お笑いトリオ「我が家」の杉山裕之(32)が来年1月に、のどにできたポリープの除去手術を受けることになった。関係者によると、のどに異常を訴えたのは秋ごろ。のどが痛み、せきが止まらなかったため、診察を受けたところ、ポリープが見つかった。

現在、発声はできる状態。ツッコミを担当しているため声を張ることも多いが、フジテレビ「爆笑レッドシアター」などのレギュラーをこなし、「M―1グランプリ2009」で5年連続の準決勝進出を果たした。

来年1月中旬に都内の病院に入院予定。手術後1カ月程度は声が出せないため、復帰は2月以降になる見通し。その間の仕事は現在調整中。たばこは1日2箱の愛煙家だったが、禁煙にも取り組んでいるという。

我が家は23日、都内でライブDVD「我が家単独ライブ「HOME PARTY2009」」の発売記念イベントを行う。杉山は病状について説明するとみられる。
(「我が家」杉山裕之がポリープ除去手術へ)

声帯ポリープとは


声帯(喉頭)ポリープは、声帯膜様部(発声に関与する、声帯の前2/3の部分)中央の声帯縁に好発するイボ状の腫瘤です。多くは一対の声帯の片方に生じ、形は半球状や球状、円錐状などです。表面は平滑(デコボコしていなく、スムーズ)となっている、といった特徴があります。

周囲の粘膜に比べると、多少異なった色調を呈します。色調は赤色〜淡赤色、あるいは白色を呈します。

赤いものは、まず粘膜固有層の血管が破れて粘膜内に出血し、血管内に血栓が生じ、次に反応性に結合組織の増生、血管からの滲出、さらに出血…のくり返しが加わり、腫瘤が形成されたものと考えられます。白いものは、発生機序は不明ですが、内容物は血漿様の液体と線維と考えられています。

声帯ポリープは、職業的に声をよく使う人に多くなっています。声の酷使による声帯の機械的刺激過多に炎症や喫煙が加わり、声帯粘膜の血液循環障害が生じ、血腫や浮腫形成からポリープ病変に発展すると考えられています。

特に、低いピッチでの過緊張性発声(必要以上にのどに力を込めて発声する状態)が原因となることが多いようです。過緊張性発声によってポリープを生じ、ポリープがあって声を出しにくいので、さらに過緊張性発声をしてしまう…という悪循環があるため、ポリープがなかなか治らない、ということになってしまうようです。

症状としては、嗄声(声の音質の異常で、嗄れた声になってしまう)が主だったものです。声を出すとき、左右の声帯が発声時内転して真ん中で近づき、下方からの呼気流によって振動します。つまり、この声帯が震えることと後きちんと閉鎖した上で震えることできれいな声が出ます。

ここにポリープ、つまり声帯の突出物があると声帯がきれいに閉じず、嗄声という『声の嗄れ』が起こるというわけです。

声帯ポリープの診断


検査としては、間接喉頭鏡や喉頭ファイバースコープなどが行われ、こうしたものを用いて容易に診断できます。

声帯嚢胞や早期喉頭癌との鑑別が重要ですが、この鑑別には、喉頭ストロボスコープ検査が有効であるといわれています。声帯ポリープでは、声帯の粘膜波動は障害されません(ポリープ以外の所は、きちんと振るえる)が、嚢胞部や癌病変部では振動しないことが多いようです。

ただ、ポリープに見える病変でも実際には病理組織検査で癌と判明することがまれにあるので、病理検査を行う必要がある場合もあります。

声帯ポリープの治療


声帯ポリープの治療としては、以下のようなものがあります。続きを読む