程度、と考えてよさそうです。3〜4日越えて発症しなければ、インフルエンザに罹っていない、と考えて良さそうです。