セカンドオピニオンとは、患者さんが現在、受診している医療機関から提供されている医療行為(診断・治療)に疑問を感じ、納得のために別の第2の医療機関を受診して求める意見のことを言います。

昨今、以前までの「主治医の意見が絶対」といった風潮から、患者さん中心の医療にシフトしつつあります。そのため、医師をはじめとする医療側の都合で施す医療ではなく、ひとりひとりの患者の希望を最大限に取り入れて行う医療が求められています。

このためには、治療を始めるにあたり、検査を行うにも医師から患者さんへ十分な説明をし、同意を取ることが必須となります(これを説明と同意、「インフォームド・コンセント」といいます)。

その中で、患者さんが説明に納得できなかったり、疑問を感じた場合は、別の医師の意見(セカンドオピニオン)を求めることも可能です。

このようなセカンドオピニオンを求める上で、患者さん自身も自身の疾患について調べ、なおかつ他の医療機関について調べることが必要です。その手助けをしてくれるサイトに、以下のようなものがあります。

疾患について


まずは、しっかりとご自身の疾患について学びましょう。
医療従事者側との単なるすれ違いや、ご自身の誤解などで不信感を抱かれ、それだけでセカンドオピニオンを受けても「そちらの病院で治療継続してください」と言われてしまうだけとなってしまいます。

そのため、ご自身でもしっかりと疾患に関することを理解し、「こうした検査/治療法もあるようですが…」と主治医・担当医と相談できるようにすることも重要です。

メルクマニュアル(日本エム・エス・ディ)
メルクマニュアルは、米メルク社(Merck & Co., Inc.)が非営利事業として提供しているもので、世界で最も信頼されている医学書の一つです。膨大な医学情報をコンパクトに要領良く掲載し、現在までスタンダードな医学書として世界中の医療従事者を中心に活用されています。

gooヘルスケア
 yahoo!ヘルスケア
「家庭の医学」という書籍になどをお読みになった方はおわかりかと思いますが、そうした疾患に関する一般的な知識が掲載されています。「yahoo!ヘルスケア」には、医学専門用語集なども掲載されており、ご不明な点などに関しては、非常に有用なページかと思われます。

医療情報サービス Minds(マインズ)
日本医療機能評価機構が、厚生労働科学研究費補助金を受けて運営する医療情報サービスです。各疾患のガイドラインが非常に分かりやすく丁寧にまとめてあります。診断過程もしっかりと書かれています。

今、行っている検査/治療法が妥当なものなのかどうか、こちらで調べることも重要かと思われます。

なるほど病気ガイド[アステラス製薬]
疾患数は少ないですが、分かりやすく説明されています。また、アステラス健康電話相談室といったものもあり(予約制)、専門医が相談にのるといったコーナーも設けられています。

よくわかる循環器病
国立循環器病センターが運営しているサイト。循環器(心臓・血管)に関する疾患について、非常によくまとまっており、生活上で気をつけるべきこと、治療法なども丁寧に解説され、掲載されています。

治療薬について


服用されているお薬も、その作用機序や副作用などについて調べておきましょう。

治療薬のサイト集
一般的な説明から、添付文書まで掲載されているページをまとめてあります。

病院選びについて


最も大事と思われる病院選びについて、以下のようにまとめました。地理的な問題や病院の実績、症例数などを加味して、しっかりと病院を選ばれることが重要かと思われます。続きを読む