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<title>お医者になるのは、大変ですね</title>
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<description>医学関連ニュースサイト
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 <title>お医者になるのは、大変ですね</title>
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<title>有名人の症例集(2009～)</title>
<link>http://oisha.livedoor.biz/archives/51312869.html</link>
<description>有名な方たちも、病気と闘っています。
こうした症例に触れることで、より病気が身近になって患者さんに理解を示せるようになったりすることを願っております。また、その疾患の患者さん当人には、闘病記として参考となれば、と思っております。

癌や心筋梗塞、脳卒中な...</description>
<dc:creator>sharara99</dc:creator>
<dc:date>2009-07-04T10:47:29+09:00</dc:date>
<dc:subject>有名人の症例集(2009～)</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[有名な方たちも、病気と闘っています。<br>
こうした症例に触れることで、より病気が身近になって患者さんに理解を示せるようになったりすることを願っております。また、その疾患の患者さん当人には、闘病記として参考となれば、と思っております。<br><br>

癌や心筋梗塞、脳卒中など、3大疾病と呼ばれる疾患や、糖尿病などの一般的にご存じと思われる疾患、そして比較的珍しい代謝・内分泌、アレルギー疾患なども中には含まれています。<br><br>

<b>2009.07.04</b>付記<br>
2009年以前のものは、「<a href="http://oisha.livedoor.biz/archives/51072084.html" target="_blank">有名人の症例集(2007～2008)</a>」に掲載しております。<br><br>

2009年以降は、掲載月毎に以下に示しております。<br>
<a href="http://oisha.livedoor.biz/archives/51312869.html">続きを読む</a>]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://oisha.livedoor.biz/archives/51312853.html">
<title>抗凝固剤「ワーファリン」を過剰投与－慈恵医大青戸病院小児科</title>
<link>http://oisha.livedoor.biz/archives/51312853.html</link>
<description>東京慈恵会医大青戸病院(東京都葛飾区)が5月、血液を固まりにくくする抗凝固剤「ワーファリン」を入院中の女児に過剰投与する医療ミスを起こしたが、都へ1カ月以上報告していなかったことが分かった。病院側は「緊急性はないと判断した」と説明しているが、都は対応の遅れを...</description>
<dc:creator>sharara99</dc:creator>
<dc:date>2009-07-04T10:26:14+09:00</dc:date>
<dc:subject>芸能界医療ニュース</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[東京慈恵会医大青戸病院(東京都葛飾区)が5月、血液を固まりにくくする抗凝固剤「ワーファリン」を入院中の女児に過剰投与する医療ミスを起こしたが、都へ1カ月以上報告していなかったことが分かった。病院側は「緊急性はないと判断した」と説明しているが、都は対応の遅れを指摘している。<br>
<br>
青戸病院などによると、5月25、26日、小児科の医師が腎臓疾患で入院中の女児に対し、ワーファリンの分量「1日当たり」と「体重当たり」を誤って計算し、通常の約8倍を投与した。続けると出血して健康被害が起きる危険があったが、2日目の投与後に別の医師がミスに気付き、家族に謝罪したという。<br>
<br>
都は05年、管理上の問題があったり、他医療機関への警鐘になる医療事故が起きた際に、迅速な報告をするよう医療機関に通知した。だが青戸病院が電話で報告したのは今月2日だった。病院側は取材に「事実経過の整理や、院内への周知が済んでから報告した」と説明。3日に一部報道機関に内部告発とみられる文書が送られていたが「内部告発を受けて対応したわけではない」と釈明している。<br>
<br>
一方、都医療安全課は「詳細は必要に応じて後日文書で求める。まずは報告してほしかった」と話している。<br>
<br>
医療事故は04年10月の医療法改正で、大学病院などに2週間以内の厚生労働省の外郭団体への報告義務が課せられた。だが青戸病院を含む分院は対象外で同法に基づく報告をしていない。<br>
(<a href="http://news.livedoor.com/article/detail/4234332/" target="_blank">[薬過剰投与]女児に８倍、報告も遅れる　慈恵医大青戸病院</a>)<br>
<hr><br>
ワルファリンカリウム(ワーファリン)とは、ビタミンK作用に拮抗し、肝臓におけるビタミンK依存性血液凝固因子の生合成を抑制して抗凝血効果及び抗血栓効果を発揮する薬剤です。<br>
<br>
要は、血液を固める作用をもつ因子(プロトロンビン、第Ⅶ、Ⅸ、Ⅹ因子)などを産生するのにはビタミンKが必要であり、そのビタミンKの作用を押さえるのがワーファリン、ということです。<br>
<br>
また、ワルファリンK投与によって血中に遊離する、つまりは副次的に産生されるPIVKA(プロトロンビン前駆体)は、抗凝血作用及び血栓形成抑制作用をもちます。<br>
<br>
前駆体蛋白質のグルタミン酸残基（Glu）を、Glaに変換するγ-カルボキシラーゼの補酵素としてビタミンKが必要であり、ビタミンK欠乏状態であると、これら蛋白質の産生障害が生じます。<br>
<br>
その結果、肝で産生されるプロトロンビン、第Ⅶ、Ⅸ、Ⅹ因子はPIVKA(protein induced by vitamin K absence or antagonist)のまま血中に分泌されることになります。PIVKAはリン脂質膜に結合できないため凝固因子としての機能を発揮できず、出血傾向をきたすことになります。<br>
<br>
ちなみに、こうしたPIVKAは「ビタミンK欠乏」によって産生され、臨床的にはビタミンK摂取量不足、閉塞性黄疸に伴う胆汁排泄障害によるビタミンK吸収障害、広域スペクトラムの抗生物質投与によるビタミンK産生腸内細菌叢の減少、などによっても、血中に出現してきます。<br>
<br>
ワーファリンによる加療適応となるのは、血栓塞栓症(静脈血栓症、心筋梗塞症、肺塞栓症、脳塞栓症、緩徐に進行する脳血栓症等)の治療及び予防などであり、こうした疾患などに処方されます。<br>
<br>
過剰投与などによる副作用としては、以下のようなものがあります。
<a href="http://oisha.livedoor.biz/archives/51312853.html">続きを読む</a>]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://oisha.livedoor.biz/archives/51312828.html">
<title>バセドウ病と診断され、治療中－小松千春さん</title>
<link>http://oisha.livedoor.biz/archives/51312828.html</link>
<description>女優の小松千春（35）が体中が痛く、めまいもするため病院で血液検査を行ったところ、バセドウ病と診断されたことをブログで報告した。本人は「まぁ、いいや。ガンバンベ」と気丈に振舞っているが、この病気はミュージシャンの絢香が俳優・水嶋ヒロとの結婚会見の時に自身が...</description>
<dc:creator>sharara99</dc:creator>
<dc:date>2009-07-04T09:46:52+09:00</dc:date>
<dc:subject>有名人の症例集</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[女優の小松千春（35）が体中が痛く、めまいもするため病院で血液検査を行ったところ、バセドウ病と診断されたことをブログで報告した。本人は「まぁ、いいや。ガンバンベ」と気丈に振舞っているが、この病気はミュージシャンの絢香が俳優・水嶋ヒロとの結婚会見の時に自身がかかっていると明かした病気。<br>
<br>
このバセドウ病だが、甲状腺ホルモンが過剰につくられる病気のこと。甲状腺ホルモンは、発育や成長、新陳代謝を活発にするために欠かせないホルモンだが、過剰につくられると、首の腫れ、不整脈、高血圧、イライラ、のどの渇きなどさまざまな症状があらわれる。<br>
(<a href="http://news.livedoor.com/article/detail/4233404/" target="_blank">小松千春　バセドウ病だったことを告白</a>)<br>
<hr><br>
Basedow病(バセドウ病)とは、甲状腺刺激ホルモン(TSH)レセプター抗体の刺激により、びまん性の甲状腺腫と甲状腺機能亢進症をきたす自己免疫性甲状腺疾患です。<br>
<br>
リンパ球が、自己抗体であるTSHレセプター抗体を産生します。これが、TSH同様の作用をTSHレセプターに伝達するため、甲状腺ホルモンが過剰に産生され、甲状腺機能亢進症が起こります。<br>
<br>
簡単に言ってしまえば、自分の甲状腺を異物として誤って認識し、抗体(TSHレセプター抗体)が生じるために起こります。抗体により甲状腺が刺激され血液中の甲状腺ホルモンが増加する疾患です(甲状腺機能亢進症)。<br>
<br>
結局の所、この甲状腺ホルモンが血中に増加するために症状が起こってきます。甲状腺とは、前頸部の喉頭下部から気管上部の高さに存在し、甲状腺ホルモンを産生する内分泌器官です。<br>
<br>
