タレントのユンソナ(33)が、乳癌の検査を受けたことを自身のブログで報告した。その結果、右の胸から「何かあやしいものが見つかって今日また病院に行って再検査をしました」とのこと。

検査は「見つかったもの」が良性か悪性かを調べるものだったのだが、約1cmの豆のような塊があり、それを取る軽い手術を受けたという。現在の状況は「ちょっと痛いんだけど痛み止めの薬を飲んたら少し良くなりました」とのことだ。

結果が分かるのは今週。医師は「99%両性」と説明したようだ。この日のブログのエントリーには胸を包帯で巻いたユンソナの写真が掲載されている。
(ユンソナ 右の胸から約1cmの豆のようなもの摘出)

乳房の腫瘍


良性の乳房に発生する腫瘤としては、以下のようなものがあります。
1)嚢胞
液体で満たされた小さな袋で、35〜50歳の女性に特に月経前によくみられる。
2)線維腺腫
10代後半から20代前半の女性に最もよくみられる硬いしこり。害はなく、乳房の中で容易に移動する。
3)脂肪壊死
壊れた脂肪組織がしこりを形成するもの。乳房の傷害によって生じることがあり、乳房の大きい女性によくみられる。
4)硬化性腺症
乳腺小葉に余分な組織が増殖するもので、痛みを伴う。癌との鑑別には生検を実施する必要がある。


特に、代表的なものとして線維腺腫と乳腺症(上記の硬化性腺症とは、乳腺の腺管が小葉単位に増生を来すもので、乳腺症の部分像を指します)があります。

悪性の乳癌を含めれば、乳房腫瘤をきたす3大疾患は、乳癌、乳腺症、線維腺腫であるといえます。3大疾患の好発年齢は、線維腺腫は20〜40歳代、乳腺症は30〜50歳代、乳癌は乳腺症よりさらに5〜10歳高いといった違いがあります。

さらに、頻度は低いですが、鑑別が必要な疾患としては、乳管内乳頭腫(血性乳頭分泌を伴う)、葉状腫瘍(急速増大する)、腺腫(乳癌との鑑別は難しい)、副乳、脂肪壊死、異物肉芽腫(シリコン注入など)などがあげられます。

線維腺腫とは、20〜30代の若い女性に多い良性腫瘍です。特徴としては、悪性腫瘍と比べて境界がはっきりしていて、硬くて丸くよく動いたり、女性ホルモンの作用を受けて、乳房の細胞が増殖し、月経前など胸が張った感じがすることがあるといった点が挙げられます。

触診すると、「小さなオハジキがある感じ」がするといわれています。エコーで調べて大きくなっている場合では、手術的によって摘出することもあります。

一方、乳腺症は、以下のようなものがあります。続きを読む