ネットで健診を受けられる「e-ヘルスバンク」というサービスが人気となっているのだとか。ネットに接続できる環境があれば自宅や会社など場所を選ばず手軽に健康状態がチェックできるため、現代人に最適のサービスなのかもしれない。

「e-ヘルスバンク」は「座骨が痛みますか。」や「手足の筋肉が痛みますか。」など、男性212問、女性232問の問診項目に回答するだけで、消化器、循環器、呼吸器など9系統33項目についての診断結果がすぐに出されるというもの。この診断結果は、ちゃんとした検診・検査による結果と比べて89.3%という高い診断確率を誇っているのだ。

利用方法は、運営する日本ヘルスバンクや代理店でプリペイドカードの「e-ヘルスバンク・カード」を購入し、発行されたIDとパスワードを入力するだけ。パソコンだけでなく、携帯電話や地上波デジタル放送テレビのポータルサービス「アクトビラ(acTVila)」でも健診が受けられるのだ。プリペイドカードの料金は1050円で、この1枚で年4回まで受診することができるのだ。

結果が悪ければ精密検査を受けるなど、とりあえずの健康チェックに最適な健診。現在、代理店がある32都道府県で受診可能。受け取った人が「e-ヘルスバンク」での健診が受けられる「健康名刺」や「健康年賀状」なども発売されているので、気になる人は日本ヘルスバンクの公式サイトをチェックなのだ。
(ネット健診の「e-ヘルスバンク」が人気、1050円で年4回受診可能)


詳細な問診で、スクリーニング検査を行う、という仕組みのようです。
下手をすると、お医者さんが忙しく問診するよりも、検出率は高いかも知れませんね。

年4回、1,050円で調べられるのなら、お得のような気もします。「健康には気をつけたいけど、時間がなくて…」という人や「メンドクサイ」という私のような人間にはありがたい存在です。

こうしたネットや、検体キットの郵送で健康診断できるシステムは結構まえからありまして、特にSTD(性感染症)のような場合は「恥ずかしいけど…心配」といって泌尿器科などに行くのが躊躇われるときにも有用です。

今後は、単に尿やほんの数滴の血液で検査できるような時代になり、健康診断も簡単に自宅で行える時代になるのでしょうか。

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