甲状腺ホルモンは、サイロキシン（T4）とトリヨードサイロニン（T3）の2種があり、ヨウ素を含有したアミノ酸の一種です。血中ではそのほとんどが結合蛋白質と結合しており、1％以下の微量遊離型ホルモンが生理活性を示します。<br>
<br>
甲状腺ホルモンの機能としては、幼児期の成長と成熟の促進、糖蛋白質・核酸・脂質の代謝促進、酸素消費と熱産生を促進する作用があります。<br>
<br>
甲状腺ホルモンが過剰産生されることで、全身症状としては、体重減少、多汗、易疲労感、暑がり、微熱、口渇、月経不順、無月経、掻痒感などが生じることがあります。<br>
<br>
また、循環器症状として動悸、頻脈、労作時息切れ、不整脈などがあります。神経筋症状として、手指振戦、いらいら、多動、不眠、情緒不安定、筋力低下、四肢麻痺などがあります。<br>
<br>
さらに、眼症状として特徴的なものがあります。眼球突出、眼裂開大、眼瞼浮腫、複視、視野狭窄、視力低下などが起こることがあります。バセドウ眼症(甲状腺眼症)とは、とりわけ重症型は悪性眼球突出症といわれます。女性が男性より罹患しやすいという特徴があります。<br>
<br>
ちなみに、Basedow病の他覚所見として、特にびまん性甲状腺腫diffuse goiter、頻脈tachycardia、眼球突出exophthalmusの所見を併せてMerseburg(メルゼブルク)の3徴といいます。<br>
<br>
これらの徴候に加えて皮膚湿潤、手指振戦finger tremorを高頻度に認め、甲状腺部血管音bruitを聴取します。手指振戦は閉眼時に起こりやすい〔Rosenbach(ローゼンバッハ)徴候〕です。これらの臨床所見が認められれば、甲状腺中毒症を示すBasedow病を考え、鑑別のための検査を進めます。<br>
<br>
眼球突出(眼突計で17mm以上)は約50％の症例で認めますが、明らかな眼球突出が存在しなくてもvon Graefe(フォン・グレーフェ)徴候(上結膜白目の露出)やMoebius(メビウス)徴候(眼球輻輳反応の障害)を認めることがあります。<br>
<br>
眼球眼筋障害のために複視を認めます。眼球突出がさらに進行すると眼球結膜の腫脹、充血、出血が起こり、閉眼不能となります。こうなると、角膜の易感染性および潰瘍が生じ、悪性眼球突出症malignant exophthalmusとなり、視神経萎縮をきたし高度の視力低下に陥ることもあります。<br>
<br>
甲状腺機能は正常で眼球突出だけを認める病態を、正常甲状腺機能眼球突出euthyroid ophthalmopathyといいます。老人では眼球突出は現れにくく、筋脱力、衰弱、食欲不振のみが出やすくなり、精神遅延様顔貌apathetic hyperthyroidismを示すに至ることがあります。<br>
<br>
特に男子では近位筋優位の対称性の四肢麻痺が起こり、階段の昇降や椅子に登ることができなくなる(Plummer徴候)ことがあり、時には四肢可動不能に陥ることもあります。日本では、周期性四肢麻痺にBasedow病が合併する例が多く、またBasedow病に重症筋無力症を合併することもあります。<br>
<br>
さらに、まれにBasedow病が激症型で発症することがあり、このときは発熱、高度の下痢、発汗過多(流れるような汗)が起こり、甲状腺クリーゼと呼び、早急に治療を開始する必要があります。<br>
<br>
治療としては、以下のようなものがあります。
<a href="http://oisha.livedoor.biz/archives/51312828.html">続きを読む</a>]]>
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</item>
<item rdf:about="http://oisha.livedoor.biz/archives/51311353.html">
<title>症例　心室細動-突然死を防ぐ方法</title>
<link>http://oisha.livedoor.biz/archives/51311353.html</link>
<description>東京近郊に住むW・Sさん(61)は、2007年02月、東京マラソンを走っていた最中に、突然めまいに襲われ、意識を失ってしまいました。この時、彼の心臓は痙攣を起こし、心肺停止とほぼ同じ状態。

生死は時間との戦いで、できれば5分以内、遅くとも9分以内にAEDで電気ショックを...</description>
<dc:creator>sharara99</dc:creator>
<dc:date>2009-07-02T19:38:43+09:00</dc:date>
<dc:subject>家庭の医学</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[東京近郊に住むW・Sさん(61)は、2007年02月、東京マラソンを走っていた最中に、突然めまいに襲われ、意識を失ってしまいました。この時、彼の心臓は痙攣を起こし、心肺停止とほぼ同じ状態。<br>
<br>
生死は時間との戦いで、できれば5分以内、遅くとも9分以内にAEDで電気ショックを与えなければ絶命という危機に陥りました。その時、最悪の事態を回避してくれたのは、周囲にいた人々のとっさの行動でした。<br>
<br>
心停止とは、「心臓リズムの異常が原因で心臓から全身に血液を送り出す機能がなくなった状態」と定義されます。結果、心停止により全身の臓器が虚血になりますが、脳は虚血に最も弱く3分程度で不可逆的な変化をきたしてしまいます。そのため、蘇生までの時間が重要となるわけです。<br>
<br>
心停止は心臓虚血、全身状態の悪化、ショック、心不全、薬剤の副作用などで起こりえますが、心機能の低下に伴って起こることが多いです。<br>
<br>
心室細動は、こうした病態に合併して起こることが多いですが、時に全身状態が良好な場合でも突然発症することがあります。たとえば、不整脈に伴って起こるもので、心停止の原因不整脈としては、心室停止(補充調律を伴わない洞停止および房室ブロックなど)と心室細動があります。<br>
<br>
また、心停止と一口に言っても、心電図所見から<br>
<blockquote>①心室細動(VF：ventricular fibrillation)<br>
②無脈性心室頻拍(Pulseless VT：pulseless ventricular tachycardia)<br>
③無脈性電気活動(PEA：pulseless electrical activity)<br>
④心静止(Asystole)</blockquote><br>
に分類されます。<br>
<br>
上記のようにAED(自動体外式除細動器)が大きな効力を発揮するのは、心室細動や無脈性心室頻拍など場合です。これらは、早期の心肺蘇生法および早期除細動が行われれば、約74％もの蘇生率が見込まれます。<br>
<br>
心室細動(VF)は、上記の通り致死的不整脈の一つで、心臓性突然死の主な直接原因となります。心室の各部分に、無秩序な電気的興奮が起こります。そのため、心電図上で特徴的な、不規則な波形を示します(QRS波とT波は識別不能)。<br>
<br>
心臓は、全身に血液を送り出すポンプの働きをしており、ポンプを動かしているのが電気刺激です。心室細動では、この電気刺激が上手く伝われない結果、心臓からの血液が上手く拍出することができないため、脳血流量が途絶してしまいます。脳血流量が途絶すると、3～5秒間でめまい、5～15秒間で意識消失が出現し、3～4分持続すると、脳の不可逆的変化が生じ、死に至ってしまうといわれています。<br>
<br>
そのため、心室細動と考えられる患者さんが発見されたら、直ちに救急処置を施行しなければなりません。心肺蘇生を行ったり、除細動、後療法の3段階での処置が必要です。<br>
<br>
W・Sさんのケースでは、以下のような流れで救命措置が行われたそうです。
<a href="http://oisha.livedoor.biz/archives/51311353.html">続きを読む</a>]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://oisha.livedoor.biz/archives/51311346.html">
<title>本当は怖い膝の違和感-髄膜腫</title>
<link>http://oisha.livedoor.biz/archives/51311346.html</link>
<description>以下は、最終警告！たけしの本当は怖い家庭の医学で扱われていた内容です。

横浜ベイスターズがまだ大洋ホエールズだった時代、大魔神・佐々木主浩投手とともに、ダブルストッパーとして活躍した盛田幸妃(当時28)さん。その後、大阪近鉄バファローズに移籍した彼は、1998...</description>
<dc:creator>sharara99</dc:creator>
<dc:date>2009-07-02T19:24:47+09:00</dc:date>
<dc:subject>家庭の医学</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[以下は、<a href="http://www.asahi.co.jp/hospital/" target="_blank">最終警告！たけしの本当は怖い家庭の医学</a>で扱われていた内容です。<br>
<br>
横浜ベイスターズがまだ大洋ホエールズだった時代、大魔神・佐々木主浩投手とともに、ダブルストッパーとして活躍した盛田幸妃(当時28)さん。その後、大阪近鉄バファローズに移籍した彼は、1998年5月、大阪ドームでの試合中に右膝に妙な違和感を覚えます。<br>
<br>
その翌月、眠りについたとき、右足首が突然震え出した盛田さん。その後も、更なる異変が彼を襲い続けました。具体的には、以下のような症状がみられ始めました。<br>
<blockquote>1)右膝の違和感<br>
2)右足首の痙攣<br>
3)右膝下の力が抜ける<br>
4)右足の激しい痙攣</blockquote><br>
このような症状が見られ、病院を受診した盛田さんは、髄膜腫と診断されました。<br>
<br>
脳腫瘍の中では、脳実質由来の神経膠腫、脳を包む髄膜から発生する髄膜腫、脳神経鞘から発生する神経鞘腫、脳下垂体前葉から発生する下垂体腺腫で原発性脳腫瘍の80％を占めます。そのほかに頭蓋咽頭腫、胚腫・胚細胞性腫瘍などは本邦に比較的多いです。近年では、悪性リンパ腫も増加傾向にあります。<br>
<br>
髄膜腫は、中枢神経を被う硬膜に付着して発生する、くも膜細胞由来の腫瘍です。そのため、くも膜顆粒のある所に発生しやすいです。簡単に言ってしまえば、脳腫瘍の一種で、何らかの原因で脳を守る膜から生じる腫瘍のこと。腫瘍が圧迫する脳の場所によって、様々な症状が起こります。<br>
