故パク・ヨンハの父、パク・スンインさん(62)が死亡した。

胃がんで闘病中だったパクさんは22日午後、他界した。息子のパク・ヨンハさんが6月30日に自ら命を絶ち、その4カ月後に伝えられた他界の知らせは周りを悲しみに包んでいる。

歌謡曲制作者1世代のパクさんは1970〜80年代、アルバム制作をし、歌手ソン・チャンシクのマネージャーとしても有名だった。ユン・ヒョンジュ、ヤン・ヒウンらともアルバム制作をした彼はパク・ヨンハさんの所属事務所であるYONAエンターテイメント代表を務めていた。
(故パク・ヨンハさんの父、胃がん闘病の末に死去)

パク・ヨンハさんの訃報を聞いた際にも、お父上の看病に思い詰めていた、と報じられていましたが、遺されたお父上も亡くなられたそうです。

医療者として、ご家族への説明や相談を受ける役割をしていますが、患者さんご本人だけでなく、そのご家族へのケアも、医療がどう介入すべきなのか、といったことを最近考えることが多いです。

何が正しい答え、になるのかは分かりませんが、少なくとも、忙しさにかまけて話を聞く、といった最低限のことを怠ってはいけないな、と自戒の意味を込めてこのニュースを取り上げました。

胃癌とは


胃癌は、広義では「胃粘膜上皮から発生した癌腫」(狭義の胃癌)と、「上皮以外の組織から発生したがん」(胃平滑筋肉腫・GIST・胃悪性リンパ腫など)の両方を含みますが、一般的には前者の「粘膜上皮から発生したもの」を指します。

胃癌の発生部位は胃粘膜上皮の細胞分裂をする場所、すなわち腺頸部の増殖帯細胞から発生すると考えられています(組織型でいえば、胃癌はほとんどが腺癌)。

胃癌がどのような背景粘膜のもとに発生するかを切除胃標本や臨床的な経過観察例からみると、萎縮性胃炎を呈する胃粘膜、特に分化型腺癌は腸上皮化生を伴う胃粘膜に高頻度に発生しているといわれています。


かつて、日本では男女とも胃癌が第1位でしたが、死者数は年々減少しています。2003年の日本における死者数は49,535人(男32,142人、女17,393人)で、男性では肺癌に次いで第2位、女性では大腸癌に次いで第2位となっています。

このように胃癌の近年増加率の低下がみられています。これは、食生活の欧米化などによる環境の変化、検診などにより根治可能な胃癌が多数発見されるようになったこと、治療技術の進歩などの要因によると考えられます。ですが、日本における胃癌の死亡率は依然世界の第1位にあります。若年者胃癌もあり、「若いから大丈夫」といった考えは危険です。

胃癌の原因としては、ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori:Hp)が胃炎やその進展、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の発生・再発に強く関係していることが指摘されており、世界保健機構(WHO)の国際癌研究機関(International Agency for Research on Cancer;IRCA)において、疫学的研究よりヘリコバクター・ピロリが胃癌の発生にも原因の一つとして働いていると考えられ、明らかに発癌性をもつものとして分類(Group1)されています。

胃癌の治療とは


胃癌の治療としては、以下のようなものがあります。続きを読む