12日、女優の奥山佳恵(35)が39度の高熱にかかったが、検査の結果、肺炎の疑いがあったことを自身のブログで明かしている。19日、すっかり完治した奥山は一週間も発熱を繰り返したこともあり、念のため病院で検査をしてみた。

すると、検査終了から数時間後、医師から至急来院するよう電話があり、行ってみると「とある数値」に異常が見られたのだ。この数値は基準値が「0.2」で、「2〜4」は「要注意の様子見」で、「5以上」は「大きな病院での再検査を勧める」だという。

そして、奥山はなんと仰天の「17」だった。その結果を聞いた奥山は夜間の緊急外来へ行き、検査をした結果肺炎だったことが明らかになったのだ。だが、「いまはほんっとに元気だよ!」と奥山は宣言。さらに、医師も回復傾向に向かっているように見える、と伝えており、どうやらもう大丈夫のようだ。
(39度の高熱続いていた奥山佳恵 肺炎だった)

肺炎とは


肺炎とは、肺胞や肺間質に生ずる炎症のことです。原因は種々の微生物や化学物質、物理的、免疫学的要因など、さまざまなものがあります。一般的には肺の急性感染症として理解されています(ウィルスや細菌などが原因となっています)。

罹患場所によって市中肺炎(普通の生活のなかで発症した肺炎)や院内肺炎(病院で治療中の患者、他の疾患を持つ患者に発症した肺炎)と分けたり、他にも感染した細菌やウィルスなどで分類したりします。起炎微生物の種類としては肺炎球菌とレジオネラの2菌種が重症肺炎の原因菌となり、注意する必要があります。

奥山さんのケースでは、市中肺炎であると考えられます。肺炎で最も頻度の多い原因は、肺炎球菌です。特に、ウイルス感染や喫煙で気道の線毛運動によるクリアランス機構(細菌を排除する機能)が障害されると、細気管支や肺胞腔内に吸入されて、肺炎が起こってしまいます。

肺炎の診断は、呼吸器に炎症が存在する症状・所見があり、X線写真で陰影を認めること、そして原因菌をグラム染色で認めるか培養で分離すること、またはその他の方法で原因菌を確定することが重要です。

症状としては一般的に、喀痰や咳嗽、発熱、胸痛、息切れなどが重要です。一般細菌性肺炎(膿性痰を伴う湿性咳嗽が多い)と非定型肺炎(痰を伴わない乾いた咳が多い)では臨床像や検査所見などが異なり、治療方針も違ってくるため、両者を判別することは臨床的に重要です。

ただ、高齢者の場合、こうした症状があまり前面に出てこなく、食欲不振や自発性の低下のみが前面に立つ場合も多いので注意が必要です。

肺炎を疑ったら、まず胸部X線を撮影し、陰影が認められれば肺炎として、重症度の判定や病原微生物の検索へと進んでいきます。胸部X線で陰影の有無が判明しないときには、胸部CTが役立つ場合があります。また、胸水の存在や空洞形成なども診断には有用な所見です。

血液検査では、白血球数やCRP、赤沈、ムコ蛋白などの急性相反応の上昇がみられます。これは、炎症が起こっていることを示します。また、細菌性肺炎では白血球増加が特徴であり、マイコプラズマやクラミジア、ウイルスなどによる非定型肺炎では白血球は一般に増加しません。

非定型肺炎では、ASTやALTなどの酵素の上昇がしばしばみられます。マイコプラズマ肺炎では、寒冷凝集素の上昇も特徴的です。

原因となった微生物は、痰を検体としてGram染色などを行います。他にも、血液培養や血清学的診断法として、抗体価の上昇などをみて同定していきます。

上記の「0.3mg/dL以下が基準値で、17という高値を示していた」というのは、CRPの値ではないでしょうか。CRPというのは、以下のようなものです。続きを読む