<br>
具体的には、脳室内や、稀に頭蓋外にも発生します。髄膜腫は発生部位により頭蓋骨円蓋部、頭蓋底部、脊髄腔の各部位の名称で分類されます。<br>
<br>
中年以降の女性に多く、症状としては痙攣、徐々に出現する片麻痺や脳神経麻痺、認知症などで発症します。硬膜に付着して発育し、脳の圧排症状を呈します。テント上が9割を占め、大脳円蓋部は焦点発作や不全麻痺を起こし、傍矢状部は下肢の片麻痺を生じる可能性があります。<br>
<br>
盛田さんの場合は、前頭葉の一部、右半身の運動を司る運動野に腫瘍ができていました。そのため、右足膝下に痙攣などの異常が出たのです。しかし、髄膜腫のほとんどは良性で転移することはなく、手術で取り除くことができれば予後はいいと言われています。<br>
<br>
診断では、頭部CTやMRIなどが有用です。単純CTでは境界鮮明な軽度高吸収域を示し、造影CTで比較的均一に造影されます。MRIではT1、T2ともやや延長する傾向にあり、Gd増強T1強調画像で著明に増強されます。付着部の硬膜も増強されることがあり、髄膜腫に特徴的とされます。<br>
<br>
治療としては、以下のようなものがあります。
<a href="http://oisha.livedoor.biz/archives/51311346.html">続きを読む</a>]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://oisha.livedoor.biz/archives/51311334.html">
<title>本当は怖い鼻血-若年性鼻咽腔血管線維腫</title>
<link>http://oisha.livedoor.biz/archives/51311334.html</link>
<description>以下は、最終警告！たけしの本当は怖い家庭の医学で扱われていた内容です。

とある地方都市に暮らすW・Sさん(21)は、大学受験を控え勉強に励んでいた時、突然鼻血が毎日のように続くようになりました。幼い頃から鼻血が出やすかった彼は、体質だから仕方ないと考えていま...</description>
<dc:creator>sharara99</dc:creator>
<dc:date>2009-07-02T18:55:13+09:00</dc:date>
<dc:subject>家庭の医学</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[以下は、<a href="http://www.asahi.co.jp/hospital/" target="_blank">最終警告！たけしの本当は怖い家庭の医学</a>で扱われていた内容です。<br>
<br>
とある地方都市に暮らすW・Sさん(21)は、大学受験を控え勉強に励んでいた時、突然鼻血が毎日のように続くようになりました。幼い頃から鼻血が出やすかった彼は、体質だから仕方ないと考えていましたが、やがて頭が重く、身体がだるいなどの症状にも襲われるように。その後、大学入学から半年後に、次々と異変が現れます。<br>
<br>
具体的には、<br>
<blockquote>1)鼻血<br>
2)頭が重い<br>
3)右目のかすみ<br>
4)鼻づまり<br>
5)右目が少し飛び出す<br>
6)右目と右頬が大きく飛び出す</blockquote>このような症状がみられるようになりました。そのため、病院を受診したW・Sさんは、「若年性鼻咽腔血管線維腫」と診断されました。<br>
<br>
若年性鼻咽腔血管線維腫とは、思春期男子にみられる非上皮性良性腫瘍です。臨床的には、しばしば悪性として扱われます。上咽頭の側壁や、後鼻孔の後側壁から多く発生し、発症原因として性ホルモンとの関係が考えられていますが、詳細は不明です。<br>
<br>
初発症状は、片側性の鼻閉、鼻出血として現れます。腫瘍が腫大すると、両側鼻閉、耳閉塞感、難聴、構音障害、嚥下障害などが出現してきます。<br>
<br>
周囲組織に進展すると頬部腫脹、眼球突出などを生じます。増殖傾向が強く、頭蓋内へ進展することもあります。<br>
<br>
ゆっくりと進行することが多い疾患ですが、時にW・Sさんのように3年で10 cmという驚異的なスピードで大きさを増すこともあります。そのまま放っておけば、腫瘍は頭蓋骨の底を突き破り、脳を圧迫し、意識障害などを引き起こし、生命に危険を及ぼすこともあります。<br>
<br>
確定診断は生検によりますが、大出血の危険があるので、施行の際には万全の準備が必要となります。そのため、思春期男子の上咽頭に易出血性の腫瘍を発見したら、臨床的に本症と診断し、治療を開始する方法もあり、CT、MRIにより進展範囲や骨破壊の把握、血管造影により栄養血管の同定を行います。<br>
<br>
治療としては、以下のようなものがあります。
<a href="http://oisha.livedoor.biz/archives/51311334.html">続きを読む</a>]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://oisha.livedoor.biz/archives/51307567.html">
<title>肺真菌症と診断され、治療中の84歳男性</title>
<link>http://oisha.livedoor.biz/archives/51307567.html</link>
<description>読売新聞の医療相談室で、以下のような相談がなされていました。
肺真菌症と診断され、抗真菌薬を服用しています。肺真菌症とはどんな病気なのでしょうか。(84歳男性)
この相談に対して、東邦大医療センター大森病院・病院病理部診療部長である渋谷　和俊先生は、以下のよ...</description>
<dc:creator>sharara99</dc:creator>
<dc:date>2009-06-28T19:49:51+09:00</dc:date>
<dc:subject>生活と医学</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[読売新聞の<a href="http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/soudan/20090628-OYT8T00237.htm" target="_blank">医療相談室</a>で、以下のような相談がなされていました。<br>
<blockquote>肺真菌症と診断され、抗真菌薬を服用しています。肺真菌症とはどんな病気なのでしょうか。(84歳男性)</blockquote><br>
この相談に対して、東邦大医療センター大森病院・病院病理部診療部長である渋谷　和俊先生は、以下のようにお答えになっています。<br>
<blockquote>肺真菌症は、一般的にカビと称される真菌による肺の感染症です。主な原因菌は、麹カビの仲間である「アスペルギルス」や、酵母の仲間の「クリプトコッカス」などといったものです。<br>
<br>
吸い込んだ真菌が肺の中で増え出すと、せきやたんが出たり発熱したりします。また、呼吸困難になったり全身がだるくなったりすることもあります。<br>
<br>
これらの真菌は、私たちの生活環境の中にあり、毎日吸い込んでいるようです。ただ、真菌自体はほかのばい菌に比べて病原性が弱く、吸い込んだだけで病気を発症することはありません。<br>
<br>
肺真菌症を発症する多くの場合は、気道に障害があったり、ばい菌から体を守る白血球などの機能が低下したりした時です。<br>
<br>
前者の場合は肺結核の人が多く、治る過程で気管支が拡張して通る空気が渦を巻くことで、真菌が増殖しやすくなります。後者の場合は、抗がん剤治療やHIVの感染によるものなど、様々な報告があります。<br>
<br>
肺真菌症は、胸部エックス線検査などで見つかることもありますが、症状や検査で決め手になるものが少なく、診断が難しい場合もあります。</blockquote><br>
肺真菌症とは、さまざまな真菌による肺感染症です。血液疾患や免疫不全症などの重篤な基礎疾患に、日和見的に併発する重症例が多いです。<br>
<br>
日本の肺真菌症の原因菌にはアスペルギルス、クリプトコックス、カンジダが多く、次いでムーコル、トリコスポロンが多いですが、この中でクリプトコックスは健康人にも感染発症する強毒菌です。<br>
<br>
また、肺アスペルギルス症と肺クリプトコックス症は、外因性気道感染によりますが、肺カンジダ症は内因性感染であり、口腔内カンジダの誤嚥による例と血管カテーテルを介した全身播種性カンジダ症の一部として起こる例とがあります。<br>
<br>
アスペルギローマにおいては、陳旧性肺結核の浄化空洞，気管支拡張部位などの肺内空洞にアスペルギルスが侵入・定着し、さらに菌球（fungus ball）を形成するものです。<br>
<br>
アスペルギルス属やムコール属などは血管侵襲性が強く、血栓形成やときに肺梗塞病変をきたします。さらに、クリプトコッカス属は髄膜炎を高頻度に引き起こす可能背があります。<br>
<br>
全身播種性の感染を除いて、症状としては一般的に軽度のことが多いです。咳嗽や発熱、喀痰などが主なものですが、喀痰は少ないことが多いです。ただ、肺梗塞を併発すると胸痛、血痰をきたします。<br>
<br>
アレルギー性気管支肺アスペルギルス症（ABPA）では、アスペルギルス属に対する1型および2型のアレルギー反応であり、微熱、咳、痰を伴う喘息様の症状が出現します。<br>
<br>
クリプトコッカス属による髄膜炎では、頭痛、悪心・嘔吐、髄膜刺激症状、ときに痙攣発作などがみられます。<br>
<br>
治療としては、以下のようなものがあります。
<a href="http://oisha.livedoor.biz/archives/51307567.html">続きを読む</a>]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://oisha.livedoor.biz/archives/51307542.html">
<title>食道癌が再発し、治療継続を悩む76歳男性</title>
<link>http://oisha.livedoor.biz/archives/51307542.html</link>
<description>読売新聞の医療相談室で、以下のような相談がなされていました。
食道がんを摘出後、再発の疑いがあり、放射線と抗がん剤治療を受けました。疲れやすく足もふらつくようになり、抗がん剤は現在休止中です。医師から継続を勧められ、悩んでいます。(76歳男性)
この相談に対...</description>
<dc:creator>sharara99</dc:creator>
<dc:date>2009-06-28T19:18:45+09:00</dc:date>
<dc:subject>生活と医学</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[読売新聞の<a href="http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/soudan/20090628-OYT8T00235.htm">医療相談室</a>で、以下のような相談がなされていました。<br>
<blockquote>食道がんを摘出後、再発の疑いがあり、放射線と抗がん剤治療を受けました。疲れやすく足もふらつくようになり、抗がん剤は現在休止中です。医師から継続を勧められ、悩んでいます。(76歳男性)</blockquote><br>
この相談に対して、国立がんセンター東病院消化管内科である吉野孝之先生は、以下のようにお答えになっています。<br>
<blockquote>手術で摘出した食道がんが再発した場合、定まった治療法はありません。日本食道学会の「食道癌(がん)診断・治療ガイドライン」(2007年4月版)によると、首のリンパ節にがんが再発した場合、手術でがんを摘出するのが有効となっています。<br>
<br>
ただ、手術ができない場合、抗がん剤治療や放射線治療を単独で行ったり、両者を併用したりするという選択肢もあります。<br>
<br>
質問者の場合、どの部分に再発の疑いがあるのか分かりませんが、可能であれば、担当医が勧めるように、抗がん剤と放射線を併用した治療を続けるのがいいと思います。<br>
<br>
ただ、疲れやすく足元のふらつきがひどいのであれば、抗がん剤の量を減らしたり、ほかの抗がん剤に変えたりするという方法があります。こうすることで、副作用を軽減でき、治療を継続しやすくなることがあります。</blockquote><br>
食道は、頸部、胸部、腹部の3部に区別されます。頸部は、第6頸椎体の高さから始まり、気管の後ろで頸椎の前をまっすぐに下降します。<br>
<br>
胸部は、胸郭上口から横隔膜の食道裂孔に至るまでの部分を指します。腹部は、横隔膜下にある長さわずか数cmの部分で、食道裂孔から始まり、左に屈曲して胃の噴門に開きます。食道は、起始部、気管分岐部、横隔膜貫通部でやや狭くなっており、生理的狭窄部と呼ばれます。<br>
<br>
好発部位は胸部食道であり、次いで腹部食道、頸部食道の順に多くみられます。男性は女性の6.5倍の発症率があります。男性の食道癌死亡率は過去30年間でほぼ同じ値ですが、女性では減少してきています。部位別にみて、頸部食道癌では女性が多くなり、男女の性差が非常に小さくなっています。<br>
<br>
食道癌とは、食道に発生した上皮性悪性腫瘍を指します。好発年齢は60歳代となっています。治療成績の向上が得られてきており、現在では手術死亡率は数％、手術治療成績も5年生存率が20％台から50％へと達するようになっています。<br>
<br>
発症のリスクファクターとしては、喫煙や飲酒があり、特に両者の相乗作用との関係がいわれ、1日20本以上喫煙し3合以上飲酒する群が他の群と比べ、食道癌の発生に有意な差のあることが指摘されています。また、食道アカラシアや腐食性食道狭窄、Barrett食道などに癌発生頻度が高いと指摘されています。<br>
<br>
色素内視鏡や超音波内視鏡検査の普及に伴い、早期食道癌の発見される機会が著しく増加したため、早期食道癌発見の機会があがっています。そうした症例では、内視鏡的粘膜切除術(endoscopic mucosal resection：EMR)が行われることも増えてきました。<br>
<br>
症状としては、早期癌では食物がしみたり、食べ物の通過障害感、胸骨後部異常感などの軽度の食道症状が起こりえます。<br>
<br>
進行癌となると、狭窄が高度になり、嚥下障害が強くなってきて、悪心・嘔吐がみられることもあります。嘔吐は、初期には食物のみですが、狭窄が進むと唾液や粘液までも吐出してきます。<br>
<br>
このように表在癌の症例では、愁訴を認めないのがおよそ半数程度でありますが、一方、進行癌では愁訴がないのはわずか5％程度であり、狭窄感、嚥下障害を有する症例が半数を占めます。<br>
<br>
食道には漿膜がないため、周囲臓器への浸潤が起こりやすく、胸痛や背痛がみられたり、気道との間の瘻孔形成により激しい咳が起こることもあります。また、反回神経麻痺による嗄声などがみられることもあります。<br>
<br>
食道癌の早期発見や存在診断は、消化管造影検査および内視鏡検査が主に行われています。特に、早期発見には、消化管造影検査や内視鏡検査(粘膜癌の診断や1cm 以下の微小癌の発見に大きな役割を果たしている)が主に行われています。<br>
<br>
最近では、食道癌の診断は内視鏡検査が先行され、次いで精密検査としてＸ線造影検査が選択される傾向があるようです。内視鏡検査は病変の指摘が短時間で容易にでき、X線造影検査は病巣部の正面像・側面像から病巣の深達度、内視鏡所見では描出しにくい粘膜下の病変の広がりなどが分かるからです。<br>
<br>
食道造影充満像では、陰影欠損、潰瘍形成、壁の伸展不良、狭窄所見などがみられ、二重造影では粗ぞうな粘膜、顆粒状の凹凸、隆起や陥凹、粘膜ひだの変化などが観察されます。内視鏡検査では、粘膜の発赤、びらん、隆起や陥凹、狭窄所見がみられます。<br>
<br>
超音波検査、CT検査、MRI検査、超音波内視鏡検査などは、臨床の現場においては食道癌の周囲臓器浸潤、リンパ節転移診断、他臓器への転移診断などが主な役割となっています。また、近年では拡大内視鏡検査やFDG-PET検査の有用性も認められつつあり、食道癌の診断に用いられつつあります。<br>
<br>
治療としては、以下のようなものがあります。
<a href="http://oisha.livedoor.biz/archives/51307542.html">続きを読む</a>]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://oisha.livedoor.biz/archives/51307374.html">
<title>喉頭癌、卵巣癌の発症リスクにも－石綿</title>
<link>http://oisha.livedoor.biz/archives/51307374.html</link>
<description>世界保健機関(WHO)に属する国際がん研究機関(IARC)は発がん性物質についての会合を開き、アスベスト(石綿)について、喉頭がんと卵巣がんも発症させると認定した。国内では現在、石綿による労災補償や救済の対象になるがんとして職業病リストに例示されているのは、肺がんと中...</description>
<dc:creator>sharara99</dc:creator>
<dc:date>2009-06-28T12:16:29+09:00</dc:date>
<dc:subject>医療注目ニュース</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[世界保健機関(WHO)に属する国際がん研究機関(IARC)は発がん性物質についての会合を開き、アスベスト(石綿)について、喉頭がんと卵巣がんも発症させると認定した。国内では現在、石綿による労災補償や救済の対象になるがんとして職業病リストに例示されているのは、肺がんと中皮腫だけ。IARCが認めたことで政府は認定基準などの検討を迫られそうだ。<br>
<br>
英国の腫瘍学雑誌「ランセット・オンコロジー」電子版5月号が伝えた。同誌によると会合は3月にあり、石綿に両がんの発がん性があることを認定した。これまでは肺がんと中皮腫に限り発がん性を認めていた。<br>
<br>
IARCは、高濃度の石綿を浴びた人の喉頭がんのリスクは、浴びない人の1.6~2.5倍になると結論づけた。また、第二次世界大戦中に石綿を原料にしたガスマスクを製造していた英国人女性集団の疫学研究などを例に挙げ、高濃度の石綿を浴びた場合、卵巣がんのリスクが高くなるとしている。<br>
<br>
石綿を吸い込むとリンパ管や血液を通して運ばれるともいわれ、卵巣に蓄積すると指摘する論文などがある。喉頭がんは、既にドイツ、ベルギー、オーストリアなどでは石綿による職業病リストに挙げられている。<br>
<br>
日本の労災補償の規定では業務によることが明らかな疾病は対象になる。実際は例示外の病気が認定されるのは困難で、肺がんと中皮腫以外のがんが石綿による労災と認められた例はない。工場周辺の住民らを対象にした石綿健康被害救済法は、肺がんと中皮腫以外は救わない規定になっている。<br>
<br>
これまでも国内で、喉頭がんを石綿関係の疾病として指摘してきた専門家はいた。また、卵巣がんについても、関係を示唆する論文があった。IARCの認定によって、今後、関連の学会や厚生労働省、患者団体を巻き込んで石綿がんの労災認定のあり方の議論が進むとみられる。<br>
<br>
まず考えられるのが、労働基準法施行規則の職業病リストへの掲載を求める患者団体の運動だ。以前から海外では喉頭がんをリストに挙げている国はあり、要望する姿勢を強めていた。<br>
<br>
厚労省はこれまで、職業病リストや認定基準は検討会などで論議し、決定してきた。即座に喉頭がんと卵巣がんがリスト化されることは考えにくい。だが、当面の措置として、通達などで二つのがんが労災認定の可能性があることを伝えるだけでも効果がある。二つのがんについて各労働基準監督署で門前払いにしてきたことが多いと考えられ、慎重な検討を促すことになるからだ。<br>
(<a href="http://news.livedoor.com/article/detail/4223571/" target="_blank">喉頭、卵巣がんも発症　ＷＨＯ機関が認定</a>)<br>
<hr><br>
アスベストは石綿とも言われ、人体に対する影響は多彩であり、アスベスト肺、胸膜肥厚、肺癌、中皮腫(悪性中皮腫)などが指摘されています。<br>
<br>
アスベスト肺とは、比較的大量のアスベスト吸入により、肺のびまん性線維化病変を主立った特徴とした疾患です。肺が線維化してしまう肺線維症の一つです。簡単にいってしまえば、アスベストを吸うと気管支の奥まで入り込み、肺の間質で炎症が起こり、肺組織の構造を変化させます。結果、線維化が起こってきた状態を指すわけです。<br>
<br>
肺における線維化は、間質や肺胞の炎症性細胞を中心とする浸潤変化とともに、線維芽細胞を中心とする細胞増殖、線維素の分泌・沈着などにより起こります。こうした変化が起こってくると、肺の組織が硬くなります。<br>
<br>
こうした線維化が起こってくると、患者さんは息苦しさを感じるようになります。肺は本来、ガス交換(酸素および二酸化炭素など)を行っていますが、線維化が起こると、この効率を著しく損ねてしまいます。<br>
<br>
この症状は、徐々に進行してきます。まずは労作時(体を動かしたとき)に息切れが出現してきます。初期は、こうした労作時のみですが、進行すれば安静時にも息苦しさがみられるようになります。会話や着替えのときでも、息が切れるほど呼吸機能が低下してしまうこともあります。<br>
<br>
また、こうした間質性肺炎の他に、びまん性胸膜肥厚も合併します。胸膜は肺の表面、および、肋骨の内側を包む2層の薄い膜(壁側および臓側胸膜)です。この壁側および臓側胸膜で囲まれた胸腔(胸膜腔)には、正常では20ml程度の液体が存在し、潤滑液としての役割をはたしています。<br>
<br>
アスベストによる刺激があると、炎症(胸膜炎)が起こり、胸膜腔に水が溜まってきます(胸水)。この炎症が繰り返し起こると、上記同様に組織が線維化し、肥厚してきます(びまん性胸膜肥厚は、臓側胸膜まで線維性肥厚が及んでおり、良性石綿胸水と呼ばれる胸水貯留の後にみられる)。<br>
<br>
また、アスベストは発癌性があり、悪性中皮腫および肺癌の発生と関連があるといわれています。悪性中皮腫症例の80％は、アスベストが原因と考えられています。<br>
<br>
アスベストに被曝してから悪性胸膜中皮腫が発症するまでの期間は20～50年とされています。気道に吸入されたアスベストは胸膜直下に到達し、少なくとも約20年の慢性刺激によって腫瘍が発生するとされています。<br>
<br>
まれな疾患であり、通常、悪性びまん性胸膜中皮腫と呼称されます。職業的にアスベスト吸入が発症要因として知られています。早期診断は難しく、胸水が貯留した場合に呼吸困難感、咳、胸痛、体重減少などの自覚症状が出て診断されることが多いです。<br>
<br>
悪性胸膜中皮腫は、上皮型、線維肉腫型、二相型の3型に分類されます。最近、線維肉腫型の中で、硝子化膠原線維を豊富に認める結合組織性中皮腫を亜型として分類しています。<br>
<br>
頻度は、上皮型54％、肉腫型22％、混合型24％となっており、上皮型が半数近くとなっています。上皮型は腺腔形成がみられることから、胸膜直下に発生しやすい肺腺癌との鑑別に苦労することが多いです。また、腫瘍が臓器というより体腔の中で発生し、胸膜表面上をびまん性に進展するという特殊性から、診断はしばしば困難です。<br>
<br>
鑑別する上では、細胞・組織診が必須となります。ですが、胸水細胞診、経皮胸膜生検の診断率はともに25％程度と低いため、最近では積極的に胸腔鏡下胸膜生検が行われ、その陽性率は90％以上となっています。<br>
<br>
病理学的には、肺腺癌と鑑別困難なことがあり、その際には免疫組織所見〔中皮腫：calretinin（+），WT-１（+），CEA（-）〕が有用とされます。<br>
<br>
治療としては、以下のようなものがあります。
<a href="http://oisha.livedoor.biz/archives/51307374.html">続きを読む</a>]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://oisha.livedoor.biz/archives/51307303.html">
<title>マイコプラズマ肺炎、虫垂炎、腎炎で入院していた－竹内薫さん</title>
<link>http://oisha.livedoor.biz/archives/51307303.html</link>
<description>生まれて初めて病院に入院し、手術を受けた。3週間前のことである。元来、病気がちであったせいか、かえって入院経験が一度もなかった私は、出張先の大阪で高熱と嘔吐と腹痛に襲われ、救急車で大阪船員病院に搬送された。

結果的に、マイコプラズマ肺炎、虫垂炎、腎炎と3...</description>
<dc:creator>sharara99</dc:creator>
<dc:date>2009-06-28T09:03:30+09:00</dc:date>
<dc:subject>有名人の症例集</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[生まれて初めて病院に入院し、手術を受けた。3週間前のことである。元来、病気がちであったせいか、かえって入院経験が一度もなかった私は、出張先の大阪で高熱と嘔吐と腹痛に襲われ、救急車で大阪船員病院に搬送された。<br>
<br>
結果的に、マイコプラズマ肺炎、虫垂炎、腎炎と3つの「炎症」を起こしていたのだが、抗菌剤の投与と盲腸の手術により、1週間の入院と1週間の自宅療養を経て、ようやく仕事に復帰できるまでに回復した。<br>
<br>
もともとマルチ人間を自称する私だが、さすがに同時に3つの病に侵されていたのには仰天した。過労がたたり、免疫が落ちていたのかもしれない。<br>
<br>
さて、虫垂炎と腎炎はいいとして、「マイコプラズマ肺炎」というのは、案外と正体不明の病気ではなかろうか。そこで今回は、このマイコプラズマについて書いてみたいと思う。<br>
<br>
マイコプラズマの語源だが、「マイコ」はギリシャ語で「菌類」を意味し、「プラズマ」は同じくギリシャ語で「形づくる」を意味する。マイコプラズマという名前を最初に使った人が「これはキノコみたいなものだ」と勘違いしたのが名前の由来らしい。<br>
<br>
ちなみに、「プラズマ」は生物学では「血漿」や「原形質」を意味し、物理学や工学では(高温で原子核と電子がバラバラになったような)「物質の第4の状態」を意味する。む、ムズカシイですな(汗)。<br>
<br>
まあ、とにかく、そんな勘違いで名前が決まってしまったマイコプラズマだが、きわめて小さな細菌であり、ふつうの細菌と(もっと小さい)ウイルスの中間の大きさと説明されることも多い。普通の細菌と違って細胞壁を持たないため、細胞壁の合成を邪魔する抗生物質(よくお医者さんで処方されるペニシリン系やセフェム系)は効かず、テトラサイクリン系やマクロライド系のものが治療に使われる。<br>
<br>
マイコプラズマ肺炎には、いろいろな名前がついている。昔はオリンピックの年に流行したことから「オリンピック病」と呼ばれていた(今では毎年流行するので、この呼び名は使われなくなった)。あるいは、体力のある大人が「なんだか怠いな」などと思いつつ、マイコプラズマ肺炎と気付かずに日常生活を送っていたりするので「歩く肺炎」と呼ばれたりもする。<br>
<br>
毎年、子供を中心に学校で集団感染することも多く、私も病院で「子供がかかる病気ですけどね、どこで拾っちゃったかな」とお医者さんに言われた。興味深いことに、私のマイコプラズマ肺炎は、実は治りかけであったことが判明し、まさに「歩く肺炎」を実践していたことも分かった。<br>
<br>
ただし、私の場合は、特に咳が出たおぼえもないので、あまり他人にはうつしていないと思うのだが。<br>
<br>
なんとも捕らえがたい性格のマイコプラズマだが、風邪が長引いて、町のお医者さんで抗生物質をもらってもなかなか治らない場合は、通常の風邪ではなく、マイコプラズマ肺炎を疑ったほうがいいかもしれない。そのような場合は、ちょっと大きな病院で「ふつうの抗生物質が効かないみたいなんです」と、相談してみたほうがいいかもしれませんゾ。<br>
(<a href="http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/271023/" target="_blank">【竹内薫の科学・時事放談】マイコプラズマって何者？</a>)<br>
<hr><br>
マイコプラズマ肺炎とは、肺炎マイコプラズマ(mycoplasma pneumoniae)の感染によって起こります。小児から若年成人に好発し大部分は良好な経過をとり、その発生数は毎年増加傾向にあり、最近では市中肺炎の原因菌として肺炎球菌に次いで頻度が高いです。<br>
<br>
マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)は細胞壁がなく、無細胞人工培地(PPLO培地)で増殖する自己増殖能をもつ最小の原核微生物です(細胞壁を欠くため、β-ラクタム系抗生物質には非感受性です)。マイコプラズマ感染症の成立のためには、咽頭への定着が必須であり、まず上皮細胞に定着し、気道上皮の線毛運動が低下します。潜伏期は 2～3週であるといわれています。<br>
<br>
Mycoplasma pneumoniaeの直接作用として過酸化水素を産生し、組織傷害を起こします。また、Bリンパ球を刺激し、種々の自己抗体を産生して免疫的反応による炎症を引き起こします。このような機序による病理組織学的所見としては、気管支や血管周囲の単核球の浸潤が認められ、気管支上皮細胞の破壊や胞隔炎の像を認めます。<br>
<br>
症状としては、夜に眠れないほどの頑固な咳が特徴的です。また、咳はdry cough(乾いた咳)と呼ばれる喀痰を伴いません。また、発熱は38.5℃を越えることもあり、頭痛、咽頭痛、倦怠感などのいわゆる感冒様症状もみられます。<br>
<br>
特に病初期には乾性せきと発熱が主症状です。頻度は高くないが呼吸器症状以外にも、発疹や紅斑などの皮膚病変、不整脈や胸痛などの循環器症状、中枢および末梢神経症状、関節症状を呈することがあります。<br>
<br>
確定診断は、下記のいずれか1つが得られれば行えます。培養は必ずしも容易ではないため、臨床的な確定診断は抗体価の上昇によることが多いです。遺伝子診断はいまだ一般的ではありません。<br>
<blockquote><b>病原体の培養</b>：喀痰はみないことも多いため、検体は咽頭スワブを用います。また、通常の血液寒天培地上には発育しないため、PPLO培地を用います。<br>
<b>抗体価の上昇</b>：急性期と回復期(2～4週以降)のペア血清を用いて、特異抗体価が4倍以上の上昇を示します。方法には、補体結合反応や血球凝集反応が用いられます。<br>
<b>特異遺伝子の検出</b>：病原体のMycoplasma pneumoniaeは常在菌ではないため、PCRなどの方法により、スワブ検体からその遺伝子の存在を証明します。</blockquote>臨床的には、マイコプラズマ肺炎のような非定型肺炎では、若年者の発症、家族内や集団内流行、頑固なせき、胸部身体所見に乏しい、末梢白血球が正常といった特徴があります。<br>
<br>
胸部X線でスリガラス状陰影またはskip lesionがある、グラム染色で原因菌らしいものがない、などといった所見も参考に診断を行います。<br>
<br>
治療方針としては、以下のようなものがあります。
<a href="http://oisha.livedoor.biz/archives/51307303.html">続きを読む</a>]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://oisha.livedoor.biz/archives/51307293.html">
<title>筋萎縮性側索硬化症(ALS)との闘病－パク・スンイルさん</title>
<link>http://oisha.livedoor.biz/archives/51307293.html</link>
<description>首に人工呼吸器をつけているが、通した穴が緩くなるので、30分以上続けて眠れなくなった。深い眠りに入ると、首の周辺の筋肉が緩み、酸素が漏れるのだ。今年に入って2度酸素不足で緊急救命室に運ばれた。

肉体的な苦痛以上に彼をいじめるのは眼球マウスも使うことができな...</description>
<dc:creator>sharara99</dc:creator>
<dc:date>2009-06-28T08:37:24+09:00</dc:date>
<dc:subject>有名人の症例集</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[首に人工呼吸器をつけているが、通した穴が緩くなるので、30分以上続けて眠れなくなった。深い眠りに入ると、首の周辺の筋肉が緩み、酸素が漏れるのだ。今年に入って2度酸素不足で緊急救命室に運ばれた。<br>
<br>
肉体的な苦痛以上に彼をいじめるのは眼球マウスも使うことができない状況だ。人工呼吸器で声を失った後、彼は眼球マウスを「自分が生きていく理由」と表現した。しかし最近、疎通の頼みの綱を逃すと生きる意欲をうんと失ったというのだ。<br>
<br>
「療養所を設立したいと頑張ってきたが、遅々として進まないからつらいんです」母親のソン・ボクスンさん(68)がため息をついた。看護人へのお金だけでも大変な毎日だが、6700万ウォンを寄付しようという息子の提案を拒絶できないのもこのためだ。<br>
<br>
「安楽死」を言及した彼も療養所の話をする時は力を振り絞った。最後の望みは何かと問うと「本を出して収益金を療養所設立の足しにしたい」と文字盤で伝えた。パク・スンイルさんの部屋のドアを閉めると、ちょうど国内初の安楽死施行患者が人工呼吸器をはずしたニュースが流れていた。<br>
<br>
「やれやれ、しきりにこんなニュースが出るからしょうもない話をするのか…」ソンさんが急いでテレビのボリュームを下げた。<br>
<br>
延世大バスケットボール選手出身最年少コーチに抜擢されたパク・スンイルさんは、プロバスケットボール選手を経て国内最年少プロバスケットボールコーチとなった。選手としては光を見ることがなかったが、起亜(キア)自動車バスケットボール団としての短い選手生活を後にしてバスケットボール留学のため米国に向かった(2000年)。<br>
<br>
そして2002年春、31歳のとき、現代モービスのコーチに抜擢されて帰国した。彼が「人生の全盛期」とする年だが、その全盛期はとても短く終わった。その年の6月、彼はソウル大学病院神経科でルーゲーリック病(筋萎縮性側索硬化症)の宣告を受けた。<br>
<br>
11カ月後に車椅子生活となり、20カ月後、ベッドに就くと起きることができなくなった。発病後も彼は希望を失わなかった。ルーゲーリック病(筋萎縮性側索硬化症)の広報大使となって社会のあらゆる方面に支援を要請した。<br>
<br>
ルーゲーリック病の患者たちのための専門療養所を建てたいと訴えたのだ。2004年春、呼吸器官がまひし、彼は話すことができなくなった。しかし同じ年の年末、姉たちが購入した「眼球マウス」で再びインターネット広報活動を再開した。<br>
(<a href="http://news.livedoor.com/article/detail/4223138/" target="_blank">ルーゲーリック病と戦って７年、パク・スンイルさん</a>)<br>
<hr><br>
筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、上位・下位運動ニューロンが障害され、進行性の筋力低下、筋萎縮をきたす疾患です。アメリカではLou Gehrig病とも呼ばれます。<br>
<br>
具体的には、手足や喉、舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく疾患であり、筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ栄養している運動神経細胞が変性しまうために起こります(神経変性疾患)。<br>
<br>
有病率は10万人に対して1.9～6.5人です。男女比は 1.5：1 で男性に多いです。多くは50歳以上で発症します(年齢とともに増大して50～60歳代でピークを迎える)。全ALSの約5％に家族性(常染色体優性遺伝)を示すものがあります。<br>
<br>
また、グアムや紀伊半島南部に通常の約50倍の多発地域があることが知られています(西太平洋ALSとよばれる)。多発地域の土壌、水質検査でCa、Mgの低下、Mn、Alの高値が指摘されており、電解質、微量金属との関係も指摘されています。<br>
<br>
家族性筋萎縮側索硬化症(FALS)の20％に21q染色体に異常を認め、これがスーパーオキシドジスムターゼ（SOD）活性を低下させ、活性酸素過剰となり、神経障害を引き起こすという説があります。<br>
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また、ALSでは前角細胞にニューロフィラメント(NF)の貯留が認められるため、NFの蓄積が軸索機能を阻害し、運動ニューロン死をきたすという仮説もあります。他にも、神経栄養因子の異常、グルタミン酸代謝異常、自己免疫機序の関与も考えられています。<br>
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上位運動ニューロンの変性によって四肢の痙縮、深部腱反射亢進、Babinski徴候などが生じます。下位運動ニューロンの変性によって顔面、舌、咽頭、呼吸筋、四肢、体幹の筋萎縮、筋力低下、筋線維束収縮を生じることがあります。<br>
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進行性の経過をとり、数年の経過で起立・歩行困難、呼吸不全に陥ってしまいます(病勢の進展は比較的速く、人工呼吸器を用いなければ通常は2～4年で死亡)。ただ、知能障害や感覚障害はみられず、膀胱直腸機能や眼球運動は最後まで保たれれます。<br>
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通常、一側上肢または下肢筋の筋力低下、筋萎縮で発症します。四肢の筋力低下、萎縮、体幹筋の萎縮、球麻痺(球とは、延髄球のこと。口や舌などの運動を司る神経が集まっている。そのため、ここが障害されると構音障害、嚥下障害などが生じる)、呼吸筋麻痺へ進行していきます。球症状、呼吸筋麻痺の症状が初発になることもあります。強制泣き・笑いが進行例でみられます。<br>
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また、感覚症状や外眼筋麻痺、膀胱直腸障害、褥瘡は一般的には認めません。これらをALSの陰性4徴候といいます。通常、認知症ははありませんが、ALSの数％に認知症を認め、湯浅、三山型と呼ばれます。<br>
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初発症状としては、筋力低下あるいは筋萎縮が徐々に始まるものがほとんどですが、ごくまれに急に出現したと考えられる場合もあります。上肢の症状から始まるものが約50％、下肢と球筋から始まるものが残りのそれぞれ半分ずつであるといわれています。きわめてまれに、呼吸筋麻痺で初発する場合も知られています。<br>
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上肢の症状としては巧緻運動の障害が多いですが、線維束性れん縮で気付かれる場合もあります。下肢の症状としては突っぱり感や筋力低下がありますが、有痛性スパスム(いわゆるこむら返り)も少なくないです。<br>
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球筋の症状としては言語が不明瞭になった、むせやすいなどが多いです。なお、本来ないはずの感覚障害を思わせるしびれ感、冷感などが初期症状である場合も意外にありますが、運動障害が明らかになるとその頻度は少なくなります。<br>
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筋萎縮性側索硬化症に特異的な検査所見はなく、このような臨床経過や神経学的所見から総合的に診断します。針筋電図では3肢以上で神経原性変化を認めることが必要であり、運動神経伝導検査では伝導速度の遅延はなく、複合筋活動電位の振幅が低下します。脳MRIでは時に錐体路の走行に沿って異常信号が出現する場合があります。<br>
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治療としては、以下のようなものがあります。
<a href="http://oisha.livedoor.biz/archives/51307293.html">続きを読む</a>]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://oisha.livedoor.biz/archives/51300676.html">
<title>プロペシアなど男性型脱毛症(AGA)に対する治療法</title>
<link>http://oisha.livedoor.biz/archives/51300676.html</link>
<description>最近注目度が増しているのが発毛剤や育毛剤。市場規模は07年度の推計で438億円、2012年予測では480億円を見込んでいる。

2005年の発売以降じわじわと認知度を高めてきた万有製薬の「プロペシア」はその代表格。世界60か国以上で発売されている世界で唯一の「飲む育毛剤」...</description>
<dc:creator>sharara99</dc:creator>
<dc:date>2009-06-21T12:34:07+09:00</dc:date>
<dc:subject>医療注目ニュース</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[最近注目度が増しているのが発毛剤や育毛剤。市場規模は07年度の推計で438億円、2012年予測では480億円を見込んでいる。<br>
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2005年の発売以降じわじわと認知度を高めてきた万有製薬の「プロペシア」はその代表格。世界60か国以上で発売されている世界で唯一の「飲む育毛剤」であり、購入時に医師の処方箋が必要になるにもかかわらず、いまでは年間100億円以上を売り上げる。<br>
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「プロペシア」は、うす毛の主な原因であるDHT（ジヒドロテストステロン）の産生を抑えるなど、効果が医学的に立証されている数少ない育毛剤だ。1日1回の服用で、7割以上の人に改善効果がみられた。<br>
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一方、発売から10年、育毛剤としては異例のヒット商品となった大正製薬の「リアップ」シリーズからは、新商品「リアップX5」が登場した。毛髪の成長促進因子であるミノキシジルを、5倍に増やして育毛効果をさらに高めている。<br>
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「プロペシア」と「リアップ」どう違うのか。東京メモリアルクリニック平山の佐藤明男院長は「どちらが効くということではなく、当院では基本的な治療としてプロペシアを処方していますが、効き方には個人差があるので、患者さんの症状にあわせてプロペシアとリアップを併用することもあります」と話す。<br>
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いずれにしても、育毛治療は効果が出るまで時間がかかる。「効果が実感できず、やめてしまった」という男性は少なくない。治療を根気よく続けていくために、クリニック平山では実際に毛髪が増えていくようすを写真に撮って、患者自身の目で確かめてもらっている。佐藤院長は「育毛治療は効果を実感できることが大事」と説く。<br>
(<a href="http://news.livedoor.com/article/detail/4212423/" target="_blank">医学的に立証された育毛剤の使い方　「根気よく続けていく」がポイント</a>)<br>
<hr><br>
脱毛症とは、毛髪が異常に脱落する状態だけでなく、毛は抜けないが毛の質や太さ、色調などが変化し、毛がまばらに見える状態も含まれます。分類としては、先天性か後天性か、誰にでも起こるものか病的なものか、他病の一症状かどうかなどによって分けられます。代表的なものには、円形脱毛症や男性型(壮年性)脱毛症があります。<br>
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特に、男性型脱毛症で悩まれている方は多いようで、成人男性(5013万人)のうち推定薄毛人口は1342万人で、薄毛率は26.78％であり、1982年の第1回調査に比べ722万人増、薄毛率は1.72倍になっているそうです。<br>
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中でも、男性型脱毛症(androgenic alopecia；AGA)とは、いわゆる男性ホルモンが関与する脱毛症です。思春期過ぎより、遺伝的基盤をもつ男性の頭頂部から前頭部の毛が薄くなってくる状態を指します。<br>
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男性ホルモン作用により、太く長い終毛が細く短い軟毛に変化し禿げたようにみえる状態(硬毛の軟毛化)であり、初期には毛の数は変わらないが後に減少します。<br>
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原因としては、毛周期において成長期が短縮し、休止期毛の割合が増加してくることが考えられます。毛周期とは、毛髪の生え変わる様子を説明したもので、毛器官の周期的な組織変化(生えてから抜け落ち、また生えるまでなど)を指します。<br>
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具体的には、「成長期(2～6年)→退行期(2週間)→休止期(3～4カ月)→成長期…」となっています。毛髪を産生する時期を成長期といい、一定期間続くと毛母を含む毛球は萎縮して退行期に移行します。退行期の毛根部は、アポトーシスにより次第に退縮して休止期毛器官となります。<br>
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平均的な頭髪の本数を10万本とすると、1日50～80本程度の抜け毛は生理的脱毛の範囲ということになります。ですが、男性型脱毛症(AGA)になってしまうと、成長期が始まったかと思うと、すぐに退行期に突入。毛髪が太く長く成長せずに、細く短いうぶ毛のような状態(軟毛)のまま抜けてしまいます。<br>
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治療法としては、以下のようなものがあります。
<a href="http://oisha.livedoor.biz/archives/51300676.html">続きを読む</a>]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://oisha.livedoor.biz/archives/51300671.html">
<title>乳がん検診で問題なしと診断された－神田うのさん</title>
<link>http://oisha.livedoor.biz/archives/51300671.html</link>
<description>タレントの神田うの(34)が乳腺乳がん検診に行ったことを自身のブログで報告した。うのは「マンモグラフィー検査(乳房を挟んで写真を撮る検査)」と「エコー検査(ジェルを付けて超音波の検査)」をした結果、無事問題ナシで検査を終えた。
 
うのは医師からいくつか乳がんに関...</description>
<dc:creator>sharara99</dc:creator>
<dc:date>2009-06-21T12:22:56+09:00</dc:date>
<dc:subject>有名人の症例集</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[タレントの神田うの(34)が乳腺乳がん検診に行ったことを自身のブログで報告した。うのは「マンモグラフィー検査(乳房を挟んで写真を撮る検査)」と「エコー検査(ジェルを付けて超音波の検査)」をした結果、無事問題ナシで検査を終えた。<br>
 <br>
うのは医師からいくつか乳がんに関する知識を得たようで、一つは「日本人女性が生涯終えるまでに乳癌になる方の率は20人に1人」ということ。ちなみに欧米では8人に1人だという。<br>
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そして、医師によると、男性でも乳がんになるのだという。うのは「へ～男性でもなるんだ～～とちょっぴりビックリ致しました 割合はもちろんかなり少ないそうですが」と驚いている。<br>
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ちなみに、男性の乳がんは乳がん全体の1%で、乳輪周辺にしこりができるのだという。<br>
(<a href="http://news.livedoor.com/article/detail/4212330/" target="_blank">神田うの　乳癌検査し、男性も乳癌にかかると知る</a>)<br>
<hr><br>
乳癌は、乳腺組織から発生する悪性腫瘍の99％を占めます。乳癌罹患は年間約4万人で、女性が罹る癌の中でトップであり、年々増加傾向にあります。年間死亡は約１万人で、罹患のピークが40～50歳代にあります。<br>
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ちなみに、男性乳がんの発生頻度は女性乳癌100に対して1ほどの割合で、全乳癌の約1％となります。患者の平均年齢は60歳前後で女性より10歳以上高く、乳頭乳輪近傍で比較的早期なものが多いです。主訴としては腫瘤触知が最も多いですが、乳頭皮膚のひきつれや血性乳頭分泌も多いです。<br>
<br>
乳がんは、働き盛りの女性の罹患する癌の中で、罹患率・死亡率とも第1位となっております。40歳以上の女性は是非とも、乳がん検診を受けていただきたいと思われます。<br>
<br>
一般的な乳癌のスクリーニング検査としては、問診、触診、軟X線乳房撮影（マンモグラフィー）、超音波検査等が実施され、臨床的に疑いが生じると、生検が実施され組織学的診断により癌かそうで無いかが判別されます。早期がんの発見には、マンモグラフィ検診が有効です。乳癌の死亡率を下げるには、集団検診の受診率を上げることが不可欠とされています。<br>
<br>
しこりの訴えがある場合は、その部位を念頭において、まず問診を行います。乳房腫瘤に気づくきっかけ、疼痛、乳頭分泌、腫瘤増大の有無を聴取し、さらに、月経状況、出産・授乳歴、乳腺疾患の既往、乳癌の家族歴、ホルモン補充療法の有無を聴取することが重要です。乳房腫瘤をきたす3大疾患は、乳癌、乳腺症、線維腺腫であり、これらを鑑別することが重要です。<br>
<br>
問診の次は、視・触診を行います。腫瘤上の皮膚の陥凹（Delle）、浮腫、発赤、皮膚への癌の浸潤、潰瘍形成などが乳癌の所見としては有名ですが、これらは進行した癌でみられるようです。早期の乳癌や良性腫瘍、乳腺症などでは皮膚所見はほとんどみられません。<br>
<br>
また、上肢を挙上したり、手を腰に当てて胸を張ったときに、乳房の一部に陥凹（slight dimple）が現れないかどうかをみておくことも必要となります。これは、Cooper(クーパー)靭帯に乳癌が浸潤し、皮膚との距離が短縮されたために起こる現象です。<br>
<br>
乳房の触診は仰臥位で、両手を頭の後ろで手を組み、肘を張って、胸を張るようにした体位で行います。乳癌の特徴的な触診所見は、弾性がやや乏しい硬い腫瘤として触知し、表面は粗いか凸凹で、周囲の乳腺組織との境界がやや不明瞭となります。また、両側の鎖骨上窩と腋窩を触診し、リンパ節の腫脹の有無を調べることも重要です。リンパ節を触知した場合は、個数とともに、それぞれのリンパ節の大きさ、硬さ、可動性などを調べます。<br>
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具体的な検査については、以下のようなものがあります。
<a href="http://oisha.livedoor.biz/archives/51300671.html">続きを読む</a>]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://oisha.livedoor.biz/archives/51300655.html">
<title>自覚症状の出ていない髄膜腫－手術治療を考える68歳女性</title>
<link>http://oisha.livedoor.biz/archives/51300655.html</link>
<description>読売新聞の医療相談室で、以下のような相談がなされていました。
脳ドックで、髄膜腫が見つかりました。医師から「経過を見て腫瘍(しゅよう)が大きくなったら手術を」と言われました。自覚症状はありませんが、手術した方がいいのではないかと、悩んでいます。(68歳女性)
...</description>
<dc:creator>sharara99</dc:creator>
<dc:date>2009-06-21T11:37:13+09:00</dc:date>
<dc:subject>生活と医学</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[読売新聞の<a href="http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/soudan/20090621-OYT8T00299.htm" target="_blank">医療相談室</a>で、以下のような相談がなされていました。<br>
<blockquote>脳ドックで、髄膜腫が見つかりました。医師から「経過を見て腫瘍(しゅよう)が大きくなったら手術を」と言われました。自覚症状はありませんが、手術した方がいいのではないかと、悩んでいます。(68歳女性)</blockquote><br>
この相談に対して、NTT東日本関東病院 脳神経外科部長である森田 明夫先生は、以下のようにお答えになっています。<br>
<blockquote>髄膜腫は、脳の表面にできる腫瘍、いわゆるおできです。腫瘍といっても良性で、がんとは異なります。<br>
<br>
腫瘍の成長の速度もゆっくりで、周囲の組織にしみこんでいったり、転移したりすることはめったにありません。長い間、ほとんど大きくならないこともあります。<br>
<br>
自覚症状がなければ、定期的に磁気共鳴画像(MRI)検査などを受けながら様子を見ていけばいいと思います。<br>
<br>
ただ、中には腫瘍が大きくなって脳の圧迫が強くなったり、脳の表面の膜を壊して腫れたりすることがあります。そうした場合は、治療が必要になります。</blockquote><br>
脳腫瘍とは頭蓋内に発生する新生物の総称であり、原発性脳腫瘍と転移性脳腫瘍に大別されます。上記のような原発性脳腫瘍は、年間10万人当たり約10人程度発生するといわれています。男女差はなく、発症年齢は 5～15歳と40～50歳の2つのピークをもつといわれ、欧米に比較して日本では松果体の未分化胚細胞腫が多いといわれています。<br>
<br>
脳実質由来の神経膠腫、脳を包む髄膜から発生する髄膜腫、脳神経鞘から発生する神経鞘腫、脳下垂体前葉から発生する下垂体腺腫で原発性脳腫瘍の80％を占めます。そのほかに頭蓋咽頭腫、胚腫・胚細胞性腫瘍などは本邦に比較的多いです。近年では、悪性リンパ腫も増加傾向にあります。<br>
<br>
髄膜腫は、中枢神経を被う硬膜に付着して発生する、くも膜細胞由来の腫瘍です。そのため、くも膜顆粒のある所に発生しやすいです。具体的には、脳室内や、稀に頭蓋外にも発生します。髄膜腫は発生部位により頭蓋骨円蓋部、頭蓋底部、脊髄腔の各部位の名称で分類されます。<br>
<br>
中年以降の女性に多く、症状としては痙攣、徐々に出現する片麻痺や脳神経麻痺、認知症などで発症します。硬膜に付着して発育し、脳の圧排症状を呈します。テント上が9割を占め、大脳円蓋部は焦点発作や不全麻痺を起こし、傍矢状部は下肢の片麻痺を生じる可能性があります。<br>
<br>
診断では、頭部CTやMRIなどが有用です。単純CTでは境界鮮明な軽度高吸収域を示し、造影CTで比較的均一に造影されます。MRIではT1、T2ともやや延長する傾向にあり、Gd増強T1強調画像で著明に増強されます。付着部の硬膜も増強されることがあり、髄膜腫に特徴的とされます。<br>
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治療としては、以下のようなものがあります。
<a href="http://oisha.livedoor.biz/archives/51300655.html">続きを読む</a>]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://oisha.livedoor.biz/archives/51300649.html">
<title>痛みやかゆみなどの症状－ヘルペスによる感染症</title>
<link>http://oisha.livedoor.biz/archives/51300649.html</link>
<description>読売新聞の医療相談室で、以下のような相談がなされていました。
2年ほど前に「性器ヘルペス」と診断され、時々、痛みやかゆみがあり、つらいです。原因や予防法を教えてください。(44歳女性)
この相談に対して、帝京大溝口病院 産婦人科客員教授である川名 尚先生は、以下...</description>
<dc:creator>sharara99</dc:creator>
<dc:date>2009-06-21T11:18:36+09:00</dc:date>
<dc:subject>生活と医学</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[読売新聞の<a href="http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/soudan/20090621-OYT8T00296.htm" target="_blank">医療相談室</a>で、以下のような相談がなされていました。<br>
<blockquote>2年ほど前に「性器ヘルペス」と診断され、時々、痛みやかゆみがあり、つらいです。原因や予防法を教えてください。(44歳女性)</blockquote><br>
この相談に対して、帝京大溝口病院 産婦人科客員教授である川名 尚先生は、以下のようにお答えになっています。<br>
<blockquote>性器ヘルペスは、「単純ヘルペスウイルス」というウイルスに感染して発症する性感染症です。主に性交渉で感染し、性器や尻に小さい水ほうやおできができたり皮膚がただれたりするほか、痛みやかゆみも伴います。<br>
<br>
感染したウイルスは、脊髄(せきずい)のそばにある「神経節」に潜伏します。残念ながらウイルスは体内に残り、消えません。発熱で体力が低下したり心身のストレスがあったりした時に、ウイルスが皮膚や粘膜に現れ、増殖し、再発します。<br>
<br>
患者は、女性の方が多く男性の２倍です。月経や妊娠をきっかけに再発することも多いようです。再発予防は難しいですが、まずは、疲労を避け心身の健康を保つことが大切です。</blockquote><br>
陰部(性器)ヘルペスとは、単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)、2型(HSV-2)が陰部に感染して生じる感染症であり、多くは2型によります。<br>
<br>
HSV-1は主として口腔粘膜に感染し、初感染の場合は歯肉口内炎や髄膜脳炎を、再活性化の場合は潜伏感染していた神経節の支配領域の皮膚にヘルペスを生じます(口唇ヘルペスなど)。HSV-2は主として性行為により感染し、再活性化により性器ヘルペスを起こします。<br>
<br>
ただ、HSV-1、HSV-2の感染部位については、交差性があり絶対的なものではありません。すなわちHSV-1でも性器ヘルペスを起こしうるし、HSV-2でも口唇ヘルペスを起こしえます。HSV-1、HSV-2ともに不顕性感染が多いです。<br>
<br>
感染機会後3～7日くらいでHSV-1、HSV-2のどちらも原因となりますが、頻度としてはHSV-2のほうが多いです。性器や尿道に潰瘍を形成し、局所の疼痛、排尿痛、腟分泌液や尿道分泌液の増加が認められます。<br>
<br>
初感染の場合には発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛などの全身症状を伴います。ウイルスは仙髄神経節に潜伏感染し、しばしば再発しますが、再発の頻度はHSV-1よりもHSV-2のほうが高いです。<br>
<br>
初めての感染と再発とがあり、初感染のほうが症状は激しいです。感染を起こすと、外陰部は全体に発赤し、直径数ミリメートルの潰瘍が小陰唇から大陰唇、会陰部にかけて多発し、激しい疼痛を示します。<br>
<br>
潰瘍は両側性が多いが片側性のこともあります。痛みのため排尿困難を呈することもあり、その場合は入院治療を要することもあります。また、鼠径部のリンパ節が腫脹し、痛みを訴える場合が多いです。<br>
<br>
多くの場合は抗生物質を含む軟膏を塗っておくだけで水疱が2、3日で破れ、自然に乾いて痂皮となり、7～10日で自然に治癒します。治癒後もウイルスは皮膚に潜在していることが多く、疲労、精神的ストレス、寒冷などのきっかけで再発を繰り返すことがあります。<br>
<br>
治療としては、以下のようなものがあります。
<a href="http://oisha.livedoor.biz/archives/51300649.html">続きを読む</a>]]>
</content:encoded>
</item>

</rdf:RDF>
